
久々の奥田作品。最後に読んだのは何だったかな?ナオミとカナコだったかな?
あれは面白かったけど、奥田英朗のピークはやっぱり伊良部先生シリーズのあのときだったかと。
今回は北海道の元炭鉱町、おそらく夕張、赤平、芦別とかが混在している
架空の町「苫沢町」を舞台にした人間ドラマという感じね。
財政破たんした町。人口減少、高齢化など北海道のみならず全国の地方都市が抱える
同じような問題を取り上げながらも暗い感じにならず、温かい雰囲気なのはいいんだけど…
これは北海道に住む私たちが見るからそう思うのか、北海道の方言がべたべたすぎて
なんかめちゃくちゃ辛い。そこがどうしても気になってしまう。
じいさんばあさんでも、そこまで言わないでしょ…と思うような過剰反応文体。
それがあるだけで2割引きくらいになってしまう、というか本の世界へ深く潜ることを
妨げられてしまうのよね、これがまた。
気にならない人は気にならないかもしれないけど、なんか北海道を小馬鹿にされてる感じがして
なんとなくいやだったりして。
まあこれは奥田英朗のせいではないんだろうけど…
いや、奥田英朗のせいか。書いてる彼なんだから…
このくらいの分量と内容なら1日2日で読める程度にも関わらずことのほか時間かかっちゃって…
ちょっと違うもの読みたくなったわさ。
ほっこりするドラマ、そうね、それこそ重松清の作品が好きな人ならいいかも。
あれは面白かったけど、奥田英朗のピークはやっぱり伊良部先生シリーズのあのときだったかと。
今回は北海道の元炭鉱町、おそらく夕張、赤平、芦別とかが混在している
架空の町「苫沢町」を舞台にした人間ドラマという感じね。
財政破たんした町。人口減少、高齢化など北海道のみならず全国の地方都市が抱える
同じような問題を取り上げながらも暗い感じにならず、温かい雰囲気なのはいいんだけど…
これは北海道に住む私たちが見るからそう思うのか、北海道の方言がべたべたすぎて
なんかめちゃくちゃ辛い。そこがどうしても気になってしまう。
じいさんばあさんでも、そこまで言わないでしょ…と思うような過剰反応文体。
それがあるだけで2割引きくらいになってしまう、というか本の世界へ深く潜ることを
妨げられてしまうのよね、これがまた。
気にならない人は気にならないかもしれないけど、なんか北海道を小馬鹿にされてる感じがして
なんとなくいやだったりして。
まあこれは奥田英朗のせいではないんだろうけど…
いや、奥田英朗のせいか。書いてる彼なんだから…
このくらいの分量と内容なら1日2日で読める程度にも関わらずことのほか時間かかっちゃって…
ちょっと違うもの読みたくなったわさ。
ほっこりするドラマ、そうね、それこそ重松清の作品が好きな人ならいいかも。
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