さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

もうすぐ1か月

2018-10-02 18:47:13 | Weblog
胆振の地震からもうすぐ1か月になる。
なんかあっという間だったな、と思う。

地震があったとき、すぐにテレビで状況を確認している最中に停電。
あのときは北海道がブラックアウトに見舞われていると思いもせず、
一時的な停電で、朝目が覚めたらもう回復していると思って寝たものの、
起きて電気がつかないことに軽くショック。

職場の長から「今日は自宅待機」とLINEで指示が入り、携帯の電源も100%だったので
ネットで情報を探し、エナリが技術の時間に作ったラジオで情報を取り、
ああ、大変なことになってるんだな、とじわじわ重大さに気づく。

幸い我が家は地震当日に停電から回復したし、マンションだけれど水道も普通に使えたので
正直被害は最小限で、家にいる限りは日常とあまり変わりない感じだった。
水もコメもあったけど、地震の日に仕事が終わったらおかず材料系を買いに行く予定だったので
冷蔵庫はかなり空っぽに近い状況で、さて、食べ物どうする?ってなったときに
どこもスーパーは長蛇の列で入店制限、買い物も個数制限があり、近所のコンビニも棚から
物がすべてなくなっているのを見て驚愕。
そもそもスーパーまで行くのにも信号はついてなくて命がけだったりして。

なんていうのか…

家の中は地震の直接的な被害が本当に軽く済んだにもかかわらず、
家の外の世界が大きく混乱し、まさにカオスだったわけで
そのギャップの大きさに困惑した数日だった。

地震の日の夜、なんとか冷凍していた肉や根菜でおかずを作り、お米も無事に炊けて
ひとまず子どもたちにご飯を食べさせることができたとホッとして窓の外を見ると、
道路を挟んで向かいのマンションは真っ暗でまだ停電中だということを知る。

そして街灯も全くなくて真っ暗な中を「非日常感」で高揚していると思われる若者が
奇声を挙げたり笑いながら歩く姿が見えてなんとなく恐い感じがしたり。

被害が小さかったから「ああ、よかった」で終わらず、むしろ「こういうときはどうするべきだったか」
ということを身動きが取れないなかでじっくり考える時間になった。

遅れて開催になったオータムフェストも、たぶん人は例年よりも入っていないんだろうけど
落ち着いてからサボさんと会場に行って、賑わってるのを見て「よかったね」なんて話をし、
例年と同じように7丁目でワインを飲んで、ここ2、3週間のことを振り返ったわさ。

まだ家が傾いてるところもあるし、余震の不安も続いているし、ヨーグルトも品薄のものもあったりするし
完全に生活が元通りにはなっていないわけだけれど、
一日一日を丁寧に堅実に生きて行こうと思ったわ。

R-1もようやく二人分買っても大丈夫なったことだし、まずは受験生2匹を無事に送り出さなくては。

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