美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

梅仕事

2016年06月20日 | 日記
和歌山から10キロの梅が昨日届いた。今日は昼前から梅の一粒一粒へたの黒い所を爪楊枝で取る。樽に水を張り梅を4時間ほど浸す。午後梅の塩漬けをする。塩分は8%と18%といろいろあるが、あまり減塩にすると失敗することもある。私は今年は12%の塩で漬けた。これから水が上がるまで毎日点検しなければならない。毎年同じころに梅を漬ける。亡くなった父は自家製の梅干しを好んだ。塩と梅干さえあれば、災害の時にも役に立つとも言った。以前は100キロ漬けて売ったこともあるが、今では10キロから30キロぐらいにしている。遠くに住む次男が喜ぶのでわけてやる。そして私が梅漬けに拘るのは梅酢がほしいからだ。新ショウガを梅酢で漬けたいのだ 。売られている生姜は美味しくない。ちらしずし、お好み焼きに手つくりの梅酢生姜は欠かせない。手間暇かかるが梅干し作りは、私にとって梅雨の時期の大切な死後である。

6月中に蕗も摘まなければならない。私は鎌と籠を背負い蕗摘みに行った。田んぼの畔に置いてあったので、鹿にも食べられていない。きゃら蕗にするか塩漬けで保存するか思案中です。