美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

鹿と狸と紋次郎

2017年02月21日 | 日記
今年は1月中旬から予想外の大雪となり、人間だけでなく山の動物たちも右往左往している。痩せ細ったがりがり狸が残飯を求めてはしりまわっている。ビニールごみの袋をあさり朝起きたらごみが散乱していた。老犬紋次郎が追いかけて加工場にも入ることがある。私は昼間でもカギをかかえるようにbなった。私や紋次郎を怖がることもなく走り回っている。若い頃は紋次郎は頸動脈を噛み簡単に殺したが20歳の紋次郎にそんな力もなくなり、追いかけまわしただ吠えているだけだ。この狸春まで生きていることができるだろうか?
雄鹿は毎晩出てきて壁に絡まっている蔦の葉をむしり取っていろる。障子とガラス窓の向こうに鹿がいるので、私は熟睡できない。窓を開け大声をあげても、動こうともせずこちらをじっと眺めている。この鹿もう人間慣れしているようだ。我が家のかっての鹿獲り紋次郎も、もうこんな雄鹿と格闘できなくなった。

彼は昼寝をしたり、のんびりと過ごしている。本当にあと何年生きてくれるだろうか?