美山たそがれメール

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真夜中のお客さん

2019年01月03日 | 日記
11時過ぎ寝ようと隣の部屋に行った。布団に入りうとうと
した時、変な物音が聞こえてきた。二階の天井のネズミかなと
思ったが、それにしては音がうるさい。私の頭の横でしているような
気がした。ひょっとして外に鹿が来ているのかもしれないと感じた。
トン。トンと聞こえたり何か引っ張るような音もする。
私は布団から飛び起きカーデイガンを羽織、障子の戸を開けてガラス戸も
開けた。びっくりした。鹿が5頭ぐらいいた。雄鹿、雌鹿、子鹿がたむろしていたのだ。
私が大きな声をあげてもあまり動じない。10分ほど睨めっこしてやっと彼らは坂道を
下っていった。それから2時間後再び鹿はやってきた。今回は大きな雄鹿1頭だった。

翌朝私が表に出ると壁に絡んでいたつたは鹿の首までの高さまで食べつくされていた。
ちぎった蔓だけが残されていた。山の青葉が雪の中に入りたべられなくなったのだろう。
もう今夜は来ないだろう。食べる葉はないから。次に荒らすのは畑だ。大雪だと鹿も
動けなくなるがちょうどよい雪の量かもしれない。