美山たそがれメール

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石楠花咲いたけれど

2019年04月26日 | 日記
庭の日本石楠花が咲いた。亡くなった舅が山から抜いてきた石楠花だ。
例年ならこんもりと紅色の花が咲いて、春爛漫と思うのに今年の
石楠花の花はほんとうにみすぼらしい。
春先に鹿が花芽と歯を食べてしまったのだ。こんなことは初めてだ。
石楠花は葉も堅く食べても美味しくないはずなのに、自分の首が
届くところまで食べつくしているのだ。私が気がついたのは雪解けの
頃だった。下葉が何もなくなっいたのだ。一瞬夫が刈り取ったのではと
思った。あまりにもみすぼらしい姿に唖然とした。ところが頂上に蕾が
残っていたようで3本の幹の先で花が咲いたのだ。色は紅色で石楠花に
変わりがない。
もう一か所我が家の庭の西洋シャクナゲは鹿が食べてなくて、花芽もそれなりについている
開花時期は5月下旬頃だろう。この苗は苗木屋さんから購入した。
私が初めてアメリカに旅した時、プリンストン市でホームステイした家に咲いていた。
どこの家の庭にも植えられていた。西洋シャクナゲは色んな色がある。
帰って来てからいつか家の庭に植えようと思っていた。一度雪で枝が
折れたが、今では大きな石楠花になった。

花の移ろいと共に季節は巡る。