栗が落ちるのは今が旬である。朝起きてまず栗の木の下に行く。
いがが割れて実だけになっていると、拾うのが早いがいがを開けて取り出すのには
時間がかかる。家の周囲に5本の栗の木があり晩生の3本が落ちてくる。
半時間ずつかけて栗の木の下を探す。1キロ近く拾えた。ただ大栗がまだ
落ちてない。今月中旬にはすべて落ちるだろう。
10時過ぎから畑に行って鷹の爪を刈ってきた。葉を落とし紅い鷹の爪と吾亦紅
を合わせて花束にした。美山の秋を感じてもらえたらと思っている。
今年は鷹の爪の成長は良くない。赤い実が少ししかついてなくて、まだ青い物もある。
鷹の爪を束にして売り始めてからもう10年以上になる。最初は売れるわけがないと
考えていたが、道の駅の売店に出したところ飛ぶように売れた。多くの人達も
作るようになった。あの紅さが惹きつけるのかもしれない。