8時前に栗の木の下に行った、いつもとちがう状況になっていた。
青い栗のいがが、あちこちに散乱して実を食べたようなあとを見つけた。
この栗の木は晩生で大栗で今からが収穫の時期に入る。枝も折られていた。
多分サルの群れが来て栗の木に登りいがを上から投げたのだろう。
下で待機している猿がいがをこじ開けたに違いない。今までこの木に
来たことがないのに不思議な気がした。山に木の実が少ないか簡単に手に入れるこつを
覚えたのか、猿は私たち以上に賢い動物であるから、対処が難しい。
夫にこの話をすると「ああ、道路歩いていたぜ」と一言。
まだ畑には入っていないのでしようがないかと思いつつ、少し憂鬱になる。
紋次郎がいて下のおじさんが銃を持っていた時は来なかった。
彼らは村の事情を何らかの方法で察知しているのかもしれない。私はドローンで
撃退できないかと考えているが、夫たちは協力してくれない。夫は米つくりには
熱心で柵をや網を張るが稲刈りが済むと知らん顔になる。