美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

きまぐれ松茸

2017年10月12日 | 日記
雨の中私は朝から松茸山に登った。3本置いていたのであることはあったが、ここ数日の高温と水分不足で大きくなっていなかった。もうこれで今年はおしまいかなと思っていたが、土が盛り上がっているのが目についた。ひょっとして松茸かもしれないと、土を持ち上げると横になって寝ていた。いい松茸だった。今日から雨が降り寒くなってきた。松茸が出る条件がそろってきた。次回は月曜日ぐらいに登ろうか?

松茸は気まぐれで思ったように出てこない。私が小さい頃はたくさん出ていた。松枯れもあるかもしれない。我が家の松茸山は知人から買いとった。舅が買うときに前の持ち主がめぼしい松の木は伐採して売られたらしい。90歳のおばあさんたちに聞くとこの山もかってはすごく出たそうだ。舅は山に木を植えるのが好きで松を伐採した後に杉を植林した。そのことも松茸が出なくなった一因かもしれない。舅も姑も松茸に興味がなく山に登ったことはなかった。そこで私が登るようになったのだ。私は見つけて取るのが大好きであまり食べない。でも楽しい。気まぐれ松茸とわたしの付き合いがまだしばらく続く。

栗拾い疲れかなあ

2017年10月11日 | 日記
1ケ月近く続く栗拾いで疲れて来た。朝起きるとすぐに小さいバケツを持って栗の木の下に行く。合計5本の木を回るのだが早生、中生、晩生とあるようで今は最後の晩生の木3本のところに行く.葉が茶色くなってきて落ちてくるともう栗は木にはない。熟したら勝手に地面に向かってに落ちてくるのだ。りんごが落ちるニュートンの引力の法則かもしれない。もう「木の下に空のいがが一杯になってきた。これらを燃やした方がいい。

10キロ余り拾った栗の処理が問題だ。焼き栗機を買って焼き栗を作ろうかと思い機械の値段を見てびっくり。50万円以上した。今年は生の栗を袋に詰めて安くして道の駅で販売することにした。山の物はたくさん取れると困ることがある。松茸はたくさんとれれば、みんなが喜んで食べてくれる。明日の午前中に松茸山に登る。ここ1週間で松茸も栗も終わるだろう。私の秋は一気に過ぎていく。

あけぼのそうが畔に咲いていました。この花も群生してたかと思うと消えてしまうこともあります。

桃栗3年ってほんとうなの?

2017年10月10日 | 日記
今年我が家の栗の木に大異変が起きた。昨年まで拾ったことない栗の木が大豊作に変身したのだ。私は1週間毎朝通い続けている。よく考えてみれば、この栗の木は10年前に友人からもらった栗の木である。多分10年ぐらい経っているのかもしれない。別の地区でも栗が落ちるまで5年はかかると言っていた。ここはその地域より寒い所なので時間がかかったのかもしれない。桃栗3年柿8年ってことわざは通用しないのかもしれない。

近所の人や友人たちにあげるのだが減らない。何とかしなければならないと思いネットで焼き栗機を探したが50万円近くする。これだけ投資して採算がとれるか疑問でもある。
午後にももう一度栗の木の下に行った。拾ったあと栗の木の下で寝ころんだ。木の間から大きな青空が広がっていた。今が一番いい時期でもある。暑くもなく寒くもなく頬を撫ぜる風が優しい。時折栗が落ちてくる。多分今週で終わりになるだろう。感謝して栗のいがを燃やし周囲を綺麗にしてお礼肥えでもあげようか?

数年前に山で取ってきた大文字草が畔で咲きだした。山野草はいつのまにか消えていく。

松茸ランチ

2017年10月09日 | 日記
京都から従姉妹と友人がやってきた。松茸ご飯と今回は鯛と豆腐と松茸だけの水炊きにした。豆腐と三つ葉は従妹が買ってきてくれた。鯛のあらと昆布でだしを取り、鍋の中に鯛の切れ目、豆腐,松茸をいれてひと煮立ちする。ポン酢で食べる。あっつさりして上品な味がした。最後に私用に冷凍うどんもほおりこんだ。美味しかった。松茸と言えばすき焼きと決めつけるが水炊きもいける。白身の魚が合う。それに季節のてんぷらも出した。私が作ったサツマイモ裏庭で取れた茗荷、友人からもらった舞茸、家で獲れた椎茸、どれも取りたてで新線なので美味しく揚った。従姉妹たちは1時過ぎに来て5時前に帰っていった。夫は手つくりの新米も持たせた。栗、松茸ご飯、プリンも持って帰ってもらった。

わが家の栗が今が最盛期で朝晩たくさん落ちています。私は2回栗の木の下に行きます。栗は飛び跳ねるので思いもかけない所まで飛んでいます。多分今週で終わりになると思います。私はあまり食べませんが、拾うのが好きです。

92歳の母の寿司、赤飯

2017年10月08日 | 日記
今日は知井地区の八幡様のお祭りだ。八幡神社は茅葺きの里北地区にある。私が生まれた地区でもある。夫も役を引き受けているので9時過ぎに行った。私は松茸山に走った。老犬紋次郎は今日も山に登って来なかった。雨上がりなので尾根筋を歩いたのでいつもの倍以上の時間がかかった。置いていた松茸のほかにも出ていた。降りると紋次郎の姿が見えない。車で走って行くとよたよたと紋次郎が歩いていた。家に帰ると爆睡した。

夫が昼過ぎに帰って来た。実家の母から鯖寿司、巻きずし、赤飯が届いた。今朝電話がかかり「取りにくるように。もうおばあちゃん最後の寿司になるかもしれんわ。来年はよう作らんから」と言ったが、去年も同じことを言っていた。やはり、鯖寿司も巻きずしも味が落ちていた。赤飯は柔らかった。「もう作らん方がいいのに」と私が言うと夫は「しようがないやろ。92歳のおばあさんがつくっているのやさかい。気のすむまでさしてあげたらいいやろ」と優しいことを言ってくれた。私の方が母にきつい言い方をしているのかもしれない。

ぽろたんかもしれない。

2017年10月07日 | 日記
1本の栗の木に栗の実がいっぱいなっている。大粒で形もよい。今まであまりならなかったので切ろうかとも思っていた木である。栗の皮を剥ぐのはいつも大変だ。タルトを作革めているので栗タルトをしようかと思った。栗の渋皮煮を作る事にした。大粒の栗は簡単に川が剥げた。「あっ、これぽろたんかもしれない」と思った。10年以上前、まだぽろたんが有名でなかった時、知人が5本買い私に2本くれた。1本は木の幹に虫が入り枯れた。その片割れがこの木なのかもしれない。1キロ剥ぐのに1時間もかからなかった。あとはうまく炊けるかどうかわからない。あくが強いので何回も湯でこぼしが必要みたい。そんなわけで朝から1回夕方に一回と私は栗の木の下を這いずり回って2キロ近く拾った。1キロは渋皮煮用、残りは9日に来る京都の従妹たちにあげよう。

家の周囲を歩いていると秋の野草が目につく。りんどう、秋のきりんそうが主役だと私は思う。2種類の花は色が鮮やかである。秋のきりんそうの黄色は本当の黄色である。竜胆の紫は少しうすいこ紫である。

寒い雨に

2017年10月06日 | 日記
天気予報より早くから雨になった。京都の中学生は10時過ぎに帰って行った。
頭が痛いと言っていた男の子は元気になって、朝食はすべてたいらげた。
よかったと思った。

雨は一日中降り続き、気温もぐっと下がってきた。雨の中栗を拾いに行くと落ちていた。
ここは大栗だ。この大きさなら栗ごはんに使える。今までためていた中栗、子栗は下の店に持って行った。40分かけて湯がいた。みんな喜んで持って帰った。
夜は寒くなってきたので、実だくさんの味噌汁を焚いた。いまこの味噌汁が流行っている。
この一碗だけで栄養分をとろうということである。サツマイモ、ジャガイモ、人参、タマネギ、、舞茸、キャベツなど残り物野菜を入れた。煮干しでだしをとり煮た。根菜類は堅いので少し時間がかかる。最後にネギをたくさんきざみ入れた。本当に一碗だけでおなかが一杯になった。インスタント味噌汁も便利だがひと手間かける味噌汁もたまにはいいと思う。

京都からの中学生来る

2017年10月05日 | 日記
毎年この時期に京都市の中学生がやってくる。農家経験が目的で農家に民泊することのいなっている。私の所は農家民宿なので泊まるらしい。2時過ぎに彼らはやってきた。3名の男の子たちだ。まず挨拶をしてこれからの予定の打ち合わせをした。農業体験は鷹の爪の刈り取り、それから整枝をした。3人で1時間ほどやって終了。その後は自由行動。夕食の準備を手伝ってもらった。天ぷらも作らせた。野菜だけの天ぷらが今の子供たちの野菜嫌いを実感した。ナス、とうがらしなど食べない。鍋のきのこも嫌いな子供もいた。一人が頭が痛いというので早めに休ませた。9時過ぎに母屋に行くと頭の痛いと言っていた男の子がごはんを食べていた。ほっとした。よそさんの子供を預かるのは難しい。私も一安心して帰ってきた。明日の10時過ぎまで家にいる。

長男が急に帰ってきたので、松茸と栗など持って帰らせる。夜長男の嫁からお礼の電話が来た。松茸はすごいと思う。

山登りは疲れます。

2017年10月04日 | 日記
昨夜からの強風で栗の実が一斉に落ちだした。昨日もたくさん落ちていたので、朝の6時半から拾いに行った。思っていたように落ちていた。昨年までは数えるほどしか落ちなかったのに驚いている。あまり元気がなかったので枯れるのではと思っていたのに今年は枝先まで栗がなっている。それに実も大きい。半時間ほど拾った。近くの大木の栗の木もなっていてぽつぽ
つ落ちていた。この木は10月初旬に落ちる木で、我が家の栗の木では一番晩生である。

洗濯をすませ、紋次郎を乗せて山に行った。養蜂家のH さんが親子で巣箱を撤収に来ていられた。例年より2週間遅い。今年は栃の花蜜が少なかったのだが百花蜜は」たくさん獲れたそうだ。次男が跡継ぎされるようで、今日から一緒についてきていた。来年の5月20日ごろに来られる。よもや話をしばらくして別れた。私は山に登った.老犬紋次郎は今日もついて来ない。尾根筋を歩くと距離があるので、今回は垂直に登ることにした。木の枝をしっかりつかみ足を運ぶ。滑ったら下まで転げてしまう。歳を採ったと実感する。なんとか松の木の下にたどり着いたが、しんどかった。松茸は数本出ていた。年年松の木が枯れていくが、私の時代までは出るような予感がする。降りる時はそんなに疲れません。以前は林道わきにりんどうやせんぶりがさいていたのですが、今はほとんどみかけなくなりました。山野草は一気に消えてしまうこともあります。それだけ自然環境に敏感なのかもしれません。

今夜は中秋の名月です。数年ぶりに月を見ることができました。

雨のち風

2017年10月03日 | 日記
朝まで雨が降り続いた。昼前に小ぶりになり強風が吹き荒れた。昨日のお客さんは10期前に帰られた。日本での暮らしに早くなじまれることを期待する。40年のドイツ暮らし、これからの日本暮らしが素晴らしい日であってほしい。午後は小浜の移動販売車の日で下に降りる。

郵便局の車が坂道を上がったので追いかける。宅配便が届くところだった。玄関を開けると紋次郎が炬燵で寝ていてびっくりされたようだ。「犬ちゃん、良く寝ていましたよ」と」言われた。届いた荷物は山梨からで生のプルーンだった。すぐに開けて一粒口にほおばった。生のプルーンは京都ではあまり売っていない。次男の嫁が昨年ぶどうと一緒に送ってくれて病みつきになったのだ。二パック来たので大切に食べよう。そして栗の木の下に行くと強風と雨でたくさん落ちていた。私は拾うのが好きであまり食べない。友人が来たので栗とプルーンをあげた。秋は忙しいのだ。夫は明日拾えばいいというが、落ちた時に拾うのがいちばんいいのだ。

舞茸三昧

2017年10月02日 | 日記
今日は一日中雨。家の近くの柴栗が一斉に落ちてきた。あまりにも小さいので食べにくい。山梨の孫にどんぐりと一緒に送ってやろう。4歳の孫はカブトムシ、今はとんぼに興味を持っているようだ。電話で「おばあちゃん、とんぼ捕まえたよ」という。

午後ブログつながりのお客さんが二人来られた。ドイツ在住40年で、今後は日本での暮らしになるらしい。お土産にドイツのリースにングワインをもらった。このワインは少し甘目で飲みやすい。ニュージーランドでもリースにングは作られる。私はそこで試飲したこがある。

夜はすき焼にした。昨日友人からもらった山どり舞茸を入れた。そしててんぷらにも使った。こりこりして美味しいと好評だった。夫は舞茸は鶏肉の水炊きだと主張するので水炊きもした。今は工場栽培の茸が安く手に入るが季節感はまるでなく年中安い値段で買える。しかし山どりの舞茸や松茸はこの時期にしか手に入らない。今年は8月下旬の雨が影響したのかよく出ると思う。残りの舞茸は冷凍にして茸ご飯に使うつもりだ。



山からの贈り物

2017年10月01日 | 日記
朝松茸ご飯を炊いて道の駅」ふらっとに出した。松茸は高価な物で「そんなところに出すなんて」という人も多いが、私は旬の物を出来るだけ使いたいと思っている。松茸がでると本当に秋が来たと感じるから。売れるかどうかは分からないが、そんなことは気にしていない。近所の人や友人にも配った。私は食べていないが。

午後畑仕事をする。草がぼうぼうの畑で草を刈った。隣家のおばちゃんがさつまいもを掘っていたので、私も掘った。たった6本の苗しか植えていないのに大きなサツマイモが20個取れた。アスパラ畑でうえただけなのに、どうしてこんなに大きくなったのだろう?不思議だ。それから茗荷も摘んだ。花が咲きだしているのですぐに摘めた。秋は忙しい。

夕方広河原の友人から電話があり舞茸をもらいに夫が行ってくれた。たくさんくれた。とりあえず、明日のお客さんにたべてもらおう。水炊きにいれたり、てんぷらにするつもりだ。昨日は松茸、あけび、今日は舞茸茗荷、畑ではサツマイモ、栗は今が旬で毎日拾っている。

70歳の年に本を出版しようと考えている。題名は「限界集落からのラストメール」にしようか?思案中です。