英国最大のヒースロー空港は、航空機需要が減少する可能性が
あるとの見通しを示した。景気の悪化や新型コロナウイルスの
再拡大、ウクライナ情勢の激化を理由に挙げている模様。
ヒースロー空港は、コロナ禍以降で3年連続で赤字を計上。
相当に苦戦を強いられている模様。そこで、お勉強です。
話題になっているのは、株主のフェロビアル(スペイン)の
マドリードに本拠を置く会社が保有株を売却したことです。
持ち株は、全体の25%をサウジアラビアとフランスに売却。
なので、現在の保有率は整理すると次の様になるらしいです。
(ネットから検索で手計算によると)
①サウジアラビア政府系基金PIF=10%
②フランスの投資会社アーディアン(Ardian)=15%
③カタール投資庁(QIA)=20%
④カナダのケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)=12.6%
⑤シンガポール政府系投資会社GIC=11.2%
⑥オーストラリア(ART)=11.2%
⑦中国政府系ファンドの中国投資(CIC)=10%
⑧英大学退職年金基金(USS)=10%
株主は多国に渡り運命がどうなるのか?相当に神経質です。
他国の話と割り切って考えるだけでは収まらない。
日本も今後の展開がどうなるのか?大いに注目が必要か?