今日のわたくしゴト

今日書いておきたいこと。

また、テンプレート、変えてみました。

dry & bitterなMIMI と wet & sweetなMIMI

2006年10月18日 00時23分34秒 | ins Theater
映画版のミミ、ロザリオ・ドーソンの演じるミミは
「16(歳)?」と聞かれて、「19」と答え、本当に19かなという感じですが、

CD版、オリジナルキャストのミミは
「19」と言い張るものの、本当は「16?」と思う
あどけなさの残る歌い方が魅力のダフネさん。

オランダ版のミュージカルハイライトCDを聞いたとき、
「RENT」の曲が入っていて、タイトルでは分からず、
聞いてみたら「without you」でした。
で、このオランダ版ミミの歌い方が、
オフ・ブロードウェイ・オリジナルキャストのダフネ・ミミとそっくり。

舌足らずで、かわいらしくて、
19と言ってるけど、本当は16歳か?な
ミミ像を作り上げたオリジナルキャストの功績は素晴らしい。

その影響力絶大なオリジナルキャストに比べると、
かなりドライな仕上がりの
ロザリオ・ドーソン。
dry & bitter で可愛い。

二人のミミの違いがはっきりしているのが、
「Without you」

オリジナル・ミミは「ウィザウチュー」と
最初の「you」を「チュー」と繋げて発音していますが、
ロジャーは連結せずに「ウィザウト」「ユー」と個別に発音しています。
ロザリオ・ミミは、
ロジャーと歩調をあわせてくっつけずに発音しています。

「ウィザウト」「ユー」と分離して個別に発音すると
「あなた」の「YOU」が非常に引き立つ印象です。

オリジナル・ミミはCDで聞くと
連結して発音しているところと、
分離しているところがあります。

冒頭は連結、
文中は連結せずかなあ。