さとちゃんのダイアリー

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Dr.コトー診療所 第3話

2003-07-20 10:34:00 | テレビ番組
今週も「命」の重さについて考えさせられる内容でしたね。ウルウル(;_;)シーンも盛りだくさん。それを、一気にこの日記で再現したいと思います。

(妊婦の坂野ゆかりが妊娠中毒症で倒れたシーン。)
五島(コトー)> これでしばらくは痙攣は治まると思います。
坂野孝> だから早く診てもらえって言ったのに・・・。
和田> 先生!
星野彩佳> 内さん!
和田> 来るってきかないもんだから!
(助産婦)内(婆)> おい、どうした?
五島(コトー)> 全身に痙攣を起こして倒れたそうです。
内> こりゃ~・・・。
五島(コトー)> 子癇発作と考えていいですか?
内> このままだとな、母体がもたないかもな・・・。

→ コトー先生、何とかしてあげて、と祈るような気持ちで観ていた。

(早産の対応のできる設備がない診療所で、坂野ゆかりの症状がだんだん悪化するシーン。)
坂野孝の父> 手術をしたほうがいいとおっしゃいますか?
五島(コトー)> 今のままでは、ゆかりさんの体のほうが危険なんです。問い合わせた専門医も皆、同じ意見でした。
坂野孝の父> 今取り出したら、赤ん坊はどうなるんですか? わしら、どれだけ孫の顔見るの楽しみにしとったか! いや、わしだけじゃない。コイツだって同じじゃ。4年も子どもができんで、やっと授かった子どもなんですよ、先生!
五島(コトー)> それはもちろん分かっています。しかし、
坂野孝> そんなこと!! おれは、おれは、(たまらず出て行く。)
坂野孝の母> 先生、子どもはまたいつか授かることもあるかもしれません。だけど、お嫁さんは一人しかいないんです。ゆかりさんは大事な私らの嫁です。本土のサラリーマンの娘さんで、島でなんか暮らしたこともなくて、親御さんの反対を押し切って、こんな田舎に嫁いでくれた優しい子です。今日だって私のことを心配して、私が風邪なんかひかなきゃこんなことには・・・。先生、ゆかりさんに、もしものことがあったら、本土の親御さんに申し訳が立ちません。先生、お願い。ゆかりさんだけでも助けてやって。すぐにでも手術してやって。お願いします。お願いします。

→ お父さんの気持ちも、お母さんの気持ちも分かるセリフですよね。

(内が、坂野孝を説得するシーン。)
内> 私がなあ、もう少しよ~早く気がつけば・・・。私はこの島で60年、赤ん坊を取り上げてきた。赤ん坊はな、無事に産まれるのが当然と思うかもしれんが、悲しいことがたくさんあったよ。思い出すとな、涙が出るようなこともいっぱいあった。人にはなあ、天から与えられた寿命がある。この歳してまだ生きてるババアもいればよ、産まれる前に命を消す子もいる。運命にはさからえん。悲しいよ。赤ん坊は諦めろ。なあ、孝。なあ。

→ 随分、説得力のある言葉。涙ながらに聴いていた。でも、コトー先生なら、何とかしてくれるはずだ!

(原さんがコトーに怒りをぶちまけるシーン。)
原> あんた、この間、俺に言ったよな。目の前で消えかけている命を黙って見過ごすわけにはいかない。そんなことするぐらいなら、医者を辞めるって。あれは、口からでまかせか? それとも、産まれてくる前の命は命じゃないと思っているのか?
五島(コトー)> そんなこと思っていません。僕だって、僕だって、助けられるものなら助けたい!!
原> でなきゃ、何で助けない! 助けようとしない!

→ コトー先生、つらかったろうな。設備さえ調っていれば助けられる命なんだから。

(コトー先生が賭けに出るシーン。)
坂野ゆかり> 殺さないで。
星野彩佳> 先生、ゆかりさんが。ゆかりさん、何?
坂野ゆかり> 殺さないで。赤ちゃん、殺さないで。この子、二度と生まれてこない。殺さないで。自分の赤ちゃん・・・。
五島(コトー)> 手術はいったん中止します。母子共に助かる方法を考えましょう。受け入れ先の病院を探します。和田さん、星野さん(彩佳の父)にヘリ搬送の要請を!

→ 「ドラマの世界だから」と言われてしまえばそれまでだが、うちはこういう人好きだなあ。人情味が溢れているっていうか・・・。

(坂野夫婦の会話とヘリが間に合うシーン。)
坂野ゆかり> 声がしたの。可愛い声。女の子のすごく小さな・・・。赤ちゃんはきっと女の・・・。
坂野孝> ゆかり!!
五島(コトー)> 和田さん、どうしてヘリが飛ばないんです!
西山茉莉子> 先生、自衛隊のヘリがすぐに来るから、公民館の裏にすぐに待機して!
子どもたち> 来たー!!
高村> 自衛隊病院の高村です。〇〇総合病院には先ほど連絡をとりました。母子共に救う方針で受け入れ態勢が整っているとのことです。病院まで私が責任を持って付き添います。
五島(コトー)> よろしくお願いします。
坂野孝> 先生、行ってきます。

→ これですよ、これ。命のバトン。人間、最後まで諦めてはいけないのだ。

(坂野孝からの電話のシーン。)
坂野孝> 先生、俺です。坂野です。産まれました。たった1100グラムの小さな赤ん坊ですけど、ちゃんと生きてます。女の子です。ゆかりも、おかげさまで元気です。母子共に助かりました。
五島(コトー)> そうですか、本当に良かったです。
坂野孝> 先生、俺は今まで、お医者さんってもんは、何と言うか、よかぶってる人ばかりだと思ってました。だから、つまり、お高くとまってるっていうか、偉ぶってるっていうか・・・。あ、いや、だけど、先生があちこちの病院に電話して、必死になって頭下げてくれるのを見て、俺、世の中にはこういうお医者さんもいるんだなってことに・・・。そのことに・・・。本当にありがとうございました。

→ うちは、世の中にこんな先生がいることを知っている。うち、小さい頃に腎炎にかかって、死にそうになったことがあんねん。でも、こうしてちゃんと生きている。コトー先生みたいな先生に診てもらったおかげだ。もちろん、父上様、母上様にも感謝している。一生懸命、看病してくれたんだもん。だから、この日記帳を読んでくださった人には、是非ともこの番組を観てもらいたいんだな。


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