小鳥のこども

小鳥の子供がうずくまっていました

夕方７時ごろ、メル・ゴルママがゴルの散歩から帰ってきたようすです。なにか

あわてている様子で「パパちょっと来て、小鳥の子供が」と叫んでいました。

良く聞くと、鳥の子供が飛べないで、地面にうずくまっているということでした。

 

急いで、家を出て行くと、近所の家のところに黒いものがじっとうずくまっていました。

ツバメの子でした。　巣から落ちたか、巣立ちに失敗したかです。

そばにいたお向かいの主人が「練り餌を食べさせて、牛乳を飲ませれば、大丈夫」

と教えてくれました。鳥の子供を家に連れ帰り、鳥かごに入れました。

 

急いで近所のスーパーで、練り餌と牛乳を買い求め、家で実践してみました。

餌を口元に持っていくと、大きく口を開けます。

 

 

ずいぶん食べました。おなかが減っていたかも。　食後スポイトで牛乳も飲みました。

・・・・・　網戸の向こうから黒猫キーが狙っています・・・・・　　あぶない、あぶない。

 

うちの猫たちに狙われないように、サンルームの天井から吊るしました。

 

翌朝も、練り餌と牛乳を十分飲んだ後元気がいいので、籠の外に出してみました。

力強い羽ばたきをしていました。

 

 

２階の私の部屋で飛ばしてみようということになりました。まだ、くちばしの

口元が黄色い子供でした。

 

網戸にして、指から飛ばしてみました。

 

２メートルくらい飛んで少しホバーリングして網戸に止まりました。ホバーリング

出来れば外でも飛べるかも。　２階のベランダに出してみました。　そのとたん

飛び上がり、隣の家の屋根の向こうに飛んで行き、見えなくなりました。

 

ここのところ、我が家はツバメに縁があります。　今回は一匹の子ツバメのために、

餌を買いに行ったり、　どこかにしまった鳥かごを捜したり、　　もし死んでしまったら

どうしようと心配したり。　あわてふためいた老夫婦の一日半でした。

 
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