【1972】
矢沢のエ―ちゃんとジョニー大倉、
内海勝利とユー岡崎の四人で結成
されたバンドです。
構成はBeatlesそのもので、
見た目は
マッシュルームカットとトラッドスーツ
になる前のハンブルク時代の
革ジャンとリーゼントを模した形です。
要するにこれがロックンロールバンドとして
ものすごく大バズりする。
のですが、
こちらの方々です。
百聞は一聴にしかず。
という事でまずわ演奏してみましょう。
①グレートオールドロックンロール
②ルイジンナ
③ヘイタクシー
※基本的に演奏でなりたっていて、
楽器の本数も3本しかありません。
時代背景としては、
一位がピンからトリオの女の道。
ガチの演歌です。
二位は瀬戸の花嫁
という事ですが、いわゆる瀬戸内海の
離島の事をさしていて、
離島に住んでいた方が結婚を機に
引っ越していくと。
これが陸続きなら簡単に戻れるけど、
海だから、
やはり寂しさは増すよね。
っていう感覚だと思います。
1972年のコミュニケーションツールと
しての電話の一般家庭普及率ですが、
30%ですので、ガチのアナログ時代。
という事になりますね。
まあしかし、いずれも女性の事を歌った
曲ですし、色恋の話なので、人口増大
の空気感を感じる曲になります。
どこに向かっていくのか?
これを考えるときにな便利なのは比較です。
キャロルのいくすえはやりたい事を突き付けていく。
という事でフロントマンを中心とした解散、
矢沢永吉は膨大なフォロワーたちとともに、
さらに進歩を進めていくのですが、
比較として、
その演奏スキルの行く先として、
商業ベースに別れていくバンドも
あります。
それがダウンタウンヴギウギバンドです。
1975
④港のヨーコヨコハマヨコスカ
バンドアイコンの宇崎竜童は
山口百恵の指名を受け職業クリエイターとして
進化していきました。
またこの時代もリベラルムーブメントが活発であり、
⑤いちご白書をもう一度
がヒットしています。
学生運動の象徴であった東大安田講堂事件から
6年が経過し、学生運動の高揚がまだ社会の記憶
に残っていた時代であり、ばんばは本曲について
「社会を変えるつもりで闘争に加わった学生達が
生活のために会社の歯車となり、
彼らは皆何らかの敗北感を持っていた。
この歌は挫折感を抱えた同世代へのレクイエムと
語っている。
これはベトナム戦争の事も大きいと思います。
1975年は68年から始まったベトナム戦争で
なんと北ベトナムが南ベトナムの首都サイゴンを
陥落させた年なんですね。
73年に米軍の撤退が開始して、
75年に陥落、76年のベトナム社会主義共和国
が誕生していますね。
まあウクライナ戦争が泥沼化して、
仮に欧州支援が停止し、ロシアが占領した。
という事になれば。
と考えると、まあ社会情勢としては激しい。
ですね。
1979年
■銀河鉄道999
ゴダイゴといえば、
モンキーマジック、ガンダーラ、
ビューティフルネームといった
商業音楽の神みたいな存在ですね。
この年はクリエイターがロックローラーの
重しを振り払うかの如く、
ヒットチャートに名を連ねています。
まず一位がいとしのエリー、
二位がいい日旅立ちで、
三位がそれを作詞作曲した谷村新司さんが
所属するアリスですよと。
まさにクリエイターの真骨頂という感じですね。
面白いのが経済成長率が6.3%だそうです。
ここだけ見るとコロナ禍から回復した2023で1.3%
なので人口増大期ではありましたね。
ただ、その前の72年の範囲だと平均で
9%、高い年は14%だったので、
まさに異次元だと思います。
ただこれは比較するものでは無い。
経済成長率は1960年代からずっと下がり
続けていますが、
単純に言えばそれは経済が成熟していて、
上がりもしなけれゃ
下がりもしない訳なので。
ようするにあぶく銭が多いか少ないか
でしょうね。
1981年
■横浜銀蝿
かっとびロックンロール
ツッパリhigh schoolロックンロール
あとは74年に結成された
ラモーンズの存在ですね。
これは本当に影響が強いと思う。
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