風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

1173)房総ワンデイハイク 旭市(6景目 刑部橋から)

2011年12月19日 | 千葉彷徨
 プロ野球で日本一となった福岡ソフトバンクホークスですが、主力選手が次々と大リーグや他球団へ移籍しています。代わっての新戦力もありますが、戦力が大きく変わってしまうのは否めません。また20年前のように1勝の喜びは倍増する一方、トータルの成績では落胆する日々となるのでしょうか?


 房総ワンデイハイク、旭駅の続きです。海宝寺を詣でてから再び県道28号線を北上します。海宝寺から先はカーブが少なく、北北西にまっすぐ伸びる道になります。

 約30分歩くと「橋際」バス停が立っていました。何てことのないバス停ですが、ダイナミックな筆使いについカメラのシャッターを切りました。


(橋際バス停 -旭市新町 2011/10/23-)

 橋際バス停を過ぎると、県道28号線は2つ続けて川を渡ります。最初の橋は七間川を渡る元禄橋で、次いで渡るのが新川を渡る刑部(ぎょうぶ)橋です。

 前回の海宝寺をご覧いただいた際に「椿の海」の干拓について申しましたが、新川はこの干拓時に「椿の海」の排水のために掘削された川で、七間川はその支流です。両岸はコンクリや鉄板で垂直に覆われており、川というよりは大き目の用水路です。

 この新川を地図で辿ると、兼田貯水池に至りますが、更にトンネル等で北上し最終的には利根川につながり、大利根用水路の一部となっています。谷川岳の雪解け水の一部がここを流れていることになり、不思議というか妙と言うか、そんな思いを抱きます。

 橋の名の「刑部」ですが、これは椿の海の干拓を許可された幕府大工頭の辻内刑部左衛門(つじうちぎょうぶざえもん)から来ているのでしょう。


(刑部橋上からの新川上流方面 -旭市新町 2011/10/23-)

 では、新川にそって下流方面へ歩いていきます。




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