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3195)房総ワンデイハイク 私的成田街道(10景目 石造群~神明社)

2020年01月24日 | 千葉彷徨
 大相撲初場所は横綱不在の中で盛り上がっているようですが、今場所十両に陥落した錦木関が昨日勝ち越しとなりました。初場所初日の岩手日報紙のコラムで活躍を祈念していましたから、今朝の同紙はきっと盛り上がっていることでしょう。十両上位や幕内下位の星次第では1場所での再入幕もあり得そうですから、残り3番への関心が私の中でも高くなりそうです。



 私的成田街道の続きです。前回御覧いただいた石造群の中へ足を入れます。あちこちあるけば石造物を目にする機会は多いですが、これだけたくさんの石造物を一度に見る機会はそうそうないのではないかと思います。


(成田街道を見下ろす石造群 -八千代市大和田新田 2019/11/17-)

 石造群の右側は「羽黒山神社・湯殿山神社・出羽神社」の出羽三山の供養塔でした。供養塔は出羽三山への参拝の無事を祈念して、あるいは無事の帰郷した後に建てたそうです。これだけ多くの方が出羽まで出向いたのですね。

 こういう信仰は江戸時代までという印象を抱いていたのですが、一番手前の供養塔には「平成二十一年」と刻まれており、現代にも続いているのだと知りました。



 一方石造群の左側は「二十六夜塔」と刻まれた石造物でした。特定の月齢の夜に講中(こうじゅう=定期的に神仏にお参りに行くために作った団体の人々)が集まり月を拝み悪霊を追い払う月待行事の供養の記念として建てられるのが月待塔です。

 以前他所で二十三夜塔を見た記憶はありますが、二十六夜塔は初めてかもしれません。こちらも昭和40年と刻まれた塔がありましたから、江戸時代の風習とは片づけられません。



 これら石造物群の先には神明社が建っていました。祭神は神明大神で、遡れば伊勢神宮内宮にたどり着くそうです。半月前にお伊勢まで出向きましたが参拝する機会を逸したので、その分も合わせて手を合わせました。



 ところで拝殿の後方にはマンションが建っています。拝殿に手を合わせてはいるのですが、何となくマンションを拝んでいるような気分になってしまいます。



 秋の日は釣瓶落とし、歩みを進めます。

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