3124)黄昏歩き 上野～船橋（8-3景目 八坂神社から船橋駅へ）

　今週の経済紙にプロ野球再編時の動きを振り返る連載が載っています。経済紙らしくテック族（ネット産業起業家）の参入という目線での内容ですが、再編騒動からもう15年前なのですね。あの騒動でプロ野球というものが変わったような気がしています。



　黄昏歩きの最終回です。西向地蔵を後に本町通りを進むと、細い道の先に八坂神社がありました。その通りは船橋駅への道となっているようですが、飲み屋が軒を連ねる中でちょっと異世界です。


（八坂神社と飲み屋街　－船橋市本町 2019/09/05－）

　八坂神社の境内は狭く、縁起などは目に留まりませんでしたが、きっと京都の八坂神社の流れなのでしょう。拝殿前には駒狐が出迎えてくれましたが、ここまで詣でて来た駒狐と違うポーズでした。


（今回最後の参拝となった八坂神社拝殿　－同上－）

　八坂神社から本町通りを進むと通りの両側に商店が増えてきました。上層階ではまだお仕事中でしょうか。

　街灯にはフナをモデルにしたようなキャラクターの幟が下がっています。名前はダポちゃんで、本町商店街の「ダイヤモンドポイント会」に因むそうです。

　八坂神社から数分で本町１丁目交差点に至り、ここで左折すると船橋駅へ向かう道となります。


（本町通り商店街と、本町１丁目交差点　－船橋市本町－）

　交差点を左折すると一気に通りが明るくなりました。全国展開のチェーン店ばかりですが、カラフルなアンドンが輝き、呼び込みや店外向けのＢＧＭが賑やかになり、通りが華やかになってきました。


（船橋駅へ続く賑やかな道　－同上－）

　本町１丁目交差点から数分、通りを横切って京成船橋駅が現われます。京成船橋駅を含む区間が高架化されたことにより、船橋駅周辺は大きく変化しました。住宅街を縫うように走っていた区間をよくぞ高架化したものだと思います。今の様子からは地上を走っていた時代は想像できませんね（地平時代の船橋駅はコチラ）。


（夜の京成船橋駅　－同上－）

　京成船橋駅を過ぎれば目的地のＪＲ船橋駅前です。西船橋から船橋駅前まで約3.5キロ、上野駅前からは通算約25キロ、実際に帰宅難民となったら休憩せずに歩き通して６時間ぐらいかかるでしょうか。


（ゴール？の船橋駅　－同上－）

　分割歩きながらちょっとした達成感を抱きながら、船橋駅にカメラを向けました。長旅？にお付き合い、ありがとうございました。



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