これも実話です。
カミさんはいわゆる清純派と言われる女子が嫌いです。世の中清純派の女の子なんていないというのがカミさんの揺るぎない持論です。清純派に見える子はみな男を騙している嘘つきとの事です。(言われなくてもまあ分かっていることですが)
ナウシカについては、現実にいたら学校では天然の変わり者として敬遠されて、陰では虫って呼ばれると思うって言ってました。実際ナウシカのモデルになったのが古典「堤中納言物語」に登場する「虫愛づる姫君」とのこと。この姫君も変わり者として書かれていますが。また、ナウシカの清らか過ぎるところがかえって気味が悪いそうです。そういう訳かどうかわかりませんが、カミさんは(少女がメインキャラクターである)ジブリ作品のなかでは「となりのトトロ」しか認めていなく、トトロ以外は駄作とのことです。心にある程度は悪がないと人間的に未完成との考えのようです。これは手塚治虫さんの「アトムは完全なロボットではない。なぜなら悪の心を持たないからだ」と言ったことに通じていると思います。(少女がメインキャラクターの)ジブリ作品では少女が困難を乗り越えて成長することを作品テーマとしていると思いますが、カミさんから見たらそれもまだまだ虚構以外の何ものでもないようです。
カミさんの話はいつも楽しいです。
どんな事をいうんだろうってワクワクしながら話を聞いています。