今日(日曜日)は「キングダム」を1~12巻読んでいました。
闘いの緊迫感の連続で、読んだら止まらなくなりました。
アメトークで「キングダム芸人」を見て、いつかは読んでみたいと思っていましたが、全巻貸してくれる人がいたのでそれを読んでいました。読んだら止まらなくなるってアメトークで言っていましたが、それは本当でした。
読む前は勝手に「ベルセルク」みたいなものだろうと決めつけていて、主人公の信はガッツみたいな人だろうと思っていました。でも、読んでいくうちにそんな比較はどうでもよくなってきました。陣形の取り方など戦の進め方のディテールに凝っていて囲碁が好きな自分には、そこが溜まらなかったです。囲碁の敵に挟み撃ちになるとやられることの意味がキングダムでの戦い方をみてすごくよくわかりました。
その他、キャラでは仲間の仇を討とうとしているキョウカイがハンターハンターのクラピカっぽいと感じました。クラピカの特質系の能力を生かした戦い方は体力を激しく消耗させるが、キョウカイの戦い方も同様ですよね。
昼はカミさんと娘が実家にカミさんのいったので、一人で中華料理屋に行きました。エビチリとラーメンセットで680円は安いですね。
明日から仕事、1日4時間睡眠のペース。水曜くらいで呼吸が尽きてくると思います。(笑)
キングダムを読んだあとに是非とも観て頂きたいのが「麗姫と始皇帝 ~月下の誓い」です。嬴政(えいせいと)、架空の人物麗姫と、史記にも登場し始皇帝暗殺を企てた荊軻(けいか)との三角関係を軸に壮大な歴史ドラマが繰り広げられます。
キングダムでお馴染みの李牧(嬴政の策略に嵌ります)や李斯や趙高(悪役)や蒙武(麗姫と剣術の試合をします)や王翦(ちょい役)や樊於期(はんおき 李牧に敗れて逃走します 樊於期は桓騎ではないかとの見方もあるそうです。キングダムの桓騎のようにダークな感じではないですが)も登場します。
荊軻は無敵の剣法「鵠落(こくらく)剣法」を会得し、燕の太子の命を受け嬴政を暗殺しようと企てますが、荊軻の親友の高漸離が筑を奏でて見送るシーンなど、暗殺の場面に至るまでの緊張感あふれる場面は圧巻です。
ネタバレになりますが、個人的には敵役の風林火山は、荊軻の「鵠落(こくらく)剣法」で倒してほしかった。
無敵の鵠落(こくらく)剣法を使って、2本の短剣を掌の下ですべるようにくるくる回転させながら、やっつけてほしかったです。
これもネタバレになりますが、登場キャラのほとんどが死んでしまいます。
監督はサンライズの冨野さん(皆殺しの冨野)かと思ってしまいます(笑)
権謀術数渦巻く宮廷にいるキャラについては、悪知恵を働かせる人がほとんどですが、個人的には楚夫人の侍女が悪知恵ナンバーワンではないかと思っていました。
しかし楚夫人の死の直前には涙を流し、これまでの悪知恵は楚夫人を想ってのことだったんだということが判るという別の感動もあります。
個人的には麗姫と、荊軻の兄弟子の韓申が一番かっこよいと思います。この人が一番男らしいです。(他の若手のメインキャラはみなどこかメソメソしたところがありますが、この人は最後まで男らしいです)
アマゾンプライムでも観れます。これはお薦めです。