与一から出て来た生き物の記録

奇妙な生き物。早朝の自宅ガレージ奥の「与一」の中から、様々な働きをする者たちが生まれています。その有様と効能の記録です。

そらの物語28 「むらさき色のかざぐるま・3」 

2010-04-27 04:57:19 | そらの物語


 


「むらさき色のかざぐるま・3」


 


「先ほどの停電による運休で、大変 ご迷惑をおかけしておりましたが、つい先ほど、天王寺駅、新大阪駅、鶴橋駅、西九条駅より、順次、運行を再開しております! 上下線 共に、約10分ほど遅れての到着となりますので、今しばらくお待ち下さい。 現在、かなり混み合っておりますので、ご乗車できない恐れもございますが、臨時便もつい先ほど増発しておりますので、押し合わない様に、ご乗車をお願いいたします!  つい先ほどの停電による運休で・・・・・」


JR各線、京阪電鉄のほぼ同時の運行再開のアナウンスは、あまりに「普通の停電だった」様であり、あまりに「普通のトラブルの終結であった」様な、そんな安堵感に満ちた早口で,、深夜の京橋に繰り返された。


京阪モール・シャッター前に居合わせた100名を超える集団は、つい今、目撃したばかりの無数の「むらさき色のかざぐるま」と、「夜桜」は、大規模な停電と急な復旧による、ちょっとした視覚の異常だったんじゃないか、といった様な会話で盛り上がりだしていた。リアルな「神秘体験」。 突発的な停電。 幻覚のような「かざぐるま」と「桜」。 ここに集う前からそんな「予感」はしていて、、ここに集った。 そして・・・・・・・・。でも、確かに見えた・・・・。  「いや、でも たがっちも見たやろ? 今の??」 「うん、確かに見た・・・、ような・・ほら!、聞いてみ!!」 と、耳を澄ます仕草の田川。 「あはは!みんな、同じ様な会話してるな!!」


「滝沢 何んパオ」は、難しい顔で「サソリ」に聞いた。 「さ、サソリさん、今そこに いらっしゃる和解マンに聞いてみて下さい!! ”今の”は、あなたが起こされたのですか? ”怒り” なのですか? 何んなのですか?」 「・・・・お・・おらん・・・・。じ、十字架ごと・・消えてるわ・・」 と、子供が ”キョトン?” としている様な表情で「サソリ」。  「何んパオ」は、心の中にいくら考えても出てこない言葉を探すように、どこでも良い一点をしばらく見つめ、起こった全てが整理しがたい。 今のがどれくらいの規模での停電だったのかハッキリしないが、人為的にできるレベルを遥かに超えている事はまちがいない。 停電がもし たまたまの偶然であったとしても、”かざぐるま”は?? 誰かが停電すると知ってて、その間に??いや、それはない、無理だ・・・・視覚のトリック??。  でも、”桜” は??・・・・んんんん・・・やはり、本当の「和解マン」・・・・・・・。


「何んパオ」は、「すぐに事務所に戻りましょう!!!ビラは全て回収!!ポスティングは中止です!!やり直しです!!」 と事務員に指示した。 「わかりました!」と事務員。 ヒューマン・ワークスのスーツの男が、「・・・・・・・滝沢さん、すみません、私には何がなんだかわからないのですが、取り急ぎ、今日電車で参加しているメンバーもおりますので、全員解散でいいのですね?」 と、「サソリ」よりは話しやすい「何んパオ」に聞いた。 「ああ!!失礼いたしました!!はい、結構です。ありがとうございました!」


 


”X型のイガイガ”を縮めて、すっかり ”可愛いおばけ” の様になった「一の妄」が、駐輪場に身を潜める「カイ」達の所に戻った時、話しは「サソリには声をかけずに帰る」という事と、「結局、和解マンは、意味不明だったが、確かな存在感だけは示した」という所に落ち着いていた。 そして「ヘビ」が電話口の「よも清さん」に状況の説明をしている最中だった。「すごいです!!よも清さん、オレがおかしいんかな って思うくらい!!ありえませんね・・・”かざぐるま” でした・・・・。 ”さくら” が・・・・・・い、今、取りあえず、ビラ撒きは中止になったみたいです!みんな、今日の日当だけ貰って解散していってますわ!」  「そうですか。騒動は決着しましたか。」 「でも、あの ”かざぐるまと桜” って、どうなってるんでしょうか?? もし、和解マンだったとしても、何が言いたかったんでしょう??一瞬でしたよ。 でも、あの集団の中に指差したりしてる人もいてたから、全員見てますよ!すごい量でしたから・・”かざぐるま” 。しかも、急にばああっと出てきて、急にぱっと消えた!!ますます、わからん・・・」 と腕組みしながら「ヘビ」。「どうなってんの???」。 


解散していく人々は皆、その日の日当を手にしてる。12800円。まさに破格だ。 「集まって、騒いで、そして解散」、これだけで、この日当。 参加者全員にとって、京橋駅のアナウンスと、この金額そのものが、 ”あったかもしれないし、なかったかもしれない出来事” の一部始終を、よりいっそうリアルにするのだった。


「よも清さん」も、この事は「解読不能」だ。「・・・・・・・・・・・・。・・・・・たかおくん、もし、一の妄が ”和解マン” のふりをして出て行かず、あの ”何んパオ” も出てこず、そしてポスティングが滞りなく11時ぴったりにスタートしていたら、どうなってたんでしょうね?・・それでも、停電は起こっていたでしょうか? ”かざぐるま” は、集団を囲んでいたのでしょうか? いや、それ以前に、その時間は本来ならば、参加者がポスティングに出かけてしまっている時間です。誰もいない所にも、”わっか”の形で現れたでしょうか??」 「・・・・・・・・・・・。」 「これは、私の想像なのですが、 ”和解マン” はこの騒動をどこか近くから見ていた。 そして、”何か”を待っていた。”何か”を期待して、待っていた。 しかし、”それ” は現れなかった。 ”期待” は叶わなかった。 だから、解読できない様なメッセージだけを置いて、姿をあらわす事はやめた・・・・・。」 「・・・・う~ん・・・・微妙ですね・・・・そういう風に想像すると、そんな気もします・・・・。」 「あくまで、想像です。もし、その ”停電”を引き起こしたり、 ”かざぐるま” や ”さくら” といった、考えても意味のわからないものを「出」してきたのが、 ”本物の和解マン”だったとしたら、「和解マンのふりをして出て行った一の妄」を、認識していたのかもしれませんね。 ・・・・・ただ、今の段階では、何もわかりません。 さあ、もうかなりな時間です。カイさんも、ヘビさんも、明日のお仕事にさし支えるでしょう。 お開きにしましょう! カイさん、この通話、本当にありがとうございました。」 「あ!いえいえ!!サソリの奴がちょっと気になりますが、そうしましょう!解散!!」。とこちらも驚きに整理できずにいた「カイ」。


「斎元」と田川は「出来事による高揚感」はそのままに、深夜の京橋・繁華街を自転車で通り抜け、自宅へと向かっていた。 「なあ!たがっち、”ええもん” 見せたろか?!」 「ええ??何?」  「ほら!写ってたわ!!」と自身の携帯のデータ・ファイルの”ピクチャー・フォルダー” を開いて見せた。


「ああっ!!!!」



「よしお、おまえ!ナイスやっ!!」 


「どうや!!咄嗟の写メ、激写や(笑)!!」  「すげえ!!ちゃんと写ってるやん!!お・・まえ、こんな事は、めっちゃ早いなあ!! 仕事は遅いのに(笑)!」  「うるさい!!」


 


ちょうどその頃、京橋駅のすぐ近く、大阪城公園に「そら」達は到着していた。 


たいがい「そら」は、行き先や目的を確認しない。 「ほら、ゆきりん、ぽち、大阪城公園についたで!!カイさん達、大阪城公園がなにって言うてたかなあ??」。 「そらくん、大阪城でなかったような・・・・大阪城・・大阪城・・・・う~ん。」 と思い出そうとするが、「大阪城公園でなく、京橋」、が、ぱっと出てこない「ゆきりん」。 「うう~ん・・・おおおお大阪城が・・大阪城が・・・・」と「ぽち」も同様。 「・・・大阪城までは出てくるんやけど・・・」。 「そやろ?!おれも、大阪城まで来たからには、大阪城までは、バッチリ出てくるんやけど・・・だいたいは合ってるから、それだけ分は大丈夫って事や!!まあ、・・・・いわゆる・・・」。 「いわゆる??」 「いわゆる・・・どうさつりょく って事やな!!」 「???どうさ?つ??」。 


4月の始め頃にはこの大阪城公園は満開の桜を楽しむ花見客でごった返し、桜が散りだすと、花見客が残して行った大量のゴミと、それをまだらな「白」に染め上げる 散りきった花びらが、通りの全てをドロドロにする。 地域の自治会では、問題にもなっていた。 「そら」達の到着は、その「ドロドロ」もきれいに片付いた2008年、4月28日。 JR大阪城公園駅から少しはなれた暗がりを、カイ達の姿を探し始めた、「そら・ゆきりん・ぽち」。 その付近はホームレスがそこかしこに寝床を作成し、もう、寝息をたてている。  暗がりの一画から、「そら」達に  ”ヨボヨボ” した声。 


「”お嬢ちゃん” 、ええ匂いするなあ・・」


それはホームレスの老人だった。 背中に小汚いリュック、あちこち破れたグレーのニット帽で、気持ちの悪いくらいの満面の笑顔。 リュックからは明らかに使えない傘が飛び出ている。 一人ではない。 その後ろには月明かりを頼りに「将棋」を楽しんでいる、スキンヘッドで小太りの老人。 その将棋を覗き込む老婆は、背中に「くまさん」のぬいぐるみをおんぶしているが、「くまさん」の片目と片足は もげかけてから何日も放置の様子。「んっ?!」 と、声の方を振り向きながら「そら」。 「じいさん、おれを呼んで待たせるんやったら、”おじょうちゃん” ではなくて、 ”ぼくちゃん” とかの方が、まあ、合ってるぞ!それにしても、じいさん、するめ臭いで!!」。 声をかけたのは「リュックで満面笑顔の老人」。「なんや、お嬢ちゃんかなって思たわ!身体から いいにおい しとるわ!可愛い、 ”ぼくちゃん” やな!」と老人。 


「ねえ!そらくん!!無視して行こうよ!!あたし、怖い!。」 怖がる「ゆきりん」にかまわず「そら」が「ふろ入ってへんから、いい匂いは、あれへんやろ!!ん?臭いか??」と身体を匂ってみる。 「はっはっはっ!!おまえみたいな可愛い ”ぼくちゃん” がこんな所にフラフラ来よったら、わしらみたいな汚いじじいに、金、取られるで!早ようあっち行きぃ!」。 「あほか!じじい!!おれが行く所は、別に、おれが自由に決めて、それからそこに行くだけやろ!!」。 即答にしては、元気一杯の「そら」の”とんちんかんトーク”に、老人達は一斉に集中する。「くっくっくっっく・・・・・じゃあ、”ぼくちゃん” 、ちょっと ”金” くれよ!!くっくっくっく・・・・」。 「あほか!持ってても、じいさん等にはやらん!! これは、1号とかヘビとかカイさんが、お仕事でがんばって かせいだ ”お金” やから、おれが、大事に使う!!じいさんも、何か、がんばれ!!」。 「ひっひっひっひっひ!!おまえ、それやったら、カードとか持ってへんか?? それ、置いていけよ!!」 


「持ってるけど、見せてもいいけど、置いては行けへんな! 見るだけやったら、まあ、いいよ」。


将棋の老人や、「くまさん」の老婆まで、一斉に「見ぃ~せろ!!見ぃ~せろ!!見ぃ~せろ!!」と騒ぎだした。 「そら」はしかたなくポケットから、唯一カードと呼べるものを、宝物でも持ち出す仕方で、うやうやしく持ち出し、老人達にかざすように見せた。 「見るだけ~!!」。 老人達は一斉に静まり、カードに書かれた文字に集中し、”子供らしい文字” で書かれたその内容を(参照・そらの物語「履歴」)読み上げた。


???・・・・・親友のあかしのしょうめいの 


重大しるしのとくべつきょかしょう・・・・・!!!


「へえぇっ!!そりゃあ!ごっつい、”美しい” カードやなあ!!」


「??? ”美しい” ?美しくはないやろ?美しい、は、おかしいな!だって、ずうっと持ったまんまやから、ぼろぼろのカードが正解やで!」


「ほぉぉぉ、それは、”ぼくちゃん” の願いが、一つだけかなう奴とちがうか? いいカードやな!!素敵やなあ!!」 「なんや?ちがうで!!これは、おれが大事な友達といっしょに作った、 ”きょかしょう” やで!まあ、すてきな事は、あってるな!」 すると、”将棋の老人”が 「よっしゃ!!王手や!それ、王手!!」 と言った。 「じいさんら、意味不明やわ!!おれ、カイさん見つけなあかんから、行くよ。」


「ひっひっひっひ、それ持ってたら、いい事あるかもよ!」と ”笑顔の老人” 。


「じゃーな、じいさん、そんなとこ座ってるうちに、仕事とか、いろいろがんばりや!いい事あるで!!」 と言いながら、おびえる「ゆきりん」と「ぽち」をスクーターに乗せて、その場を立ち去った。 スクーターを押して「カイ達」の姿をさがす「そら」の後姿を、 ”笑顔の老人” は満面の笑顔のままで、見送った。 「そら」の足元には、 ”そこにあってはおかしなもの” が大量に散乱していた。 


桜の花びら。


そして、「そら達」を見送る ”老人達”の、頭のてっぺんには、


 ”むらさき色のかざぐるま”が まわっている。


 


おそらく、その日の深夜だろう。 


ほとんど ”全戸配布”に近い、大量のビラが撒かれていた。


 ”ビラ” の内容は、「オフィス・和解マン」が作成した「警告」と


まったく同じ文面。 


”第2回目のビラ”だった。      


最新の画像もっと見る

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「あとがき」&「おしらせ」 (井川)
2010-04-28 05:31:08
皆さん、おはようございます
「和解マンは実在した??」という話しを、blogの中で、「あとがき」の形で紹介しようと思ったんですが、この「むらさき色のかざぐるま・3」、なんと、「10000文字ピッタリ(爆笑)」なんです!!
ギリギリ!!「UP」しようとして、微妙に「10000文字」を越えていて、「UP」できず、あわてて、あっちこっち削って削って・・・こんな筈では・・・と思いつつ、再編集・・・それでもまだ微妙に越えていたので、文章中の、あっちこっちの「。」と「、」を取って見ようって話しになり、やっとめでたく「UP」となった次第であります。 それで、「本編」には、もう「一文字」も入るすきまが無い、という状態でしたので、またしても、自分で自分にコメント(笑)となりました。

美術学生の頃、電柱にはってあったんです。 そう、「悩みごと、解決します!」ってビラが!!これは、本当の話。誰かのコメントにも書いた様な気もするのですが・・。そのビラの最後が、電話番号と「和解マン」ってあって、友人どうしで、「なんじゃ?!これ??」って、しばらくの間、かなり話題になったんです。 「意味不明のいたずら?」。当然、そこに記されている「電話番号」は、かけても「現在使われておりません」ってなる。 「美術学校」だったので、学生の「芸術的・いたずら」だったのかもしれないのですが、僕の中ではそれ以来「和解マン」が、どんどん膨らんで膨らんで(笑)・・・・今、現在、この歳になっても、まだ膨らんで・・・。

本編の中で出てくる、「老人・集団」。頭の「てっぺん」に「むらさき色のかざぐるま」を立てた、老人。 ”それらしい” 登場の仕方をしますが、「和解マンだ」、とは書いていません(笑)。 ”それっぽい” というだけなんです。 そういう読み方で楽しんで頂ければ、と思っております。

ー今後の展開についてー
初挑戦の「恋愛もの」の展開でがんばってみます。 「斎元」くんと「そら」くん。男の子どうし。当然二人とも、「ゲイ」ではない。なのに、惹かれあってしまう。 そこに「生き物たちの大調査」が ”ぐぐっ”と絡んでくる。 チラチラと出てきました「優しさ倉庫」が、しだいに本舞台となって・・・。「生き物たち」が恐れている「月の者」の脅威もだんだんハッキリと出てくる予定です。
あと、「濃いキャラ」として、「友駄(ともだ)部長」と、「希崎(きざき)次長」という、結構個性の際立った人物が登場し、物語はクライマックスに突入していく・・・という感じです。途中、この「物語」は、この二人の物語か??というくらいに、めっちゃ出てきますので、よろしくお願いします

ーUPのペースはゆったりと・・ー
ちょっと、ゆったりペースで行こうと思います。というのも、「そらの物語」以外で、ちょっとやりたい事が出てきましたので。一つが、僕の息子と娘の、成長の記録。一応、タイトルも決まっています。
「みなみとすずの毎日大冒険」!!ほとんど、日記のような感じになるかと思います。
あと、まだ未定ですが、僕の考えた「料理(?)」を紹介するコーナー(笑)!!!これも結構盛り上がりそうなんです。というのも、全てのメニューが500円以内!!というのがポイント!! 
あと・・・・・あ、だいぶん長くなってしまった・・・

取りあえず、あれやこれやと、やりたい放題にやって行きますので、お付き合い頂ける方はどんどんコメント頂ければうれしいです
という事で、今後とも、よろしくお願いいたします
返信する
Unknown (すず)
2010-04-28 17:27:38
どんどん話が広がっていきますね。
更なる登場人物が・・・??
私はほんの数人で話を勧めて行く方なので、
ほんと感心してしまいます。
私なら登場人物の書き分けだけに捕らわれてしまいそう~!

みなみとすずの毎日大冒険♪♪
面白そう~です。
私と南(副)店長の大冒険かぁ~。
確かに大冒険だったよなぁ…な~んて
違った意味で共感しそうです。
みなみくん、すずちゃん、日々成長を遂げていて、書ききれないくらいでしょ?

500円以内のメニューですか?
それは是非とも立ち寄りたいですね。
創作料理ッて、楽しいですもんね。

いつもやりたい放題記事ばかり書いている・・・すずより
返信する
すずさんへ (井川)
2010-04-29 06:11:44
毎度すずさん
広がってますね~(笑)登場人物も、まだ出てくる(笑)!!も~かんべんして(笑)って勢いで(大笑)・・・・・
これは、次々って思いつくからっってのもあるんですけど、「ロシア文学」みたいな感じの仕上がりにしてみたいってのも、あったりします。うまくいってるかどうかは別にして。

たくさんの人が、それぞれの「視点」で、一つの事柄を語っていく。そうする事で、リアリティーをだしていく。 「作り話し」でない感じにしていく・・・。う~ん、上手く行ってるかどうかは、別です(笑)。

この「和解マン」のエピソードについても、「和解マン」を語るのに、いくつかの違う「視点」で見れるように工夫してみてるんですよ。
一つは、「斎元&田川」で、集団の中から。 もう一つは「スーツの男&サソリ&何んパオ」で、集団を指揮する側から。 もう一つは「カイ&ヘビ&Hiたかお」で、それを外から見る、という視点。 まだある(笑)。あと「そら&ゆきりん&ぽち」で、その全体からちょっと距離を置いた視点。あと、微妙なのが、「よも清さん」の視点。これは、「電話」なのでそこにはいてない、なのに状況が一番わかってる、って視点。実は、「よも清さん」の視点は、「和解マン」の視点に近い感じにできればって思って、やってみたんです。
そういう「しくみ」だったんです。 そう、あくまで、上手くいってるかどうかは、別(笑)!!です

「みなみとすずの毎日大冒険」。 どうしても、「すずさん」の事が思い浮かんでしまいますね(笑)!!子供にとっては毎日が成長で、毎日が新発見の連続。だから「毎日大冒険」にしてみました。お楽しみに

「やりたい放題友達」のすずさんへ。
あ、いやいや、「やりたい放題の大先輩」のすずさんへ(笑)!!でした
返信する
Unknown (ことめ)
2010-04-30 05:10:00
500円お料理も、お子様たちの日記も
楽しみにしています^^

学生の頃に和解マンが悩み事解決します・・・ってビラが
貼ってあったのを見て
今のような話が出来ていたとは!!

原点はそこにあったのですね・・・

そのビラを貼った和解マンさん
この話を読んだらめっちゃ感動するかも~

桜のはなびらと老人達の紫色のかざぐるま
色の組み合わせがとても綺麗ですね~



返信する
ことめちゃん、まいどです~!! (井川)
2010-05-02 04:36:54
お返事おそくなりました~!!
「原点」!!そうそう!「和解マン」の原点は、そのビラ(というか、張り紙?)でした。
「和解マン」って名前の持つ滑稽な感じが、
なぜかものすごくイマジネーションの刺激となって、当時の友達とは散々に盛り上がったのが懐かしいです。

「むらさき色」のかざぐるま・さくら・の色の組み合わせ
停電の「黒」の後で、幻想的に引き立つように
がんばってみました。
「むらさき色のかざぐるま」は、「そらの物語」のこれから先も、「和解マン」の ”しるし” として、何回も出てきます。「しるし・めじるし」。

ことめちゃん、いよいよ個展の開催ですね!!
お忙しい中でのコメント、本当にありがとうございます~
返信する
お久しぶりです! (やまっつぁん)
2010-05-03 16:24:06
 ようやくコメントできました!
 かなりご無沙汰です!

 久しぶりに着てみれば、なにやらおもしろそうなことになってますねぇ!
 相変わらず皆さん個性的な名前、性格。
 よくまぁ、何んパオなんて名前が出てきますね~。
 これはキャラ作りをいろいろとやっている私としては羨ましいです。
 一回聞いたら忘れられない名前ですね、皆!

 それにしても紫色のかざぐるまですか。
 なんかファンタジックというか、幻想的ですねぇ!
 頭の上でくるくる回るかざぐるまかぁ。
 そういえば最近かざぐるまを見る機会なんてなかなかありませんね。
 まぁ、それはともかくとして。
 
 日記やるんですか?
 それはまた楽しそうですねぇ!
 タイトルまであるとは!
 
 それに料理もですか!
 もし料理を載せるのだったら私も試してみようかな・・・?
 
 それでは、今後ともがんばってください!
 私も今後とも小説書きがんばっていきます!
返信する
おおっ!!やまっつぁん (井川)
2010-05-04 04:25:35
おおおっ!!!やまっつぁんではないですか!!ご無沙汰してます!!おひさです
少し前のように、なかなかそちらにも、どっかりと遊びに行けずにおりますが、実はちょこちょことは お邪魔しておりました
やまっつぁんの、毎日更新って、すごいですね!!「イラスト」にしても!「日記」にしても!!その上、「小説」でしょ?
僕にはちょっと、マネできるレベルを超えてます・・・・・。
でも、僕が、子供の事や、そうした「日記」的な事をやってみたくなったのは、その影響もあると思います

ー「滝沢 何んパオ」!!ー
今回から「お初」に登場の「何んパオ(笑)」です
この「何んパオ」さん、ネーミングの由来は、単純に「うち間違い(大笑)」 でも、「何んパオ」って、読んでみた感じと「パオ」って響きが一発で気に入ってしまって、こうなりました(笑)。
本人はすごく良い事を言ってるつもりなんだけど、ちょっとお間抜けキャラ。
これからもまた、ちょくちょく出てきますので、よろしくです~
結構、重要ポストで登場したりしますんで、おたのしみに~

ーかざぐるまー
そう、「かざぐるま」って、あんまり見ないですよね~。この前、近所の「ジャスコ」に行ったら、「こいのぼり」に付いてましたよ。 その話しを、今、「みなみとすずの毎日大冒険」で書いてるトコです

やまっつぁん程の勢いはありませんが、こちらも少しずつ充実していける様、頑張っていきますんで、よろしくお願いしますぅ~

「おひさ」のコメント!!本当にありがとうございます!!!

返信する

コメントを投稿