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小話・2
「ちょっとだましてみた」
「さいもと今どこや?」。
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「まだ、かいしゃにいてるで。きょうはざんぎょうがあるから、おわったらメールするわな」。
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「ざぎょうってどんなおそくなるの
??」。
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二人が落ち合うまでの「そら」の”今どこや?メール”は執拗だ。それは前もって「何時ごろに・・」と告げていても、無事に落ち合うまで執拗に続く。
この日「斎元」は、わざと遅くなるフリをして急に現れ、「そら」を驚かせてやろうと企んでいた。
「よるの9じくらいにはおわるとおもうんで、それからそっちにむかいます」。
「くじやたらさいもとがしんどいで
おれが かいしゃにいって こらしめたろか
!!」。
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「あはは
そら、”こらしめる”のは、できへんで(笑)よし!それでは、おれがはやくいけるような”まじない”があるから、やってみるか?」。
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そう返信する「斎元」は、すでに「なないろ」の廃材置き場に到着して、「そら」に気づかれぬ様に息をひそめている。
「あ
! それやるわ!」。
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「これは、しんぶんにかいてあった”まじない”やで
」
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「どんなん
??」。
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「いまから、そこからきゅうにとびだして、おおきなこえでうたをうたう
!!」。
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「うた?どんなうたでさいもとがはやくなるの?」。
「そらの、すきなうたでいいよ」。
「すきなうたか? すきなうたは・・・すきなうたは ねこにかりてる”がいこくのろく”やな」 。
「がいこくの”ろく”・・・ロックやな」。
「はいそうです」。
「それそれ
!!それ、ばっちり!」。
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・・・「そら」からの返答はしばらく途絶え、急にガタンッ!!というもの音で、息をひそめる「斎元」は「ビクッ」とする。 携帯電話をにぎりしめた「そら」が、あわてた様子で飛び出してきたのだ。 きょろきょろしながらも、息をひそめる「斎元」の存在には全く気づいていない。
「がいこくの”ろく”やからなにてうたうかわからんで?”えあぎたあ”やたらできるな」。
「”エア・ギター”!!それ、さいこう!!やってやって!!」。
「”えあぎたあ”でもさいもとがはやくなるて しんぶんにかいてあるの?」。
「かいてある!かいてある!だいじょうぶ(笑)
!」。
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「ほな いくで」。
つづく
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あまりに記事の編集がやりにくすぎ
お手上げです
「そらの物語」のタイトルの上の「斎元」くんも、何回やっても消えてくれないし
あと、この話の続きをUPしたら、引越しの段取りにかかる事にします。
「引越し」が上手くいけそうであれば、またその詳細も含めた「お知らせ」的な記事も書きますので、その後も含め、今後ともよろしくお願いいたします
ひこしできたらおしえてな。
ばいばい。
ホンマでっせ
それだけとちゃいまんねん!!
PCもつぶれてしもて、
何んにもできまへんねや
そやから、とりあえず今は
前からあった「ミニ・PC」でやってまんねんけど、これがまた・・・・
ごっつい動きが遅いと来たもんだ
この10行の返事書くのに、どんだけ待たせんねや
いったいぜんたい、どうなってねやろ??
って事で・・・
ばいばい!!