与一から出て来た生き物の記録

奇妙な生き物。早朝の自宅ガレージ奥の「与一」の中から、様々な働きをする者たちが生まれています。その有様と効能の記録です。

そらの物語13・「京阪電車」

2010-01-28 11:52:26 | そらの物語


「京阪電車」


 


 


私たちは皆「そら」を気に入ったがゆえに、「大調査」の流れの中で、「Hiたかお」を「そら」のそばに張り付かせる事にしたのであるが、それによって「そら」の成長を見守る事ができ、「そらの守護」にも通じると考えたからだ。


先の「そら」周辺で起こる「設定異常・設定エラー」は、「Hiたかお」と「そら」が「なないろ」を出発し、京阪・JR京橋駅近辺の雑踏に入った時、その原因がおおむね理解できた。 この「設定異常・設定エラー」は、どうも その時その時の「そら」の心模様によって発生しているようなのだ。 京橋の雑踏を、縮こまってローソン袋に入った「Hiたかお」をかかえて歩く「そら」たちだけに「設定異常・設定エラー」は出ていて、雑踏を行きかう人々には「設定」はきちんと「適応」されている。 つまり、「Hiたかお」が見えているのは「そら」のみだ。 もとより この「設定」の主体者は「与一」の側にあるはずだったのが、「そら」の近くか もしくは「そらの関心の向く事柄」のみ、「そら」が主体者となってしまっているのである。 その事を当の本人の「そら」は気づいていないし、そうなってしまっている原因はというと、皆目わからぬままだ。



「そら」は「Hiたかお」の「押し」により、京阪電車での「Hiたかお」の送迎をする事にしたが、「Hiたかお」を ”丸出し” にしての乗車に抵抗を感じ、「Hiたかお」はローソン袋に入れたままの ”電車 初チャレンジ” となった。 それは「そら」なりの「Hiたかお」が人々を驚かしてはいけない、との配慮だったが、「Hiたかお」が見えているのは「そら」だけだったので、周囲から見ると「ローソン袋と楽しそうに話しながら歩く少年」としか見えない。 「少年」が話しかける度に、それに応答しているのであろう「ローソン袋」が、「がさがさ」と動く様子は、周りから見て、少しおかしみのある光景だ。


「たかお、260円やな?」 「うん、そうそう!!持ってる??」 「あるある!もらってきた!」


京橋駅は、JR線・学研都市(片町)線・京阪線・鶴見緑地線と、様々な沿線に通じた大阪でも有数の、中心的な役割を受け持つ駅のひとつで、梅田やなんば・心斎橋についで人通りの多い、にぎやかな駅だ。 京阪線、キップ売り場でローソン袋をかかえた「そら」は、頭上に掲示された大きな路線図と料金表の前で立ち、ローソン袋に こそっと話しかけた。 「ねやがわって、どれなん??」  「あそこあそこ!! 寝屋川!!260円って!!」 「”かんじ”ばっかやん!!おれはひなかなでやっといてくれんと、わからんで!!しかも、260円って、なんでや?」  「知らんがな!!駅長さんに言うてこいや!!それに、疑問点がズレとるわ!」とちょっと笑いながら「Hiたかお」。「 ”ひなかな” じゃなくて、平仮名や!!まずは260円や!オレいらんで、ただの「袋」やからな!」 「はい!!」と「そら」は率直に返事し、何の事もなく無事キップを購入。「Hiたかお」は、 「キップの買い方がわからん」と何度も繰り返していた「そら」が、 ”どうわからないのか” がわからぬまま、しかし何をするのか気になってローソン袋から身を乗り出して見ていたが、あっさりとした「購入・成功」にホッとして袋に戻った。 ホームに立った「そら」はうれしそうに「できたな!!たかお!!かんたんでした!!」


「便」の種類が比較的多い京阪線。車両の種類もなかなかのもので、普通・準急、特急の色分けのほかにも、中ノ島線というのも2種類あり、中には「機関車トーマス」に装飾された車両もあるので、その全てがそろうと駅は色とりどりだ。 「で?どれなん??」と、きょろきょろしながら「そら」。  「準急や!!」 「ん??じゅんきゅう??どんなやつがじゅんきゅう??」 「そう!準急!!あっちの青い電車!!あれが準急やで!! ”青のやつ” って覚えときな!!」 「あ、了解~!!」  


車中の「そら」は、どの車両がどうなのか、気になったようで、「わすれたらあかんから、メモッとくわ!!」と言い出し、おもむろに「カイ」にもらったメモ帳とボールペンを取り出した。「Hiたかお」はおもしろそうに、どうメモを取るのか観察しながら、ちょっとワクワクしている。しかし「そら」がメモし始めたのは、「どの便がどこ行きで・・」ではなく、電車の側面図だった。「ゆれるから、書きにくぅ~・・・」とつぶやきながら、どんどん車両を書いていく。「おいおい、そら、そこから ”メモ” るんかいな!!」 「Hiたかお」は思わず噴出しそうになった。



ローソン袋がクスクス笑いながら見ているうちに、「そら」の ”車両” は一両、二両、三両、四両・・・と、どんどん増えていく。せっかちなローソン袋は「・・・・あの・・おまえ、どこまで書く気なん??」 「なあ、たかお、準急って何んコ続いてたっけ??」とメモに集中しながら「そら」が言い出したので、突っ込まずにはおれないローソン袋は「おいおい!それ、後で見て ”準急か普通”かとか、どうやってわかるんや??はっはっはっ!!!」と笑い出してしまった。 「わかるやろ!!!電車ってわかるやん!こうやって書いといたら!!しかも ”絵付き” やで!!」 「 くっくっくっく!!おまえ、”絵付き” って、 ”絵” しかあれへんで!!」 と笑いをこらえるのに必死の「ローソン袋」。言われてはじめて自分の書いた「メモ」を縦にしたり横にしたりしながら 「あ、ほんまや! ”絵” しかないわ!!あはは!!! でも たかおな、カイさんがいつも ”誰が見てもわかるようにやっとく”って、毎日、言うてるからな!!」と「そら」。 「いやいや、それは食事の用意の話しやろ?!今オレが言うてるんは・・・・あっはっはっは!!」 ついに大声で笑い出してしまった「ローソン袋」に「そら」は、「あほ!!笑うな!! 袋ががさがさなって うるさいやろ!!!」と大きな声を出してしまった。 「笑うローソン袋」は、がさがさなって騒々しい。                                                              「そら」は、たくさん書きつなげた車両の一両目に、「あおいろ」とだけ書いて「メモ」を閉じた。


 


目的の寝屋川市駅に着き、二人が降りてすぐ、「そら」の携帯がなった。  「だれ??」と「ローソン袋」。 「あっ!1号のメールや!!」 「1号さんって、今仕事中やろ?」 「うん、そやな・・・」と、いそいそとメールを見て見る「そら」。 「でんしゃは、うまくいったか?」 と、「そら」のために全て ”ひなかな” の「1号」メール。 それを見て「そら」は「ローソン袋」に「あはは!! ”電車” くらい漢字でよめるで!!おれは子供とちゃうで!!」とうれしそうに笑った。 ローソン袋からもぞもぞと出てきた「Hiたかお」も思わず笑顔で、「そらぁ、おまえ、1号とかみんなに感謝しなあかんな!!!職場からのメールって、たぶん大変やで!!」。  「そら」はうなずきながらも、 ”感謝” の意味を考える様子。  「・・・・・”かんしゃ”?・・やろ??・・・それ、やって見よか・・・」


「そら」から「1号」への返信。  ええかんじに はしてきてつきました たかおとはしてきて ねやかわにつきました電車はおけです」。  するとまた「1号」からメール。  「よっしゃ!!ごうかく!!」 「そら」は「Hiたかお」に「たかお、おれ合格になったわ!!ははは!まるで子供みたいや!!」



「和解マン」のビラにせよ、「そら」との出会いにせよ


今まで私たちが出くわす事のなかった事柄である  そして、その「場所」も


おおむね京橋を中心にしている事から、確信には至らぬまでも


私たちが「大調査」の為限定した「京橋」は 的外れでは無いようだ


未だ 確かな手ごたえは無いものの 


「月の者」についての一歩一歩である可能性は 極めて高いのである


私たちの想像も及ばぬ程に 


恐ろしい「何か」に進化してしまった 「月の者」


99パーセント この地域にいる


そして 「そら」はキーマンである事は明らかなのだが


私たち全員の命を賭してでも


「守護」しなければならない 愛すべき私たちの


新しい「家族」である事も 明らかなのだ


 


 


 


 


 


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11 コメント

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今日も楽しみました♪ (すず)
2010-01-29 18:27:15
メモは『絵』のみ。
「わかりやすく・・ね。そう、誰にでも分かるように」
利用者さんと「旅行についての土曜プログラムで話し合い」をしているときの場面を思い出し、吹き出してしまいました!!!
そらくんも? Hiたかおくんって実は私なのかも?とも思ったり。

「カラオケ」へいく企画で、電車の乗り方も
「予習」して行ったのですが、
何処から乗るか、何処で降りるか、
お金はいくらか、整理券はとったか?
もう~一つひとつの行動が
「わかんない」ことだらけですよね。
そらくん、よく頑張ったよね!
何処がどう分からないのか、Hiたかおくんも良くは呑み込めていない中のエスコート♪
お見事です!!!

私も そらくんやHiたかおくんと一緒に電車の旅を楽しませて頂きましたよ。
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やっぱりHiすずさん! (井川)
2010-01-30 05:08:19
そらくん、がんばれました!!(笑)いやいや、本当は、「Hiたかお」くんの ”名エスコート(?)”で「掛け合い漫才」的にどんどん長くなってしまいそうな話しだったんです この「京阪電車」って、ずっと乗ってると京都まで行ってしまうのですが、そらくんの「初電車」をナビゲートしているはずの「Hiたかお」くんが、実はそらくんの不思議トークに巻き込まれてて、なかなか目的地にたどりつかない、という話しだったんです。 ただ、「文字数オーバー」との格闘の末、こうなりました

いったん「文字数オーバー」でUPに失敗すると、どれだけけずっても記事が反映されなくなってしまうんですよ も~切れながら 短く書き直して、ぶつぶつ言いながらのUPとなりました

これ実は半分実話でもあります(笑)
「わからない」とか、「できない」と言っていた事なのに、「ふっ」と気が向いた時にやってみると、いとも簡単にできてしまってる(笑)
でも、「できない」って言ってる時は、何がどうなっても、絶対にできない(笑)・・・
すずさん&利用者さんの「土曜プログラム」と同じく、「我が家」の「初電車」もなかなかのものでした(笑)。

ついつい「はなし」を広げたくなるコメント、ありがとうございます!!!
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ちょいと長話です (やまっつぁん)
2010-01-30 11:58:19
 どうもです~。

 いやはや、このハイテンションな会話が楽しいですね~!!

 やっぱし初めてのことに挑戦するときは誰かがいたほうがずっと心強いですもんね!
 私は小学生のとき一時期電車通学だったんですが、一人で駅のプラットホームに立ったときは、ものすごく緊張して、どこか別のところにいってしまったりはしないかと不安になったものです。

 ただそのとき同じ学校の子(その子脳に障害がある子で、特別な教室に通っていたせいもあり、あまり話すことはなかったんですけど。)がやってきたんです。
 同じ学校なんだから、行き先も同じ、彼についていけば、学校にたどり着ける!っていいうんで彼の乗る電車に乗って、そのあとも自分の行き先を何度も掲示板みたいなので確認しながら乗りました。
 やっぱり(話はしなかったとしても)誰かいるっていうのはすごく心強いです。

 そして、帰りも彼と一緒で、でも話しかけるのは気が引けて、遠くで彼が電車に乗るのを確認して同じ電車に乗り込みました。
 そして私が乗った直後、電車の奥の方で、彼が今乗ったばかりのこの電車から下りるのが見えたんです。
 私彼が間違えたのかと思ってあわてておりました。
 でも私が降りたそのときにはすでにプラットホームに彼の姿がないんです。
 途方にくれたとき、後ろから駅員さんに、乗るの?乗らないの?って聞かれて、反射的にあわてて乗り込みました。
 そして、動き始めた電車の奥を見るといつの間にか彼の姿が・・・。
 やっぱり人っていうのは急に何をしでかすかわからない・・・。

 こんな出来事があり、電車には乗りたくありません(笑)
 いや、もう自転車以外の乗り物はダメです。

 そら君はすごいです。
 私がどきどきして乗った駅よりも、ずっと電車の数は多いし、路線も多いし、要するに選択肢が多くて、間違えやすい。
 Hi たかおもいるけれど、私だったらとっても不安ですね。

 そら君Greatです!
 そして長々と関係のない話をしてしまいました、すいません。
 
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あぁ、「文字数オーバー」! (毒Tomoyuki)
2010-01-30 13:19:58
「文字数オーバー!」なるほど、ここにもそのような制限があったのですね。失礼ながら
今回は「井川さんにしてはなんとなく物足りないなぁ」と感じていたのですが、その原因は
どうやらそこにあったようですね。

すんなりと到着したのと、なかなか目的地にたどり着かなかったのとでは、「1号」と交わした
メールの持つ意味あいも微妙に変わってきますよね。 そうした事からも今回内容を削らざるを
得なかったのはとても残念ですよね。 井川さんが御不満なのも大いにうなずけます。

また、
> 「そら」は「Hiたかお」の「押し」により、京阪電車での「Hiたかお」の送迎をする事にしたが、
の部分ですが、その「押し」の部分の二人(?)の会話も同様に「文字数制限」の犠牲になった
ものと推測いたします。
前回の「コラボ作品!!」の最後にあった予告でも、
> 「ローソン袋」に入ったままの「Hiたかお」の口車にのせられて、
とあったように、「できない」「わからない」と言っていたそらくんをその気にさせた「Hiたかお」。
その調子の良いトークを是非読んでみたかったと思うのは私だけではないと思いますよぉ。

ところで、今回のお話では「そら」くんが「月の者」捜索のキーマンであり、「守護」しなければ
ならない者であるとされていますが、その考えに至った経過もTomoyuki的には気になるところ
なんですよねぇー。 ま、恐らくはそれについても後に(しかも効果的に)語られる事になるのだと
察しているのですけどね。なにしろこの物語は時系列的にもめまぐるしくジャンプする作品です
から・・・。

「 まさに『超時空空想ストーリー』と呼ぶにふさわしい『そらの物語』!」であります。

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うんうん^^ (すず)
2010-01-30 16:05:17
こういう場面での実話だろうなぁ・・・って
利用者さんたちと実際に私が経験した「電車の旅」を思い出しながら、楽しく拝見しました。

字数制限。。。。
私も昔、これに泣かされましたが
最近は本文で「短くまとめる」努力をするようになりました。
その分、コメント欄での「やりとり」を楽しませて頂いておりま~す!

一泊二日の「プログラム旅行」を利用者さん達と大型バス一台でしたときも
すご~いドラマがあったのですが・・・
詳しくは書けないんですよね。
家族や利用者さん達が、どう思うかっていう
個人情報保護法の問題が発生しますから。
井川さんのように、ファンタジーっぽく描くといいなって思います。
でも・・・
なんだか私が種明かしみたいなことをコメント欄でしちゃって御免なさいね。

実は・・・
初めてここを訪れたとき、そらくんのお話を読んで、何のことだか さっぱり分からなくて、最初から読み返した記憶があります。
自分が障害者施設で働き始めた頃でした。
自分のおかれた状況から、2度目に読み返したとき、ピンと来て、あっ、そっか!

それから井川さんファミリーとそらくんの物語のファンです。

これからも更新楽しみにしています!
字数制限で書ききれなかった部分、次回に書いて欲しいなー。
返信する
やまっつぁんへ (井川)
2010-01-30 16:43:43
そうですね!一人ではなかなか難しくても、誰か合い方がいるとできてしまう。
健常者とか障害者とか関係なくみんなそうですね~
でも、駅員さんに言われてあわてて乗り込んでよかった(笑)ですね~
しかし、その彼はなぜ急に降りたんだろう・・
たぶん、何か「ひらめいた」に違いない(笑)!!で、もう一回飛び乗ったのも、更なる「ひらめき」か彼を襲った(笑)!!
そして、小学生のやまっつぁんは、不安感満載のまま彼の「ひらめき」にふりまわされた(爆)

貴重な そしてちょっと可愛いエピソード、ありがとうございます

そらくんへのご褒美のお言葉(!)ありがとうございます!!そらくんも得意満面です
そらくんは「ありがとう」が言えないので、かわりにやまっつぁんのとこへ、盗難車のスクーターに無免許で乗って行って、御礼のお菓子「おっとっと」を届けに行くかもしれませんよ(いやいや)。

この「京阪電車」って話し、なかば、実話なんです。やまっつぁんの前にコメントを下さった方で「すずさん」へのお返事にも書きましたが、僕と僕の「お嫁ちゃん(とblog上では呼んでいます)」との、思い出の1ページでもあります。
「Hiたかお」が僕、「そら」くんが「お嫁ちゃん」。
「電車に乗る」ってだけで、もう大騒ぎでした
今、僕の「お嫁ちゃん」は、ばしばし自由に利用されています(笑)

ー自転車以外はだめ!!(笑)ー
同じく!!!僕も移動のほとんどは自転車!!!これにかぎります!!10キロ以内は絶対自転車です

ロングなコメントを頂けると、なぜかお返事もロングになってしまう しかし、何事も思いつきの僕のお返事に、あまり内容がなかったり・・・・

ロングロングコメント、ありがとうございました
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やはり 毒ですか・・・ (井川)
2010-01-31 06:36:36
毒Tomoyukiさんへ

gooも毒が廻ってるようですね(笑)・・・・
10000文字、という文字制限がキツイと
感じる僕にも多々問題はある訳ですが・・・
ただ、画像のHTMLもその文字数に入るので、それは僕にはわからない、つまり 
「今 何文字書いたの?」がわからないまま書いているので、出来上がってから文字数オーバーが始めてわかる
途中でわかるようにしててくれたらいいんだけど、それは無い
だいたい、「そらの物語」で、書き直さずにUPできた話の方が少ない。「まえがき」・「そらのメール」・「大調査」・「Hiたかおデビュー・2」だけ。あとは、ほぼ前文書き直してからのUPです。最初の「えびす1・2・3」とかは3~4回書きなおしていますいいませんでしたけど。
文字数制限の犠牲になった箇所も、全てご名答です
文字数制限はいいのですが、せめて書いてる本人が「今、何文字までいったか?」くらいはわかるようにしてほしいな・・と思います。ホンとに・・・・・

ー時系列的にめまぐるしいジャンプー
そうそう、わかりにくいと言えばわかりにくいです。ここは、「ノリで書いてて そうなった」のではなく、結構 僕なりに考えてやってます
ためしに、物語の順番を時間の古いもの順に並べかえてみるとわかると思うんですよ 変になります(笑)
ちなみに、物語の ”今” は、一番最初の話「出会い」から、一日しかたっていません(笑)!!これは、過去の「和解マンのはなし」の時からの、書き方の問題で、「詩」と「小説」の ”あいのこ” 的な仕方でしか「そういう感じ(?)」が上手く表現できない為です。
「和解マン~」はどちらかというと「詩」に近い。
「そらの~」は「小説」に近い。

ちなみに次の話しは「6号効果」というのを予定していますが、今回の話から大分時間は経過して、その年の「春」になっています(笑)
「斎元」くんが出てくるまではこの調子で行きます

ーそらくんがキーマンである理由ー
一番最後までわかりません(笑) 一番最後にわかるんです

込み入ったコメント、ありがとうございます~!!!!こうした込み入ったコメントをいただけると、返答も楽しいです
返信する
解毒剤を処方できれば・・・ (毒たー Tomoyuki)
2010-01-31 07:38:24
> ー時系列的にめまぐるしいジャンプー
> そうそう、わかりにくいと言えばわかりにくいです。

いえいえ、わかりにくくはないと思いますよ。むしろこの不思議な物語を演出する
には効果的な手法であると思っておりまするよ。


> ーそらくんがキーマンである理由ー
> 一番最後までわかりません(笑) 一番最後にわかるんです

なにげに気になって書いたコメントだったのですが、一番最後にわかるって事は、
それなりに重要な意味を持つ事柄だったのですね。
→「って事は、実はそらくんが・・・ だったりして!」
あぁ、楽しい。
この物語の謎を色々と推測してみることは、私にとって大きな楽しみの一つに
なっているんですわ。 もちろんそれが全くもって無駄な推測であることも判って
はいるんですけどね。 なにしろ井川さんの空想世界は私なんかの思考ではおよそ
想像もできない先の次元にあるのですから。

それでは次回の「6号効果」も大いに期待しておりますよん、よろしくね。
返信する
すずさんへ その2! (井川)
2010-02-01 05:06:14
「個人情報保護法」の問題、これは大事ですね。実際、本当にあった話しをこうしたblogでそのままに「公」にする、っていう場合は本当に気をつけなければいけないと思います。
「公」にするのが、「そのまま」ではなく、「そらの~」みたいに、形を変えて、という場合でも、それは同じですね。

以前に僕の家族の写真を記事に載せた時も、何回もUPする前に考えてしまったのを思い出しました。
そういう意味で「そらの物語」は微妙です
実話が元ネタの所もあれば、完全に創作もあり、本当に微妙なところで成り立っている物語だと思います。そこらへんが、やってて本当におもしろい(深い意味で)反面、よくよく気をつけなければいけない所だとも。。。

ー短くまとめるー
そうそう!!そうなんです!短くまとめる!!
僕の場合はこれで短くまとまっているんです(笑)短くまとめているのに、「文字制限」ぎりぎり(笑)・・なんでや・・・
たぶん僕は「国語」の勉強を1からやり直す必要かあるもしれません(笑)でも、忙しいからしないんです

何度も読み返して下さっているって、これは感動です!!もう・・感謝ですよ!本当に!!!!!なんと、御礼を言っても上手く表現できません本当にありがとうございます!!だいたい「小説」のblogで、すずさんをはじめ、いろんな方からこうしてコメントを頂ける事自体、僕は感動してますし、実際のとこ、驚いています
今後、ますますいいものにしていきたい気持ちで一杯です!!

これからの「そらの物語」は、僕自身書くのにちょっと勇気がいる場面や、この物語らしくない展開があったりと、あれやこれやと用意しておりますので、末永~く(笑)よろしくお願いします
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「即」Tomoyuki殿 (井川)
2010-02-01 05:31:04
びっくりしました!!僕が「お返事」を書いて1時間とたたないうちに「即!!」コメント!!
あなたは、「毒」が廻りすぎて、「即・Tomoyuki」に進化してしまったようですね・・・大変なことになってますね~!!

ーって事はじつはそらくんが・・・ー
この推察は、何を指して・・・なのかは別にして、たぶん「何重にも」裏切られる事になるでしょう
ぐひひひひひ・・・・

話しそのものを書くのも楽しいのですが、それをめぐって こうしてうんぬんかんぬん するのも、本当に楽しい
物語本編より、コメントのほうが盛り上がってきてたりして・・・

ところでTomoyukiさん、ひとつお願いがあるのですが、仕事で使う「設計図」とか「建物」とか、「設備」の「図面」のようなもので、いらないもの、ありませんか?参考資料として使いたいのですが・・・

あ、なんか、個々でのメールのやり取りみたいになって来ましたね(笑)・・・

失礼しました!!
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