神様にどうしてこんなに時間が速く過ぎて行くのかと言ったら、話してくださった。
<1時間>は「60分」に割(さ)いておいたので、多くの時間のように感じられる。砂粒を見なさい。「砂粒60個」と言ったら多く見えるけれども、全部固めておいたら本当に少ないし、小さい。
あなたたちは<肉体>をもって生きる。<肉>は遅い。いざ<肉>をもって何か仕事をしたら、思ったより多くの仕事はできない。
だから<一日24時間>だといっても、多くの仕事ができず、一日が過ぎて行く。だから<肉>にとっては時間が短い。
人間の一生も「100年」に割いておいたから、長いように思える。しかし<遅い肉>をもって使うから、時間が速く過ぎて行くのだ。だから「倍以上」速く走ってこそ時間を長く使う。
<決まった時間>を「倍以上」に長く使うためには、時間を「霊的」に使いなさい。つまり<霊と魂>が「自分の肉」を着て時間を使わなければならないということだ。
この段階に行くためには「まず考えの集中」をしなければならない。<考え>を「集中」してこそ<霊と魂>が「肉」を着て行なうことができる。
考えを集中して祈り、考えを集中して御言葉を聞き、「神の頭」を使って「神の考え」どおりに行ないなさい。これが、<霊と魂>が「肉」を着て行ない、「霊的」に時間を使う方法だ。