こんにちは
本日は、第7回大会を目前に控えているため、マジック講座を開きましょう
第5回マジック講座は「プレインズウォーカー」についてです
それでは、行きます
酒嚢ギャザリングの!
言われて納得!
マジック講座!!
さて、前回のマジック講座にて宿題を出してありました。
前回の「スタック」についてを読まれていない方はぜひ先に読んでみてください
第4回マジック講座…スタック
宿題のおさらいをしてみましょう
【宿題】
※能力等は最後の画像で確認してください。
プレイヤーA:プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」の1番目の能力を発動。
プレイヤーB:それに対し、プレイヤーを対象に「稲妻」を唱え、「ジェイス・ベレレン」へダメージを移す。
さて、「ジェイス・ベレレン」の能力は?「ジェイス・ベレレン」自体は?
と、いうものでした。
解説に入る前に答えを先にお教えします。
【解答】
ジェイス・ベレレンの能力は通常通り解決されます。
ジェイス・ベレレンは忠誠度が2になり生き残ります。
答えは合ってましたか?
ポイントはプレインズウォーカーの能力は起動型能力という点です。
つまり、ジェイスの1番上の能力を起動しスタックに呪文が置かれた時にはすでに忠誠度が5になっているのです。
そのあとに、稲妻で3点のダメージを与えても忠誠度は2残り、ジェイスも生き残ることになるのです
「忠誠度?」
「プレインズウォーカー?」
「稲妻のダメージを移す?」
って、はてなマークが頭に浮かんでいる人は今日のマジック講座を読んでからもう一度考えてみてくださいね
それでは、今回の講座内容「プレインズウォーカー」について始めていきたいと思います
まずはプレインズウォーカーとは?
難しく考える必要はありません。
プレインズウォーカーとはマジックにおいての「カードタイプ」の1つです。
つまり「クリーチャー」「エンチャント」「土地」などなど、と同じです。
クリーチャーに似てるけれど、少し扱い方が違うだけなのです。
実際に、カードを見ながら説明していきましょう
「ジェイス・ベレレン」
宿題問題でも登場したプレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」
このカードを見ながら話を進めたいと思います。
手札から唱えるところから、戦場に出るまでを見てみましょう
1.まずは、一番右上に書かれている「コスト」の部分は大丈夫ですよね
他のカードと同じようにここに書かれているコストを支払ってプレインズウォーカーも唱えます。
今回の場合は青マナ2つと無色1つです。
2.プレインズウォーカーが唱えられる時も前回のマジック講座で学んだ「スタック」が用いられます。
つまり、プレインズウォーカーも「取り消し」などの呪文によって打ち消す事が可能です。
3.打ち消されることなく無事解決を迎えたらいよいよプレインズウォーカーが戦場に出されます。
この時に、プレインズウォーカーは「忠誠カウンター」と呼ばれるカウンターが置かれた状態で戦場に登場します。
さて、無事に戦場にでたところでなにやら聞きなれない「忠誠カウンター」と呼ばれるカウンターが出現しました。
これは何なのか?
もう一度プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」のカードを見てください。
カードの右下になにやら数字が書かれていますね。
この場合は「3」と書かれています。
これは「忠誠度」と呼ばれているもので、この数字と同じ数の「忠誠カウンター」が乗った状態でプレインズウォーカーは戦場に出されます。
「ジェイス・ベレレン」の場合は3つの忠誠カウンターが乗った状態で戦場に出されます。
また、「チャンドラ・ナラー」の場合は6つの忠誠カウンターが乗った状態で戦場出されます。
とりあえず、ここまでは理解できましたか?
プレインズウォーカーが戦場に出るまでをまとめると、
通常の呪文と同じようにコストを支払い唱えスタックに置かれる。
戦場に出る際は、各カードに書かれた忠誠度に等しい忠誠カウンターが置かれた状態で出される。
と、言うことです。
ここまでは簡単ですね
ではでは、「忠誠カウンター」は何のためにあるのか?
簡単に言えば「忠誠カウンター」はプレインズウォーカーのタフネスだと捉えてください(もちろん、厳密には違いますが扱い方は同じです)。
つまり、「忠誠カウンター」が0になった時にはプレインズウォーカーは墓地に置かれることになります。
では、「忠誠カウンター」はどのように増減するのでしょう?
ここで、もう一度プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」の画像を見てみましょう。
左下の方に上から「+2」「-1」「-10」の表示があるのがわかりますか?
これは、プレインズウォーカーが持つ起動型能力を使用する時に使う起動型コストになります。
ここに書かれた数字分の「忠誠カウンター」を増減させることで、その欄の右側に書かれた能力を使う事が可能になるのです。
例えば、「ジェイス・ベレレン」の場合を考えてみましょう。
「ジェイス・ベレレン」の一番上の能力にはこう書かれています。
+2:各プレイヤーはカードを1枚引く。
これは、「ジェイス・ベレレン」の上に置かれた「忠誠カウンター」を2つ増やす事で「各プレイヤーはカードを1枚引く。」という起動型能力がスタックに乗ることになるのです。
通常の起動型能力は、タップしたりなんらかのマナを支払ったりするコストになりますが、プレインズウォーカーの起動型能力は自らの「忠誠カウンター」、つまり自らの「命」を削って能力を起動するのです
「命を削ってって…カウンター増えてんじゃん」
って、突っ込みも聞こえてきそうですがその通り
そこが、プレインズウォーカーの凄さの一つなのです
通常、起動型能力を使う時はタップやマナの支払いなどで何らかの「不利益」(場合によっては利益にもなるが…)と引き換えに能力を使うことができました。
しかし、プレインズウォーカーの場合は忠誠カウンターを増やす事でも能力を使うことができちゃうのです
それに加えて、各プレインズウォーカーが持っている能力は強力な物が多いのも特徴です。
「ジェイス・ベレレン」の一番下の能力は
-10:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から20枚、自分の墓地に置く。
と、いう壊滅的効果を与えるものです
「秘本掃き」4枚分の効果を一瞬にして実現してしまいます。
ちなみに、各プレインズウォーカーの能力で一番下に書かれているものは試合を決めるような超強力な能力が書かれています。
(巷ではこれを「最終奥義」と呼ぶ!!…らしい)
たとえば、「ソリン・マルコフ」はこんな感じ。
相手のターンをコントロールすることが可能になるのです
おそるべきプレインズウォーカー。
しかし、もちろん出してすぐに最終奥義を使えるわけではありません。
「ソリン・マルコフ」の最終奥義は忠誠カウンターを7つも消費します。
初期忠誠度は4なので、そのままでは足りません。
どうするのかというと、一番上の「+2」の能力を最低でも2回使用して「忠誠カウンター」を7以上に増やしてから使用するという形になります。
「+○」というものは起動コストになるので、「忠誠カウンター」がコストの支払い分に足らなければ能力を起動することはできないので注意をしてください。
ただし、プレインズウォーカー能力の使用には制限があり、通常の起動型能力の様にいつでも使用できるわけではありません。
プレインズウォーカー能力は、「自分のターンのメイン・フェイズで他の呪文が唱えられていない時に、1ターンに1回のみ」使用することができます。
ちなみに、プレインズウォーカーはクリーチャーではないため、召喚酔いの影響は受けません。
出したらそのターンに能力を使用できるというわけです。
また、クリーチャーではないのと同時にプレイヤーでもありません。
プレインズウォーカーはプレインズウォーカーなのです。
つまり、クリーチャーを対象にしている呪文や、プレイヤーを対象にしている呪文をプレインズウォーカーに向けて唱えることはできないということです。
さて、ここまで話をしてきてみなさん「プレインズウォーカーを戦場に出し、能力を起動する」ところまでは理解していただけたでしょうか?
プレインズウォーカーの起動型能力はマナやタップではなく「忠誠カウンター」で支払われることに注意してくださいね。
今回の「プレインズウォーカー」は内容がてんこ盛りですね。
とりあえず、今日はここまでにしましょう。
次回は、「プレインズウォーカールール」と呼ばれるプレインズウォーカーにのみ適用されるルールをお教えしますね。
ではでは
続きをお楽しみに
本日は、第7回大会を目前に控えているため、マジック講座を開きましょう
第5回マジック講座は「プレインズウォーカー」についてです
それでは、行きます
酒嚢ギャザリングの!
言われて納得!
マジック講座!!
さて、前回のマジック講座にて宿題を出してありました。
前回の「スタック」についてを読まれていない方はぜひ先に読んでみてください
第4回マジック講座…スタック
宿題のおさらいをしてみましょう
【宿題】
※能力等は最後の画像で確認してください。
プレイヤーA:プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」の1番目の能力を発動。
プレイヤーB:それに対し、プレイヤーを対象に「稲妻」を唱え、「ジェイス・ベレレン」へダメージを移す。
さて、「ジェイス・ベレレン」の能力は?「ジェイス・ベレレン」自体は?
と、いうものでした。
解説に入る前に答えを先にお教えします。
【解答】
ジェイス・ベレレンの能力は通常通り解決されます。
ジェイス・ベレレンは忠誠度が2になり生き残ります。
答えは合ってましたか?
ポイントはプレインズウォーカーの能力は起動型能力という点です。
つまり、ジェイスの1番上の能力を起動しスタックに呪文が置かれた時にはすでに忠誠度が5になっているのです。
そのあとに、稲妻で3点のダメージを与えても忠誠度は2残り、ジェイスも生き残ることになるのです
「忠誠度?」
「プレインズウォーカー?」
「稲妻のダメージを移す?」
って、はてなマークが頭に浮かんでいる人は今日のマジック講座を読んでからもう一度考えてみてくださいね
それでは、今回の講座内容「プレインズウォーカー」について始めていきたいと思います
まずはプレインズウォーカーとは?
難しく考える必要はありません。
プレインズウォーカーとはマジックにおいての「カードタイプ」の1つです。
つまり「クリーチャー」「エンチャント」「土地」などなど、と同じです。
クリーチャーに似てるけれど、少し扱い方が違うだけなのです。
実際に、カードを見ながら説明していきましょう
「ジェイス・ベレレン」
宿題問題でも登場したプレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」
このカードを見ながら話を進めたいと思います。
手札から唱えるところから、戦場に出るまでを見てみましょう
1.まずは、一番右上に書かれている「コスト」の部分は大丈夫ですよね
他のカードと同じようにここに書かれているコストを支払ってプレインズウォーカーも唱えます。
今回の場合は青マナ2つと無色1つです。
2.プレインズウォーカーが唱えられる時も前回のマジック講座で学んだ「スタック」が用いられます。
つまり、プレインズウォーカーも「取り消し」などの呪文によって打ち消す事が可能です。
3.打ち消されることなく無事解決を迎えたらいよいよプレインズウォーカーが戦場に出されます。
この時に、プレインズウォーカーは「忠誠カウンター」と呼ばれるカウンターが置かれた状態で戦場に登場します。
さて、無事に戦場にでたところでなにやら聞きなれない「忠誠カウンター」と呼ばれるカウンターが出現しました。
これは何なのか?
もう一度プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」のカードを見てください。
カードの右下になにやら数字が書かれていますね。
この場合は「3」と書かれています。
これは「忠誠度」と呼ばれているもので、この数字と同じ数の「忠誠カウンター」が乗った状態でプレインズウォーカーは戦場に出されます。
「ジェイス・ベレレン」の場合は3つの忠誠カウンターが乗った状態で戦場に出されます。
また、「チャンドラ・ナラー」の場合は6つの忠誠カウンターが乗った状態で戦場出されます。
とりあえず、ここまでは理解できましたか?
プレインズウォーカーが戦場に出るまでをまとめると、
通常の呪文と同じようにコストを支払い唱えスタックに置かれる。
戦場に出る際は、各カードに書かれた忠誠度に等しい忠誠カウンターが置かれた状態で出される。
と、言うことです。
ここまでは簡単ですね
ではでは、「忠誠カウンター」は何のためにあるのか?
簡単に言えば「忠誠カウンター」はプレインズウォーカーのタフネスだと捉えてください(もちろん、厳密には違いますが扱い方は同じです)。
つまり、「忠誠カウンター」が0になった時にはプレインズウォーカーは墓地に置かれることになります。
では、「忠誠カウンター」はどのように増減するのでしょう?
ここで、もう一度プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」の画像を見てみましょう。
左下の方に上から「+2」「-1」「-10」の表示があるのがわかりますか?
これは、プレインズウォーカーが持つ起動型能力を使用する時に使う起動型コストになります。
ここに書かれた数字分の「忠誠カウンター」を増減させることで、その欄の右側に書かれた能力を使う事が可能になるのです。
例えば、「ジェイス・ベレレン」の場合を考えてみましょう。
「ジェイス・ベレレン」の一番上の能力にはこう書かれています。
+2:各プレイヤーはカードを1枚引く。
これは、「ジェイス・ベレレン」の上に置かれた「忠誠カウンター」を2つ増やす事で「各プレイヤーはカードを1枚引く。」という起動型能力がスタックに乗ることになるのです。
通常の起動型能力は、タップしたりなんらかのマナを支払ったりするコストになりますが、プレインズウォーカーの起動型能力は自らの「忠誠カウンター」、つまり自らの「命」を削って能力を起動するのです
「命を削ってって…カウンター増えてんじゃん」
って、突っ込みも聞こえてきそうですがその通り
そこが、プレインズウォーカーの凄さの一つなのです
通常、起動型能力を使う時はタップやマナの支払いなどで何らかの「不利益」(場合によっては利益にもなるが…)と引き換えに能力を使うことができました。
しかし、プレインズウォーカーの場合は忠誠カウンターを増やす事でも能力を使うことができちゃうのです
それに加えて、各プレインズウォーカーが持っている能力は強力な物が多いのも特徴です。
「ジェイス・ベレレン」の一番下の能力は
-10:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から20枚、自分の墓地に置く。
と、いう壊滅的効果を与えるものです
「秘本掃き」4枚分の効果を一瞬にして実現してしまいます。
ちなみに、各プレインズウォーカーの能力で一番下に書かれているものは試合を決めるような超強力な能力が書かれています。
(巷ではこれを「最終奥義」と呼ぶ!!…らしい)
たとえば、「ソリン・マルコフ」はこんな感じ。
相手のターンをコントロールすることが可能になるのです
おそるべきプレインズウォーカー。
しかし、もちろん出してすぐに最終奥義を使えるわけではありません。
「ソリン・マルコフ」の最終奥義は忠誠カウンターを7つも消費します。
初期忠誠度は4なので、そのままでは足りません。
どうするのかというと、一番上の「+2」の能力を最低でも2回使用して「忠誠カウンター」を7以上に増やしてから使用するという形になります。
「+○」というものは起動コストになるので、「忠誠カウンター」がコストの支払い分に足らなければ能力を起動することはできないので注意をしてください。
ただし、プレインズウォーカー能力の使用には制限があり、通常の起動型能力の様にいつでも使用できるわけではありません。
プレインズウォーカー能力は、「自分のターンのメイン・フェイズで他の呪文が唱えられていない時に、1ターンに1回のみ」使用することができます。
ちなみに、プレインズウォーカーはクリーチャーではないため、召喚酔いの影響は受けません。
出したらそのターンに能力を使用できるというわけです。
また、クリーチャーではないのと同時にプレイヤーでもありません。
プレインズウォーカーはプレインズウォーカーなのです。
つまり、クリーチャーを対象にしている呪文や、プレイヤーを対象にしている呪文をプレインズウォーカーに向けて唱えることはできないということです。
さて、ここまで話をしてきてみなさん「プレインズウォーカーを戦場に出し、能力を起動する」ところまでは理解していただけたでしょうか?
プレインズウォーカーの起動型能力はマナやタップではなく「忠誠カウンター」で支払われることに注意してくださいね。
今回の「プレインズウォーカー」は内容がてんこ盛りですね。
とりあえず、今日はここまでにしましょう。
次回は、「プレインズウォーカールール」と呼ばれるプレインズウォーカーにのみ適用されるルールをお教えしますね。
ではでは
続きをお楽しみに
実はマスクスから初めて、オデッセイブロックらへんまでやっていたのですが、その後やめてしまって・・・。
最近の基本セット2011とミラディンの傷跡から復帰をしたのですが、いろんなルールがあるため混乱してましたw
このブログを読ませていただき、もう一度1から勉強します!
僕も中学生ぐらいに辞めてから、10年ぶりに復帰したらルールは変わってるしプレインズウォーカーもいるしで、混乱しました。
同じ境遇の方のお役に立ててなによりです(^^