新宿梁山泊 30周年記念公演

2017-05-03 07:50:01 | 劇場
3日夕、東中野銀座を抜け、スマホのグーグルマップを片手の舎弟の後について歩くこと、
約15分、中野区上高田4-19-6、がなかなかわからない・・、
寺の横を通り、舎弟のスマホが示す現在地には探している劇場らしきものが見当たらない・・、
目の前の古いマンションが劇場とは思えないのだが・・??
それらしき演劇ファンや関係者も見当たらない・・、

見当をつけ、一服していると、金さんらしき人が、劇場はこちら、地下2階ですと言う、
ほっと一息、・・にしても、こんな所に劇場が、と訝しく思う・・、











もう1階さがっていくと、





魔界への入口だ、





すでに入口横の喫茶ルームで待っている観客約50人・・、
本日の出し物、





狭くて窮屈な客席、これじゃあ、帰るに帰れない(笑)・・、

中身は往年の、下北、本多劇場ができる前の井の頭線下の焼け跡広場、花園神社、
新宿西口の状況劇場の芝居、そのまま・・、
昨今の軽佻浮薄な小劇場演劇を嘆いている小生には、このスペクタクルがたまらない・・、
芝居小屋の楽しさが溢れている・・、
上演時間約2時間、
尻と腰が悲鳴を上げる前に、終演、ほっと一息、満足也、

・・思えば、状況、黒テント、天井桟敷が活躍してた1970年代前半、
隣りの他人と膝と膝をくっつけて、ギュウギュウ詰めで見せられてていた芝居、
終演まで身じろぎさえできない・・、
たいして内容はなかったような気もするが、
内容より、演劇の魅力というか、熱気があったような気がする・・、
小屋全体が沸いてた・・、
・・時代か・・??

そんな時代、赤テント・状況劇場をほうふつとさせる新宿梁山泊、
いまどき、こんな劇団が存在することが奇跡だ、、
4,5ヤマチャン !!







コメント (2)
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