フレンチブルドッグ せんちゃん&まるぴぃのブログ

先代犬せんちゃんと新入りまるぴぃのブログ。
せんちゃんの生前に書けなかった事と、まるぴぃとの日々を綴っていきます。

消化器専門医の見解(前回の続き)

2024-04-10 02:54:10 | まるぴぃ病院・闘病

4月7日(日まるぴぃ3歳と97日(生後1190日)

こんばんバウッ

 

前回の続きです。

血液検査、エコー、レントゲン、便検査をして頂き

やはりリンパ腫の疑いや、脂肪肉芽腫の疑いもあるとの事で

内視鏡(上下両方)もして頂き、

夕方迎えに行きました。

 

この写真は帰る時の写真ですが

麻酔がまだ抜けきらずボーッとしています。

 

病院に着いた時はルンルンでしたが

帰りはとにかく帰りたいらしい

 

検査結果ですが

血液検査は特に異常なし。

 

 

胃腸の疾患については

図解で説明を受けました。

 

確定診断したのは

回腸に脂肪肉芽腫リンパ管炎。

 

小腸には絨毛がたくさん生えていて

その中にリンパ管があるが、

そのリンパ管が拡張してしまう病気。

 

まるぴぃの回腸は5~6cmくらいに渡り腫れていて

一番酷い所で腸壁の厚さが10mm。

 

腸壁の外側の方も炎症していることが

エコーでよく分かりました。

 

内視鏡では白い斑点がたくさん見え、

それがリンパ管とのこと。

 

細胞を採るために腸を摘まむと、

白い液体(リンパ液)が流れ出ていました。

(通常は何も出てこない)

 

フレンチブルドッグ特有の症状で

脂肪肉芽腫リンパ管炎と合併して

慢性胃腸炎、もしくはリンパ腫も

発症するケースが多いそうです。

 

それを確定診断するには、

腸の全層を開腹手術で切除しないと

いけないのですが(腸の外側に炎症が起きるため)

まるぴぃの年齢、犬種、今の症状を考慮すると

その検査は必要ないとの事でした。

 

胃の内視鏡ではびらんがたくさんあり、

中には出血している所もありました。

 

前回、かかりつけ医で開腹手術をした際

内視鏡もしてしこりがあった場所の

細胞診をしたり、ガスを抜くときに

胃の方も診て下さったそうですが

何も無かったと仰っていました。

 

こんなにびらんがあるのに見落とすの?!

 

小腸のあの白い斑点も

後から出てきた物なのか?!

 

今度聞いてみなくては。。。

 

今回は消化器全体から細胞を採取して

クローナリティ検査もするので

その結果でほぼハッキリするでしょう、

可能性的には慢性胃腸炎の確立が高いので、

今は少し緊張を緩めていてくださいね、

とのお話でした。

 

この病気は完治は望めず、

長く付き合っていくものだそうです。

 

ある程度のラインまで炎症を抑えて

維持していく事が目標です。

 

食事療法としては超低脂肪食。

 

脂肪を10%未満にしないといけないそうですが

フードではどうしても脂肪が多いので

手作り食をレシピ通りの分量で作るよう

レシピを頂きました

かなりの量になるので

1日3回くらいに分けて与えるそうです。

 

 

投薬では炎症を抑えるためのステロイド

胃腸炎のお薬として

タケプロン(バアバと一緒だね)

プリンペラン

セレニア

 

食事がササミとお米だけになるので

栄養を補うための

マルチビタミンミネラル

 

お薬を与える時は

1日の分量のササミやお米から

お薬用の分を除いて

与えてくださいと。。。

 

ああ…大好きなジャーキーとか

食べられなくなっちゃったのね

 

帰宅後のまるぴぃは

麻酔の眠気と疲労で

絵に描いたような船をこいてました

 

おやしゅみでしゅ

 

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