先日、仕事でとある社長と話す機会があった。
「私は、しじみ漁もするのだが、今年は全くとれないんだよね」
(は?何か今回の仕事と関係があるのか??)
「昔は、いっぱい取れていて、それだけで生活が出来ていたのだが」
(あー。しじみ御殿とか聞いた事があるな~。)
「県も漁協も調べているが、原因がよく分からないらしいんだよね」
(先日の新聞にも、ヘドロがたまっている湖底に覆砂をする対策が記事になってたな・・・)
「下水道が整備されて、水質は良くなっているはずなのにね~」
(お!そこか!!ようやく仕事と結びついたぞ。)
「他人はね、放流水を消毒している塩素が、微生物を殺していて、それが原因ではないかと言う人もいてね~」
(・・・。)
なるほど、そこが言いたかったのね。
でも、下水道の放流水は、直接海に流していいるので
湖には関係がないんですよね。
あるとすれば、浄化槽の放流水でしょうか。
でも、そうなるとかなり量的には、かなり少ないかと。
で、船長もちょっと考えた。
湖の水質は、昔に比べて良くなっている(調べた訳ではありません)のに
ヘドロが溜まるのは、水量が減っているからではないかと。
湖に流れ込む水量が減る原因は、上流での取水(上水・工業など)の他にも
下水道の整備も一要因となるでしょう。
湖の大切な資源であり、郷土の誇れる食材でもある「しじみ」
ぜひ、復活してほしいものです。