女性元気に若返るために

赤ちゃんが欲しい方へのアドバイスと
健康について

がん治療費

2006-09-29 09:58:39 | 医療
がん患者の75%は医師から治療費の見通しに関する十分な説明を事前に受けておらず、予想外の出費がかさむことで仕事や家計に深刻な影響が生じているとの調査結果を、濃沼信夫東北大教授(医療管理学)らのグループが28日までにまとめた。
治療開始前に医療費について「十分な説明を受けた」と答えた患者は25%にとどまった。一方「説明はなかった」は56%、「受けたが分からなかった」は4%で、濃沼教授は「覚えていない」の15%も加えた計75%を説明不足としている。

 医師も「必ず説明する」「たいていする」が24%、「あまり説明しない」「全くしない」が76%で、患者の実感を裏付けた。

 患者が年間に負担する治療費は平均128万4000円で、民間保険で出費をカバーできている人は43%。生活への影響については「支出が増えた」(46%)や「収入が減った」(23%)が多く、サラリーマンの29%は「仕事を辞めたり解雇されたりした」と答えた。入院や体力低下が解雇などにつながっているとみられ、深刻な状況が浮き彫りになった。(山形新聞より)


今年、家の父も胆のう癌で手術をし、検査入院をはじめ、出費は加算だ。
医療費だけでなく、仕事は、人を頼まなければならなくなりその出費を計算するととんでもない額にる。

手術する前に、父が医師に「なんぼくらい、かかりますか?」と
手術費のことを聞いたが、先生は「うーん」とわからない様子でした。
母は、後で「何、金のことなんて、聞いてんだか」と怒ってました。
ようするに、お金のことは、聞くもんでないといいたいらしいのです。

しかし、私は「お母さん、病気治っても、入院費払えなくて、苦しんでいる人何人もいるんぜ。」と言うと、だまりましたね。
その後、首つることになったら、もともこもないですからね。

母は、すべてお任せタイプなのです。
先生様の言う通りにしなければならないと言う、古ーい人間なのです。
お金は、一生働いてでも返します。だから、助けてください。
なんて、いまどき、ないってーの。(苦笑)

負担はお金だけではありませんでしたね。
仕事・家事・父の看病・祖母の介護と母の負担は、それ以上のものでしたね。
近所のおばさん、親戚のおばさんたちに助けられ、私に「お母さん、助けてやってな」と何人の方に声をかけられたことか。
母は、電話に出ることも、いやになっていた。
精神的負担がかなりな物だった。

現在、元気になったが、まともに働けない父は、仕事に口だけ出してくる。
母は、今それが、一番の負担になっている。