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六ヶ所村ラプソディー

2008-04-04 15:44:34 | 環境
大変だー、大変ダー!

ハッシーさんのブログだけど、みんな読んでみて!





とんでもないことが着々と進行している。
ほとんどの日本人がそれを知らない。

青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場が稼動すると、通常の原子力発電所とは比べものにならないほどの放射性物質が排出される。

なんと、この再処理工場からは通常の原発から出る放射能の1年分が1日で出るという。

海に流された放射能は太平洋に拡散することなく、親潮に流されて三陸沿岸を南下して房総半島に達する。
日本最大の漁獲高を誇る所だ。

もう魚は食べられない。

空に放出された放射能はやませに乗って、青森県、岩手県、秋田県、山形県・・東北地方一帯に広がる。

もうお米も、野菜も、りんごもブドウも食べられない。

しかし、不思議だ。
こんな恐ろしいことが行われようとしているのに、当事者である日本の国民がほとんど知らない。

マスコミも全く報道しない。

既に試運転が開始され2008年5月からは本格稼動される予定だ。
今年の5月からだ。

この六ヶ所のことは通常の原発問題とは切り離してもいいと思う。

1、汚染があまりも酷すぎる
2、お金がかかり過ぎる。
3、誰も得する人がいない。


通常の原発の場合、電力会社や政治家や誘致した自治体や少なくとも原発で得する人達がいる。

そこで、危険だ。安全だ。という問題に発展する。
しかし、この再処理工場を動かしても誰も得する人はいない。

なぜ、こんなバカなことを進めるのか?

調べてみると少しカラクリが分かってきた。
どうもこういうことらしい。

日本のは原発が55基ある。
原発でウランを燃やすと核のゴミが出る。
そのゴミを貯蔵プールに溜めてきたが、いっぱいになって来た。
プールが溢れると、原発を止めなければならなくなる。
原発を止めると1日何億円という損失が発生する。
核のゴミをどこかへ持っていけば止めなくて済む。

これが電力会社の思惑。

ところが青森県は
「使用済み核燃料を原材料としてもって来ても、再処理工場が稼動しなければただのゴミ捨て場になってしまう」と反対する。

だから、青森県をなだめるために稼動させなければならない。


そして再処理工場から出てくるのは非常に危険なプルトニウム。

プルトニウムを燃やす高速増殖炉は1995年にストップ。
政府ですら「2050年までは実用化できない」と言っている。

しかたがないから通常の原発でプルトニウムを燃やそうとしているのがプルサーマル。

ウランを燃やすための原発でプルトニウムを燃やそうというのだからこちらも危険。

つまりプルトニウムを作っても使い道がない。
ただ溜まるだけ。

既に日本には43トンのプルトニウムがあり、それすら使い道がないのにさらに毎年8トンづつ作るとは誰が考えてもおかしな話。

そのために19兆円のお金をかけるという。

六ヶ所の再処理工場も当初は7000億円で建てる予定が
最終的には2兆1000億円もかかった。

19兆円と言っているが最終的には60兆円近い金額になるかも知れない。

これもすべて国民の負担。

さらにプルトニウムは原爆の材料となることから大量のプルトニウムを保有することは核拡散の観点からも好ましくない。

北朝鮮もイランも日本の余剰プルトニウムのよる脅威を指摘している。
「どうして日本に許されることが、自分たちに許されないのか」


そんな中一つのドキュメンタリー映画が作られた。

「六ヶ所村ラプソディー」

この映画を見て、今まで何も知らなかった人が目覚めていく。

地元の人が動き始めた。
署名運動にも勢いがついた。

うちのまちでも上映会をやろうという動きがある。

一肌脱ぐか。




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