遼、次戦は「トランジションズ選手権」へ ２２日に帰国する遼クンは、今季メジャー初戦の「マスターズ」（４月８日開幕、米ジョージア州
オーガスタ・ナショナルＧＣ）に万全を期すため、３月に再び米ツアー参戦する予定。
３月８日に高校の卒業式があり、同１１日開幕の世界ゴルフ選手権シリーズ「ＣＡ選手権」
（米フロリダ州）の出場は日程的に難しそう。
同１８日開幕の「トランジションズ選手権」への出場はすでに決定している
同大会は米フロリダ州のイニスブルックリゾート＆ＧＣが会場。
１７歳で初出場した昨年はツアー史上５番目の若さ（日本人最年少）で初の予選突破を
果たし、通算９オーバーで７１位に入った思い出の大会でもある。
今日の紙面から遼、８強ならずも最高９位石川遼（１８＝パナソニック）が「自滅」でベスト８進出を逃した。
不安定なショットで７ボギーをたたき、世界ランク５０位トンチャイ・ジャイディ
（４０＝タイ）に５アンド４と大敗。
好不調の激しさ、精神面に課題を残したが、米ツアー３連戦の最後で海外自己最高の
９位に入るなど成長も披露。
厳しい舞台でもまれた経験をメジャー第１戦の４月マスターズにつなげる
小田孔明が「遼と勇太をやっつける」今年も開幕から猛ダッシュで行く。
筋肉隆々の肉体から、早くも熱い思いがほとばしる。
このオフは、シーズン終了からさっそくトレーニングに着手。
正月早々に参加した「ザ・ロイヤル・トロフィ」は、会場のタイからグアムに飛び
さらにハワイへ。
現役大学生プロゴルファー薗田峻輔 後輩・遼と切磋琢磨、世界の「キング」目指す
若手の台頭が著しい日本の男子ゴルフ界。
昨季の賞金王争いは石川遼（１８）と池田勇太（２４）の一騎打ちとなったが、
今季は明大２年の薗田峻輔（２０）が注目株だ。
東京・杉並学院高時代には石川の２年先輩で「キング」の異名をとり数多くのタイトルを獲得した。
昨年１２月に「プロ宣言」した現役大学生プロゴルファーを直撃した