日々の生活をの~んびりと(゜∇^*)

seroです^^
ガーデニングの栽培記録、好きな韓国ドラマの事etcをつぶやいてます


遼君3日目3位T!最終日最終組スタート!

2009-10-31 09:52:40 | 遼君
遼、ホールアウト後に決めた最終組

「マイナビABCチャンピオンシップ」3日目を通算7アンダーでホールアウトした石川遼だったが
仕事はまだ終わっていなかった。
「(同組の)ヒョンソンがすぐにスコアカードをくれた」という石川は
「先に行っていいよ」という甲斐慎太郎の言葉にも後押しされ、足早にアテストエリアへ。
同じく7アンダーで終えた金亨成よりも一足先にスコアカードを提出し見事に明日の最終組を勝ち取った。

翌日のペアリングは、スコアの良い選手が後ろの組からスタートするが、同スコアの場合は
先にスコアカードを出した選手がより後ろになる。
「16番位から、どうすれば最終日最終組で回れるか考えていて、状況は把握していました」という石川。
18番グリーンからクラブハウスまで速かったですねとの問い掛けに、「そうですか
僕は普通な感じでしたけど」と応じたが、その顔は嬉しさを隠せずにほころんでいた。

この日は、2バーディ2ボギーとスコアを伸ばせなかった石川。
特にショートアイアンでグリーンを外すなど、“らしくない”ミスも目立ったが、原因は掴めている。
「大きめのクラブで小さく振りたい時、スリークウォーターのショットなどでトップの形に
ばらつきがあった」という石川は、ホールアウト後の練習場ですぐに問題箇所を確認。
「修正出来ました」と、自信を覗かせた。

首位の鈴木亨との差は6打と大きく離れているが、狙い通りの最終組に入り、逆転の道筋も描けている。
「優勝するには、14アンダーは出さないといけないと思う。
でも、15番までに3つか4つ伸ばせていれば、最後の3ホールで3連続バーディもあるし、イーグルもある。
大きな運が必要だけど、奇跡的なことが起これば優勝できるかも知れない」。

ここまでの3日間は順調という石川。
昨年大会は3位から3打差を逆転してプロ初優勝。
大会連覇を狙う今年も「たなぼた」と照れる最終組から6打差逆転を目指して残り18ホールに挑む。


メディアももっと勉強を藤田が苦言


通算8アンダーの2位でホールアウトした藤田寛之が、珍しく憤りを露にしていた。
「最後は3パットね。カメラの人が動いて、サードでもタイミングを外されて…。
映像を撮りたいっていうのは分かるけど、その前にちゃんとプレー出来る環境を整えないと、本末転倒でしょう」。

藤田が話していたのは、この日の最終18番での出来事。
最終組で回る藤田が、レイアップした3打目を打とうとした際、一組前でホールアウトした
石川遼を追い掛けていたテレビカメラが、グリーンサイドに戻ってきて、藤田の視界に入ってきた。
これを嫌って仕切りなおした藤田だが、3打目はバックスピンが掛かりすぎてピン下10m程に落ちてしまう。

バーディパットを1.5m程ショートさせると、この大事なパーパットを打つ前にも、
再び三脚を取りに来たというテレビクルーの動きが気になり、集中力を欠いてしまう。
結局、このホールを3パットのボギーとし、冒頭の怒りの言葉に繋がった。

「それのせいにはしたくないけど、もっと勉強して貰わないと。
(メディアとの)勉強会もやっているけど、全く生かされていない。
基本中の基本なんだから、ギャラリーの事を言う前に、関係している人たちがしっかりやらないと」。

藤田の言葉はもっともだ。
プレーしているのは石川だけでは無い、というのは我々メディアがもっと真摯に受け止めないといけない事実だろう。
現場での動きだけでなく、記事の扱いに関しても同様だ。
それは、ゴルフ界の発展という共通目標に向けて、関係者が協力して取り組んでいかなければいけない課題といえる。





選手達の優しい対応に感謝ですね遼君
しっかし良く転がるグリーンだこと
さ~最終日最終組は9:30スタートです
スカパーは8:OOから1Hから9Hまでを流してくれます
今朝も遼君の練習風景が長く流れて早朝の忙しい時間帯はもう大変です
見るのに・・・あたふたします~
TV朝日は14:00からOAです


今日のスコア 

その内配信されるハイライト3日目









今日の紙面から

遼360ヤード連覇へ飛ばす


石川遼が「マスターズ当確V」へ2打差2位に浮上した。
18番パー5で360ヤードのビッグドライブを披露してバーディーを奪うなど69をマーク。
通算7アンダーまでスコアを伸ばした。
大会連覇なら現在36位の世界ランクは、30位前後まで浮上する見込みで「年末時の同50位以内」が
得る来年マスターズ出場権獲得が確定的になる。
星野英正(32)が69で回り通算9アンダーで首位を守った。

手応え以上に、実際の飛距離は伸びていた。
最終18番パー5。
石川のドライバーショットはフェアウエーを突き抜け、360ヤード地点の右ラフまで飛んだ。
「あそこまで飛んでいくとは思わなかった」。
約20ヤード手前にあった同組の小田龍の球を、一瞬自分の球と間違えたほど
本人にとっても驚きの一打だった。

「今日1日の中でも最後はいいショット。スムーズに振れた。
意外と力は入れなかったけど、アドレナリンが出てヘッドスピードが出たのかも。
すごくうれしかった」。
第2打は8番アイアンで2オンし、2パットで楽々バーディー。
初の同一大会連覇へ、2打差2位の好位置で予選を終えた。


 



ドライバーの不調に不満げだった初日から、調整を重ねた成果が出た。
「(トップで)右足のつま先に体重が乗りすぎていた。
それと重心が上すぎて、体の上下動も多かった。
かかとに乗せて、重心も下げることで、いいスイングができた」。
フェアウエーキープ率35・71%は初日と同じ数字だが、大きく曲げたトラブルは1度もなし。
「ストレスがなかった。やるべきことをやれたラウンド」と振り返った。

大会連覇で今季5勝目を挙げれば、来年のマスターズ出場に早くも当確ランプがともる。
今年は特別招待枠での出場だったが、年末時点で世界ランク50位以内に入れば
来年の出場権を手にでき、現在36位。
関係者によると、現時点でもすでに出場権獲得濃厚で
「今後予選落ちが続いても、年末までの8週間で50位以下に下がることはないはず」という。
仮に今週勝てば30位前後まで浮上する見込みで、2年連続の夢舞台が確定的になる。

「2日間のスコアはこれ以上ない。100点に近い。
明日も我慢して、最終日に最終組で回れるように頑張りたい」。
賞金ランク1位奪回、来年のマスターズ出場につながる勝利へ。
手応えは十分だ。









大切な日忘れかけ、ごめん


 
なんて薄情なんだろう。
あの日の恐怖とショックは今でも克明に覚えているけれど、今年、その
10周年記念日を当日になるまで忘れていた。

99年10月25日。
米ツアー最終戦の取材に向かう途上だった。
空港のテレビモニターから臨時ニュースが流れ、人だかりができていた。
「フロリダ州オーランドから飛び立った小型ジェットが“無言”で浮遊飛行中。
有名プロゴルファーが乗っている」。
当初は「タイガー・ウッズかもしれない」と怪情報が交錯したが、やがて搭乗者は
その年の全米オープン覇者ペイン・スチュワートと関係者ら合計6人と判明した。

米空軍戦闘機が発進し、エスコート飛行を試みた。
「窓が真っ白に凍りつき、気圧異常が発生した模様。生存を示す反応はない」。
残酷な現実が報告された。
小型ジェットは4時間5分も自動操縦のまま大空をさまよった末、燃料切れとなり
サウスダコタ州の草原へ機首から墜落。
現場から「ソフトボールより大きい人体の破片はない」という報告を聞いたとき、
最終戦の会場は涙と嗚咽に包まれた。

機体の小さな亀裂が原因で気圧と温度が急激に低下。
スチュワートらは、ほぼ瞬間的に酸欠状態と凍結状態に陥り、死に至った。
ほんの5日前に取材したばかりの選手がこんな壮絶な死を遂げた
現実を受け止めるのはつらかった。

根っからのいたずらっ子だったスチュワートはカメラを向けると帽子で顔を隠す照れ屋のくせに
音痴と呼ばれながらも生バンドで歌ったり演奏したりする目立ちたがり屋。
明るくおどける三枚目なのに、ニッカボッカーズ姿は二枚目俳優並み。
米国を愛した彼は、米国が誇るスターだった。

メジャー2勝の後、高額契約に目がくらみ、クラブを変えて不調に陥った。
が、無名パターに助けられ、99年全米オープンでメジャー3勝目を達成。
優勝の瞬間、競い合ったフィル・ミケルソンの顔を両手でつかみながら自分の顔を近づけ
「キミはもうすぐ父親になるんだ。それに勝るものはないぜ!」と敗者を励ました。
最高の名場面だった。

悪夢は、そのわずか4か月後だった。
「気張りすぎるな。笑って生きよう」が口癖だったスチュワートは、42年の短い
人生の最後の年に思い切り気張ってメジャーを制した。
けれど最期の瞬間は、笑うこともできぬまま息を止めた。

あれから10年。
ペイン、大切な日を忘れかけて、ごめんね。
「気張って覚えてなくていい。思い出してさえくれればいい。ほら、笑って」。
そんなスチュワートの声を、もう一度だけ聞きたい。(在米ゴルフジャーナリスト)


遼君2日目7アンダー2位T!

2009-10-29 20:41:36 | 遼君
「スコアは100点」遼、連覇へ向け好位置キープ


「マイナビABCチャンピオンシップ」初日を首位と2打差の4アンダーで終えた石川遼。
しかし、ドライバーショットは万全ではなく、初日のホールアウト後、そして
この日の朝の練習場でも微調整は続いていた。

石川が試していたのは、トップ時の重心位置。
「(右足の)つま先側に乗りすぎていた」と分析する石川は、よりかかと側に重心を移し
さらにテークバックからトップ、そしてダウンスイングでの重心の上下動を少なくする為に
重心の下がったトップを意識していたという。

「朝の練習場でもそこまで良い手ごたえではなくて、コースで最後掴めた感じです」という石川。
それでも前半からドライバーは安定度を増し、5番、6番、9番でバーディ奪取。
後半は11番、16番で共にバンカーから寄せきれずにボギーとしたが
17番でドライバー8Iで3mにつけてバーディ。
最終18番パー5では「今日一番のショットだった」というドライバーでの
ティショットを放つと、残り160ヤードを8Iで楽々2オンに成功。
2パットのバーディで締め括った。

「昨日よりボギーの数も少なく、内容は良かったです。
スコアは100点に近いです」と満足げな石川。
初日は強めだったというパッティングも
「フックラインはカップの右から、スライスラインはカップの左から入れるように
どんなパットもジャストタッチで打つことを意識した」とすぐにアジャスト。
「昨日の4アンダーに比べ、今日の3アンダーは全くストレスが無く
自分のやるべきことが出来たラウンドでした」と、振り返った。

首位と2打差の2位タイという絶好の位置で予選を突破し、大会連覇も現実味を帯びてきた。
この日は「今日の自分に火をつける為の口実」として、3日目の最終組を目指していたというが
明日こそはさらに燃える1日となりそうだ。
最終日最終組はもう目の前。
最終組の一組前から、明日の石川が目指すものは明確だ。


TV放送時間には既に遼君は済んでいて今日は入らないかと
半ば諦めていたらラストで8番9番をゆっくりと流してくれました
「やった~」って感じでした
ハイライトが流れなかったから上がりの2ホールのバーディーが見られなくてニュースで見ました
今回はギャラリーのおおい9番18番で見せ場がありさすが遼君はスターですよ
明日がまた楽しみな戦いになって来ました

スカパーではAM8時から1番~9番のプレーと練習場の風景が流れます
TV朝日では3:30から放送されます
遼君は明日は10:10スタートです
トップに立って優勝争いが見たいです



2日目のスコア 

今日のハイライトはその内配信されるでしょう









今日の紙面から


遼初の同一大会連覇へ好発進


石川遼(18=パナソニック)が、初の同一大会連覇へ好スタートを切った。
4アンダーの68で回り、首位と2打差4位につけた。
自慢のドライバーが不調で、フェアウエーキープ率35・71%(53位)と低調の中
冷静なリカバリーを連発。
左がけ下に曲げた6番パー5などで、6バーディーを奪った。
初観戦した美人ルーキー竹村真琴(19)の応援にも結果で応えた。

自慢のドライバーが曲がっても、4アンダーで回れたのは成長した証しだ。
35・71%(53位)と低調に終わったフェアウエーキープ率に反比例して、石川がスコアを伸ばした。
68で2打差4位。初の同一大会連覇へ、絶好の位置につけた。
「最高のコースで、いいスタートが切れた。
4アンダーで回れる内容じゃなかったけど、ラッキーなラウンド。
この貯金を明日以降に生かしたい」。冷静な口調で振り返った。

ティーショットの乱れを、的確にリカバリーした。
前半15番パー5では右林に第1打を曲げた後、高さ10メートルほどの木越えで
フェアウエーに出してパーセーブした。
後半6番パー5では第1打を左がけ下に曲げるトラブル。
だが、5番アイアンで約3メートル四方の空間を抜いて右ラフまで出し
第3打を3メートルにつけてバーディーを奪った。
これで勢いづいて、8番まで3連続バーディーだ。
「ドライバーが悪くても、パーかバーディーにつなげることがいかに大事か。
この1~2年で学んだのかな」。
ピンチをチャンスに変える力をつけた18歳は、うなずいた。







先週からスイングを手直ししている。
今季初優勝した6月ミズノよみうりに比べてトップが浅くなり、パワーを
十分ためられなくなったことが、気になっていた。
「全部一新して、また新しいスイングにしようと思う。
改造っていうほどじゃなく、改良かな。
スイングは週替わりだと思ってるので、毎週いいものを求めてやっていかないと」。
高弾道が武器のドライバーでも低弾道を試すなど、試合でも調整を続ける。
既に4勝し、現在賞金ランク2位と飛躍のシーズンでも、向上心はいつも忘れていない。

プロ転向後初のツアー優勝となった昨年大会の初日は、2アンダーで10位だった。
2打上回る好スタートに、連覇&賞金ランク1位奪回の期待も膨らむ。
「1年のツアーの中でも、早く戻って来たかった場所。
あと3日間、いいプレーを見せたい」と、言葉に力を込めた



遼、同じ高校3年生・菊池にエール

プロ野球ドラフト会議で西武に1位指名された菊池雄星投手(花巻東高)に、遼クンも興味津々。
これからプロの道を進む同じ高校3年生に、先輩プロは
「これから一流アスリートを目指していかれる人。
一野球ファンとしてエールをおくりたいです」。ともに注目を集める18歳。
「菊池投手はMAXが150キロ以上なんですよね。
野球はスピードが注目される。ゴルフはやっぱり飛距離かな」と
剛腕には得意の1Wで“対抗”する。




美人ルーキー遼かっこいい

注目の美人ルーキー竹村真琴(19)が石川遼(18)を初観戦した。
ともに仲田健トレーナーに師事する関係で、この日の朝に初対面。
クラブハウスであいさつを済ませ、石川のプレーを見守った。
「スイングの軸がしっかりしていて、ヘッドスピードが速くて、かっこ良かった」と笑顔。
来季の日本ツアー出場権を懸けた2次予選会を来週に控えており
「いい勉強、刺激になった」と話していた







朝刊別紙から





ディフェンディングチャンピオンは4位タイ



アメリカのRyo ・・ゴルフジャーナリスト・・


なんだか、ドタバタ続きで、すっかり遅くなってしまったのだが
先週、米ツアーに「アメリカのRyo」と呼ばれる選手が登場した。

いや、別に先週、初登場したわけではなく、実際の初登場は先々週のラスベガスだったのだが
その初戦で7位タイ、2戦目の先週(フライズドットコム・オープン)でプレーオフに食い込んだ末、2位タイ。
しかも、先週は3日連続でイーグル奪取し、最終日はホールインワンまでやっちゃったという
恐ろしいプレーぶりだった。
なんとも華々しいデビューだった。

えっ、誰の話?名前は、リッキー・ファウラー。
カリフォルニア州のマリエッタ出身。
だが、よくよく聞いてみると、実はミドルネームがあり、リッキー・ユタカ・ファウラー。
そう、日本の血が入っているのだ。
なんでも祖父が日本人で、その祖父に連れられて練習場に行ったのが
ゴルフを始めるきっかけだったそうだ。

さて、愉快だったのは、このファウラーのことをアメリカのメディアやギャラリーが
「アメリカン・リョウ・イシカワ」と呼んでいたことだ。
日本の石川遼を思わせるデビューぶりと活躍ぶり、イケメンぶりという意味で、こう呼んだのだろう

でも、考えてみれば、これまで「どこどこの誰」と呼ぶときは、大抵の場合、
「誰」=「欧米スター選手」だったわけで、そうなると「どこどこ」=「欧米以外の国」だった。
たとえば、まるでタイガー・ウッズみたいというときは、「日本のタイガー」とか
「韓国のタイガー」とか、そういうふうに使っていたわけで、「どこどこ」=「アメリカ」となり
「誰」=「日本人」なんて図式ができたのは、近年、ほとんど例がない。

これは、ちょっぴり驚きの現象。
今後は世界のあちらこちらに「どこぞのRyo」が増えそうな予感。
元祖「日本のRyo」は、なんだかすごいことになってきた



遼君マイナビ初日4アンダー4位T!

2009-10-29 20:39:14 | 遼君
遼、暴れるドライバーでも4位発進


「去年は、初日のスタートホールでこんなの(20cm位)につけてバーディスタートしたのから
72ホール目まで全ホール振り返れる」という石川遼。
プロ転向後初めて優勝した昨年大会から1年、石川は当時と今とを比較し
「今年は去年に比べて難しいとは思わなかった。
その分、自分が変わったのかな」と、自らの成長を感じていた。

昨年大会では1日2アンダーを目標にしていたが、この日は6バーディ2ボギーの「68」。
通算4アンダーで首位と2打差の4位タイという好発進。
それも、万全ではないドライバーの状態で
「4アンダーで回れるような内容ではなかった」と振り返る。

10番スタートのこの日、15番パー5ではティショットを右の林の中に打ち込んだが
2打目でフェアウェイに戻してパーセーブ。
折り返した6番パー5でも、大きく左に曲げて崖下に落としたが、2打目で
右サイドのラフまで運ぶと、3打目でピン下2mにつけてバーディ奪取。
そこから3連続バーディへと繋げた。

「ドライバーが全体的にフックしていた」という石川。
「トップから切り返しのタイミングが合わなかった。
丁寧にタイミングを作ろうとして、その分スピードが出ずにヘッドが先行してしまっている」と
このミスを分析する。
ホールアウト後は練習場へ直行し、すぐに修正を施したが
「明日の朝、もう一度やらなくちゃなという感じ」と、課題は完全には消えていない。

それでも、リカバリー、さらに気持ちの切り替えの早さでスコアを作り
「(気持ちを)切り替えないとみんなに置いていかれてしまうという良い経験」が生きたと微笑む。
このスコアは実力が底上げされた証なのか。
「この貯金を明日以降に生かしていきたい」と、石川は力強く語った。




今日は好スタート発進ですね
好スタートだといつもは晴れやかな感じなのに
インタビューの遼君の表情が暗く硬い感じがしましたね
特別な思いがあるのだと感じます
ティショットが満足してないようだからそれを立て直して
明日もまた良いプレーを見せてくれるでしょう
3連続バーディーは気持ちがいいわ

昨年のマイナビを振り返り・・遼君ブログ

マイナビABC選手権




さあ明日は10:35スタートです


初日スコア 

左のハイライトをクリックして下さい
マイナビハイライト

石川遼が「絶対に見てもらいたいです!」








今日の紙面から

遼、美人ルーキー刺激に初の連覇狙う


石川遼(18=パナソニック)が、美人プロの声援を受けて、初の同一大会連覇に挑む。
男子ゴルフのマイナビABC選手権は29日、兵庫・ABCGCで開幕する。
昨年大会でプロ転向後初のツアー優勝を果たした石川の応援に、同じ仲田健トレーナー(40)に
師事している新人女子プロの竹村真琴(19)が駆け付ける。
新たな刺激を受けて、大会連覇&01年伊沢利光以来の年間5勝目を狙う。

昨年、涙の初優勝を飾った舞台に、石川がたくましく成長して戻ってきた。
狙うは、07年つるやオープンのB・ジョーンズ以来となる同一大会連覇だ。
「同じ大会で勝つのはどういう感覚なのか、触れてみたい。
結構な思いを持って、ここに来た。去年のことも鮮明に覚えてる」と堂々と言い切った。

初日には同じ仲田トレーナーに師事する新人女子プロの竹村が、姉千里さんを連れて
初めて観戦に来ることになった。
来季の女子ツアー出場権を懸けた2次QTを控える竹村は
「遼くんのゴルフを間近で見て勉強したい」と来場を希望したもの。
19歳の竹村と石川は、ジュニア時代に同じ会場でプレーしたことはあるが
実質的な対面は今回が初めて。
注目美女ルーキーの視線は石川にとっても、新たな刺激になるはずだ。

 
準備は万全だ。この日は、約5センチ四方の立方体を打つ珍練習で、パットを確認した。
立方体には球をイメージする円も描かれており、パターフェースの面を正確に
保ったままストロークする訓練になる。
ツアー屈指の高速グリーンにも「速いグリーンは読むのが楽しい」と歓迎。
今季平均パット数1・7197(2位)の実力を発揮するには最高の舞台となる。

73年ツアー制施行後、年間5勝を挙げたのべ22人中18人が賞金王に輝いている。
現在、石川は池田と並び4勝の「勝ち頭」。
ライバル不在の今週、01年伊沢以来となる年間5勝目を手にすれば、賞金ランク1位も奪回できる。
「ここには何か特別なものがある」と石川自身が期待している。










仰天遼、箱打ちトレ初公開(別紙)

 
シュッ、シュッ…。
プロアマ戦終了後の練習グリーン上。
秋晴れの日差しが照りつける中、見たこともない風景に周りがざわめいた。
遼クンがパターで転がしていたのはボールではなく、積み木のような、長方形の木製の箱。

「部屋ではいつもやっているけど、コースでやるのは初めてですね。
(パターのフェース面を)スクエアに当てないと、ちゃんと動かないので難しい。
でも、これをした後にボールを打つといい感じなんです」

縦5センチ、横10センチ、奥行き10センチほどの木箱。
これを真っすぐにスライドさせることで、フェースの中心で正確にボールをとらえる練習になるという。
この練習を始めた5月の平均パット数は1.8台だったが、現在は1.7197(2位)と向上。
遼クンにとって、木箱は秘密兵器だ。

「パットがカギになると思う。ジャストタッチで打っていかないと」。
トーナメント屈指の高速グリーン攻略こそが連覇への近道であることは、インプットしている。

さらにこの日、前週のブリヂストンオープンで賞金ランクトップを奪われた池田勇太が
自身も参戦する来週の「HSBC選手権」(中国・上海)に出場することが決定した。
総額6億円を超す大会。
海外でも賞金王争いが繰り広げられることになるが、遼クンは
「高額な分、レベルは高い。簡単には稼げない」と冷静に分析。
それでも「世界に日本をアピールできるチャンス。そういう意味では気合が入る」と意気込んだ。

その前に、今週のターゲットを仕留める。
「今年はこのトーナメントしか連覇ができる大会はない。
特別な思いはあるし、そういう思いでここにきた」。
ディフェンディングチャンピオン・石川。その目の先には大会連覇しかない





観戦マナー向上へ、石川らが啓蒙VTRに出演


石川遼や池田勇太の活躍で盛り上がる国内男子ツアーだが、その一方で最近は
観戦マナーの問題が露呈している。
プレー中、静まり返った中で精神を集中し、勝負の一打を打とうとしている瞬間に鳴り響く
「カシャ」という携帯カメラのシャッター音は、繰り返される度に選手の集中力を削いでいく。

ゴルフ観戦初心者にとって、あの“石川遼”を自分の携帯カメラやビデオカメラで
撮りたいという気持ちは理解できる。
そして、その行為がどれだけ選手に影響を与えるかを分かっていないということも
ある程度は仕方のないことだろう。
たとえ選手から100ヤード離れていても、その音が聞こえ、プレーに影響するということは
初めてではなかなか実感するのは難しい。
もちろん、それを分かっていて行うのは言語道断の行為だが。

そんな問題を無くすため、いち早くJGTOが動いた。
この日、石川らの協力の元、「マイナビABCチャンピオンシップ」の会場で
ギャラリー啓蒙の為のVTR撮影を行った。
出演したのは、石川の他、藤田寛之、宮本勝昌、片山晋呉、小田龍一、矢野東の計6選手。
6名のコメントを繋げて、会場内用の音声無しと、会場外用の音声ありの2種類を収録。
次週の「The Championship by LEXUS」から会場内のオーロラビジョンなどで放映される予定だ。

「びっくりしました。凄く早いなと。即決して、すぐに行動に移してくださって
選手として感謝したいです」と、収録を終えた石川は言う。
自分の口で呼びかけることが最善の道と思っていたという石川は
「嬉しいサプライズですね」と今後のマナー向上に期待を込める。
まずは、観戦マナーの周知徹底。
世界に羽ばたく選手達のように、日本のギャラリーの質も欧米並みに高めていきたいものだ。




ツアープレーヤーたちの注目の的・・鈴木亨・・(09.4)

30代の中堅プロたちから、ひそかに注目されている選手がいる。
今年43歳を迎えた鈴木亨だ。
実は、鈴木は93年から一度も賞金ランキングによるシード権を落としていない。
そんな選手は今のツアーには鈴木だけだ。
選手会長の宮本勝昌も、羨望のまなざしを向ける。

「亨さんが目標なんです」。
40代を目前にして、ゴルフや体の変化に戸惑い悩む選手は多い。
そのために、何年も深刻なスランプに陥るケースは枚挙にいとまがない。
二度と復活できないまま選手生活を終える選手も少なくない。
その中で、鈴木の存在は一縷の光だ。

宮本は言う。
「もちろん、次々と勝ち星を重ねたり、賞金王になったり……
そういうのにも憧れるけど、亨さんのように40歳を超えてなお安定してシードをとり続けると
いうのもまた、僕ら選手にとっては非常に羨ましいことなんです。
それがどれほど大変なことか…。分かっていますからね」。

もちろん、本人にも自負がある。
開幕戦・東建ホームメイトカップで「凄いでしょぉ~」と胸を張った。
わざと口をとがらせ「本当ならもっと、注目されてもいいと思うんだけどなあ~」と、おどけて言った。

そんな鈴木はいま、いったい何を目標にゴルフを続けているのか。
尋ねてみたら、即答した。
「マスターズに出ることです」。
デビュー当時から抱き続けてきた夢。
40代を超えてからはやや遠のきつつあったが、再び火がついた。
今年のマスターズだ。
アンヘル・カブレラと、チャド・キャンベルとのプレーオフに挑んだ48歳のケニー・ペリーに共感した。

ペリーは会見で言ったそうだ。
「これまでは、家族第一の人生だったが子供たちも手を離れ、もう一度ゴルフにかけて見ようと思う」。
この言葉に感動した。
鈴木自身、愛妻家で子煩悩。
特に長女の愛理ちゃんは人気アイドルとして活躍中で、一家で家事を分担するなど
家族でバックアップ体制を取っている。

プロの中には、家庭を顧みないほどにゴルフに没頭している選手もいるが
鈴木には家族なしの人生など考えられない。
「まず家庭があって、ゴルフがある」。
そういう信念を持ちながら、あの大舞台で優勝まであと一歩と迫った
ペリーに親しみを覚えずにはいられなかった。

「ペリーを見習って、夢をもう一度、ですよ」。歌うように言った。

>特に長女の愛理ちゃんは人気アイドルとして活躍中
知らなかったです

遼君明日マイナビABC開幕!

2009-10-28 15:38:58 | 遼君
待ちに待ったマイナビが明日から開幕します
調子も良さそうで期待できそうです
初日からばんばんかっ飛ばして欲しいです

遼君はインコースから9:40スタートです
小田龍一プロ矢野プロと回ります


連覇を狙う石川遼が、ホスト大会4戦目


マイナビABCペアリング


マイナビは初日からスカパー285chで放送してくれます
楽しみです

スカイ・Asports


昨年のマイナビでのつぶやき・成績・ファッションです
忘れもしないプロ初優勝をした記念すべきトーナメントですね







今日の紙面から


遼、勝利の法則も味方「気合入る」


石川遼が「勝利の法則」を味方に今季5勝目を狙う。
男子ゴルフのマイナビABC選手権は29日、兵庫・ABCGCで開幕。
石川は今季4勝をすべて海外試合の直前に挙げており、翌週にHSBC選手権(中国)を
控える今大会も、法則通りならV率100%
しかも4試合ともテレビ局の主催大会で、今回も朝日放送が主催という巡り合わせだ。

この法則について質問が飛ぶと、石川は「その質問を楽しみにしていました」とニヤリ。
「来週は海外の試合かあ、楽しみだなあと思いながらプレーできる。
その気持ちはありますけど、それにしても不思議ですね」と笑顔で話した。
さらに「今年優勝した大会は『クラシック』が入ってる」と自ら告白し
勝った大会の共通点を気にしていることをうかがわせた。

今大会は昨年、プロ転向後初のツアー優勝を飾った思い出の試合だ。
「いいイメージがあるし、全選手の中でも僕が一番自信を持てる。
特別な感じがあるし気合もかなり入る」と力を込めた。
賞金ランク1位の座を奪われた池田が、右手首痛のため今週は欠場。
「残念です。同じプロとして気の毒に思う」と池田を思いやる余裕ものぞかせた。


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プロ初優勝を飾った記念の地に立った石川は、
「ディフェンディングチャンピオンとして、特別な思いがある」と感慨深げ。
「コースに一番自信を持っていけるのが、ディフェンディングチャンピオンの特権」と
連覇へ闘志をにじませた。

自信を裏付けるのが「改造とまではいかないが、改良ですね」と語る新スイングへの手応えだ。
手本にしたのは“世界一美しい”と称される伊沢利光のスイング。
先週のブリヂストンオープン3日目に同組でプレーし、父・勝美氏から
「伊沢さんのスイングを見て、何かを感じてこい」とコースに送り出された。

切り返しのタイミングや体重移動のスムーズさを目に焼き付け
「先週は試行錯誤のラウンドだったけど3日目終了後の練習で
『これだ』というものをつかんだ」。
その言葉通り最終日は1イーグル、6バーディーを奪い、67をマークした。

 
この日は午前中の9ホールで練習ラウンド終了の予定だったが午後になって
コースに駆けつけた父の要望で、急きょ4ホールの“補習”ラウンド。
コーチの父が厳しく目を光らせる前でナイスショットを連発し
「今日もいい感じだったし、今週は楽しみ」と満面の笑み。
勝美氏も「悪くないよ」と合格点をつけた。

 




遼、高校生に“秘話”明かす

昨年覇者の石川遼は27日、練習後に兵庫県ゴルフ連盟に所属するゴルフ部の高校生との
懇親会を開きアプローチの練習法など質問に答えた。
その中で、昨年1月にプロ転向を決める際、周囲はアマで経験を積むことを勧めていたが
坂田塾を主宰する坂田信弘氏の
「きょうでもあしたでも、プロになった方がいい。何を怖がっているんだ」という言葉が
大きな後押しとなったことを明かした。


写真展での遼君


14歳アマ伊藤が遼の助言胸に予選突破狙う


14歳のアマ、伊藤誠道(神奈川・湘洋中2年)が石川遼と4ホールだけ同組で
マイナビABC選手権の練習ラウンドをこなした。
8月VanaH杯KBCオーガスタでは最年少記録で予選通過したものの
その後のツアーは5連続予選落ち。
この日はABCGCの高速グリーン対策として石川から
「タッチだけを考えて」と助言を受けた。
「調子は悪くない」と6試合ぶりの予選突破を狙う。






藍、遼が3ツアーズ選手権で初共演

 

宮里藍(24=サントリー)が、男子、シニア、女子の3団体で競う日立3ツアーズ選手権
(12月13日、千葉・キングフィールズGC)に出場することが27日、分かった。
日本女子プロゴルフ協会の推薦枠での出場が内定。
宮里にとって3年ぶりの出場で、男子ツアー賞金ランクで出場権が確定している石川遼との「初競演」が実現。
米女子ツアー賞金王と日本男子ツアー賞金王の対戦となれば大会史上最高の盛り上がりとなりそうだ。

ゴルフ界の男女のスーパスターによる「夢の対決」が実現する。
日立3ツアーズ選手権は、男女が同時に出場する唯一の大会。
女子ツアー代表の宮里と男子ツアー代表の石川が、初めて同じ舞台に立ち
組み合わせによっては同組でプレーする。

宮里の今季の完全復活が、この競演につながった。
7月エビアンマスターズでは米ツアー参戦4年目で初優勝。
今月のSANKYOレディースでは、3年ぶりに国内ツアー優勝も果たした。
日本女子プロ協会は、推薦枠で上田とともに宮里の3年ぶりの出場を内定。
現在賞金ランク2位の石川は、今週のマイナビABC選手権の結果にかかわらず2位以内は維持するため
「11月1日時点の賞金ランク上位3人」の資格で出場権が確定。
2人の同時出場のおぜん立てが整った。

もともとは「宮里の大会」でもあった。
藍ちゃんブーム全盛の05年12月に大会は開始。
翌年の米ツアー挑戦が決まっていた宮里は男子、シニア選手に競り勝つなど、大会を盛り上げた。
だが、スランプで結果の出なかったここ2年間は大会から遠ざかった。
一方で、昨年の同大会では、石川が男子ツアー逆転優勝の立役者になり、大会MVPにも選ばれた。

宮里は米ツアーの賞金ランク2位で、残り3試合で逆転を狙う。
石川も男子ツアーの賞金ランク2位で、1位池田との差は約962万円と逆転圏だ。
男女のスーパースター対決が、日米両ツアーの賞金王対決となれば、さらに注目度も高まりそうだ。






 
 





27日NET情報から


連覇目指す石川 29日からマイナビABC


男子プロゴルフツアーの「マイナビABCチャンピオンシップ」が29日から4日間
兵庫県加東市のABCゴルフ倶楽部(7217ヤード、パー72)で開かれる。
国内ツアーも残り6戦となり、注目は佳境を迎える賞金王争い。
23歳の池田勇太と18歳の石川遼によるマッチレースとなった感はあるが、優勝賞金3000万円
(賞金総額1億5000万円)をめぐる戦いが、賞金王の行方をも大きく左右しそうだ。

残念なのは、前週の優勝で石川を抜いて賞金ランキング首位に立った池田の欠場だ。
ツアー2年目の今季は早くも4勝を挙げ、最新世界ランクでも石川を抜き日本選手トップの
35位に躍り出たばかりだが、数週前から抱えていた右手首の痛みが治まらないという。
今後も高額賞金大会が控えるだけに、大事を取った形だ。

一方の石川にとっては、昨年のプロ転向後初のツアー優勝を飾った記念の大会で、
池田との約900万円差を巻き返す大きなチャンス。
単独3位以上なら再び獲得賞金で上回るが、目標はあくまで自身初の同一大会連覇だ。
気がかりなのは8月の全米プロ選手権以降、12週連戦となる疲労だがツアーで
ただ一人イーグル数を2けた(13個)に乗せるなど爆発力は衰え知らずだ。

過去3度優勝と今大会を得意とする片山晋呉からも目が離せない。
今季は未勝利ながら賞金ランク3位。
池田に5000万円以上の差をつけられてはいるが、今後の追い上げ次第では
2年連続6度目の賞金王の可能性も残る。

コースはツアー屈指の高速グリーンを持つだけに、その攻略法も見もの。
1ホール当たりの平均パット数でツアー2位の1・72を記録する石川の高度な
パッティング技術にも注目したい。






池田勇太、逆転Vの代償!右手首痛悪化で次戦は欠場


10月22日(木)から25日(日)まで開催された、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」で
逆転で今季4勝目を挙げた池田勇太が、右手首痛のため今週開催の
「マイナビABCチャンピオンシップ」を欠場することとなった。

「キヤノンオープン」から痛めていた右手首が悪化していた池田だが、先週は契約先で
あるブリヂストンが主催でさらに地元開催の「ブリヂストンオープン」とあって痛みをおして出場。
優勝のかかった最終日にはきつめにテーピングを巻き「今日だけもてばいい」と根性で
優勝をもぎ取ってみせたものの、その代償は小さくなかったようだ。

池田は4勝目で賞金ランキングは石川遼を抜きトップに立ったがその差は約900万円。
今週の「マイナビABCチャンピオンシップ」で石川との順位がひっくり返る可能性が高い。
この故障が長引くようなことがあれば高額賞金大会の続く秋の賞金王レースに深刻な影響を与えそうだ。

ブリヂストで無理にしていたんでしょうね~
大したことがなければいいですが早い快復を願ってますよ










久保谷「2人のどっちかが賞金王を獲るでしょう」


今年の「ブリヂストンオープン」が閉幕し、強く印象に残ったのは池田勇太の圧倒的な強さだった。
今シーズンは優勝4回賞金ランキングではトップの座を奪還と数字を見てもその強さは言わずもがな。
だが、やはり同じフィールドで戦うプロが口にする評価から数字だけでは
分からない真の強さが見えてくるものだ。

最終日に同じ組で回った小田龍一と久保谷健一。
この日、池田のプレーをもっとも間近で見ていた2人の口からは賛辞が止めどなく溢れ出た。
「すごいゴルフを見せ付けられました。ショットを打つ時にはゾーンに入って
すごい集中力でしたね。僕はまだまだです。あんな風になりたいですね」と
前週「日本オープン」を制した小田も脱帽。

特に、「宇宙人みたいなゴルフだった」という久保谷の言葉には熱がこもっていた。
「長いのはスコスコ入るし、リズムが出てきたらピンにしか飛ばない。
特に、パットをあれだけ強く打てるのは彼の強みだね。
ああいうパットができないと、一日で7アンダー、8アンダーは出ないと思う。
遼くんも凄いと思ったけど、負けず劣らず凄い」。
最後まで優勝争いを演じていた久保谷も「見とれたね」と完全にお手上げ状態だった。

「フジサンケイクラシック」最終日では石川遼と最終日最終組をラウンドし石川に10打差をつけられる完敗。
そして今週は、同組の池田に突き放されて勢いの差を見せ付けられた。
「あの2人のどっちかが賞金王を獲るでしょう」。
2人の勝利を間近で見届けている久保谷は、確信するかのように締めくくった。



世界各国から誕生してくる石川遼選手のライバル達!


石川遼が言いたかったこと


遼コラム

アンソニー・キムは42インチのドライバーで300ヤード打つ!


遼君が表紙ですがお似合いよ

ゴルフダイジェスト記念特大号

遼君&お母さまのルル独占インタビュー!

2009-10-26 16:51:49 | 遼君
昨晩は遅くに帰宅して録画してあった最終日を見ました
それ以前に携帯でチェックはしてたのですがいい感じでショットが出来るようになって
次回の試合が楽しみです
池田プロにひっくり返されてしまったけどまだまだ試合数が残ってるし
満足に行くプレーが出来ればいいんじゃないかと思ってますよ

さて~
ルルの独占インタビューがやっと更新されました
ざっと読みましたがとてもいい親子関係です
またじっくり噛み締めながらよんで見たいです

石川遼を育てた家族の力









今日の紙面から


遼20位、賞金1位奪還秘める


賞金ランク1位からは転落したが、石川遼(18)はしっかり今後への手応えをつかんだ。
3日目まで40位と低迷したが、最終日は1イーグル、6バーディー、3ボギーの67をマークし
通算7アンダーの20位まで浮上。
「時すでに遅しでしたけど、1日でもこんなゴルフができて良かった」と安堵の表情を浮かべた。

今週はスイングのトップから切り返しの間にためを作る課題に取り組んだ。
初日から3日間は新たな課題を意識しすぎて感覚をつかめず、70台のスコアが続いた。
しかし、この日はトップを深く取り、体をねじるように打つと、タイミングが合ったという。

池田との賞金王争いが注目されているが、目の前の結果だけでなく、将来を見据えた改良を続けている。
「賞金ランク1位を維持しようと思っても維持できない。常に上達を目指していかないと」と石川。
賞金ランク首位は譲ったが「多少の悔しさはあるけど、まだトーナメントがある」と話した。

次戦は昨年優勝したマイナビABC選手権(29日開幕、兵庫)。
「日に日に状態は良くなっているし、来週は楽しみ」と
賞金ランク首位の座の奪還を心に秘めた。




今週は池田勇太が優勝し、石川を抜いて賞金ランキングトップに浮上。
約920万円差をつけられ、逆に追う立場となった。
「池田さん、片山さんと比べたら安定感が違うし、雲泥の差。
賞金王への自信があるかと言われたら無いですがそういう立場にはいるので思い切りやろうとは思います」





石川遼は「優勝争いに加われなかったことが悔しい」







池田、遼クンと「HSBC」で激突も


池田勇太(23)=フリー=が今季4勝目を挙げた。
大会優勝者には来年の準メジャー、WGCシリーズ「ブリヂストン招待」
(8月5日開幕、米オハイオ州)出場権が与えられ、池田は「やってみたい場所。
頂いたからには頑張ります」と喜んだ。
世界ランクも現在の46位から上昇確実で、11月第1週のWGC「HSBC選手権」(中国・上海)
出場権獲得の可能性もある。
出場となれば既にエントリー済みの石川、片山と日本ツアーの賞金ランクに反映される
高額賞金大会で激突するが、26日にも右手甲の検査を受ける予定で「今は何とも言えない」と話した。



池田にBS招待の出場権 来年8月に米オハイオ州で
 

男子ゴルフのブリヂストン・オープンで優勝した池田勇太が
来年8月に米オハイオ州で行われるブリヂストン招待の出場資格を獲得した。
米ツアーにも組み込まれている同大会は、世界選手権シリーズとして開催され
ことしはタイガー・ウッズ(米国)が優勝。
池田は「いい勉強になる。活躍できるように頑張りたい」と出場に意欲を見せた。

日本人選手では団体対抗戦のプレジデンツ・カップに世界選抜の一員として
出場した石川遼も出場資格を得ている









遼君3日目40位T!

2009-10-24 19:39:09 | 遼君
遼、笑顔無くストレス溜まるラウンド…40位タイに後退


石川は出だしの2番でカラーからパターでねじ込みバーディを奪うも、この日はティショットが安定せず
思うようにフェアウェイをとらえることが出来ない。
何とかしのいでいたが、この日初めてフェアウェイをとらえた7番でボギーを叩くと
その後も右に左に大きく曲がるショットに苦しみパーオンすらままならない不安定なゴルフ。
13番で2つ目のボギーを叩き
迎えた15番でチップインバーディを決めるも石川に笑顔はなし。
結局トータル2アンダーは変わらず、順位は40位タイに後退してしまった。

奪った2つのバーディはいずれもグリーン外からねじこんだもの。
チャンスらしいチャンスはほとんどなく、ドライバーが曲がり林の中からセカンドを打つという
光景がリプレイのように繰り返された。
「良いところがなかなか無くて。なんとかスコアを落とさずにすんだ、
しいて言えばそれくらいですかね」と語り、苦しんだ3日目のラウンドに肩を落とした。
安定感を欠いたスイングはタメを意識して新しいことに挑戦している段階で
「すぐに成果がでる状態ではない」と割り切っているためそこまでナーバスになってはいない。
しかし、スコアを伸ばさなければいけない大事な日に、思うように伸ばしていけない
ストレスがこの日の石川には終始つきまとった。

3日目を終えてスタート時は8だった首位との差は11ストロークに広がり、逆転優勝の
可能性は限りなくゼロに近くなってしまった。
それでも上位にいる片山晋呉、池田勇太との賞金王争いも絡んでくるだけに
現在賞金ランキング首位の男がこのまま下位に沈んだまま終わるわけにはいかない。
頂点に届かなくとも3日間たまりにたまったうっぷんを最終日の爆発で晴らしてみせる。



遼、改良中のショットが安定せず40位タイに後退


現在、スイングの改良を試みている石川遼。
前週の「日本オープン」では腰を速く切ることをテーマとし
今週の「ブリヂストンオープン」ではトップでの切り返しの間(ま)に重点を置いているという。

迎えた3日目も序盤からドライバーショットの精度が悪く、ティショットごとに不満そうな表情を浮かべる。
以降もグリーンを捉え切れずにアプローチでパーを拾う、予選ラウンドと同じような展開。
後半の15番パー4ではチップインバーディを奪うなど見せ場を作ったが、
直後の16番パー5では林越えのショートカットを狙ったティショットがあわやOBという
ミスショットとなり、パーどまり。

今週はショット、特にドライバーが荒れているのはデータを見ても明らか。
フェアウェイキープ率は初日が43パーセント。
2日目は21.4パーセントと落ち3日目は決勝ラウンドに進んだ選手の中では
最下位となる7パーセント台にまで落ち込んだ。

順位も40位タイに後退し
「伸ばさなくてはいけない位置から伸ばせないストレスはあります」と
プレー中も厳しい表情が続いた。
「練習場ではできているのに、試合では間を作るのが怖くてタイミングがずれてしまう」と
ショットが左右へ散る原因を説明する。
「新しいことを取り組み始めているところなので、粘り強く行くしかないですね」。
先を見据えてのスイング改良、その中で結果を出していくことの難しさを実感している様子だった。
「優勝は厳しいけど、最後の1打まで集中して頑張りたい」。
賞金王争いに向けても、1つでも順位を上げて終えたいところだろう。


3日目のスコア


スイング改造中で伸び悩みで見てるほうもストレスが溜まる
練習ではいい手ごたえがあるのですから救われます
長い目で見たら今は我慢ですね
遼君は最終日にインコースから8:00スタートです








今日の紙面から


遼29位もネバーギブアップ


ギャラリーから大きなため息が出た。
14番パー4。石川遼(18)は第1打を大きく左に曲げ、OBをたたいた。
打ち直した球も右ラフに飛び込んでダブルボギーとするなどこの日はスコアを1つしか伸ばせなかった。
7つスコアを伸ばした片山の後に会見場に入ると
「7アンダーの方の次ですいません」と、珍しく自虐的な言葉を口にした。

今週は、スイングのトップから切り返しの間にためを作る課題に取り組んでいる。
今後を見据えた改良だが、2日目のフェアウエーキープ率は21・43%で
出場101人中91位と、そのスイングは、まだなじんでいないようだ。

首位とは8打差の29位。
優勝は厳しくなってきたが、いつものように前向きな気持ちは失っていない。
昨年の大会では残り2日間で、10アンダーを記録。
「1日5アンダー以上は絶対に出していかないと。ここまで我慢してきたので
残り2日はいいことがあるはず」と、ネバーギブアップを宣言した。

注目選手インタビュー



遼、29位もスイング改造手応え

 
がまんのゴルフが続く。
遼クンは、この日もドライバーショットが不安定だった。

14番(パー4)では第1打を左の林に打ち込んでOB。
打ち直した第3打も右ラフにつかまって、このホールは痛恨のダブルボギーとなった。
「素振りではいいイメージだし、安定した球筋が望めるんですけど…」
第2ラウンドのフェアウエーキープ率は21.43%で出場101人中の91位。
その結果、第2打は悪いライからのショットが多くなる。
「いいショットが続かない」のも当然だろう。

実は、先週の「日本オープン」からドライバーショットの“マイナーチェンジ”を図っている。
2週前のプレジデンツカップ(米カリフォルニア州)など、海外遠征で目の当たりにした
T・ウッズ(米国)ら世界一流のスイングに少しでも近づくためだ。

具体的には、トップの位置で「ため」をつくり、ひと呼吸おいた切り返しから、一気にヘッドを加速させる。
完成すれば、これまで以上の飛距離が出るはずだ。
すでに手応えは十分で「ポイントは絞られてきました」という。

この日のスコア「71」は満足できる数字ではないが
「きょうは風が強くて、ピン位置も難しかった」と納得している。

確かに、難しい場所に切られていた。
この日、18ホールのカップは、すべてグリーンエッジから「4ヤード以内」。
しかも8ホールは「3ヤード」と、今季ツアーで最多の難グリーンだった。
何度もバーディーチャンスを逃した原因は、そこにある。

首位に8打差。逆転優勝は厳しい状況だが、あきらめてはいない。
ひとつ波に乗れば『ビッグスコア』をたたき出せる。
反撃を誓った18歳は会見を終えると練習場に向かった。




ツアープレーヤーたちの抱腹絶倒・・尾崎健夫(09.6)


ファンのみなさんはもちろん、選手や関係者にことのほか人気があるのが、ジェットだ。
尾崎家の次男は他者への心配りが思いのほか深く、その場を盛り上げようという
サービス精神にたけている。
しかも“天才肌”はその場のインスピレーションで、とっさに飛び出す
言葉や行動が本当に面白くて、周囲を楽しませてくれる。
“ジェット語録”と呼んで、メモしているものまでいるほとだ。
その一部を紹介しよう。

ある日のラウンドのこと。
ジェットがアドレスに入ったまさにそのときだった。
小さな女の子がいきなり声をあげた。「ママー、ママぁ~!」。
親とはぐれてしまったのだろうか。
悲しそうな声で呼び続け、いっこうに泣き止む気配がない。
誰もがジェットはアドレスを解いて、仕切り直すだろうと思った。
が、ジェットはじっとボールを見据えたまま、動かない。
しかも、なんとテイクバックを始めてしまった。
相変わらず子供は泣き続けている。
ジェットはいったい、どこで手を止めるつもりなのか。
みなが息を詰めて見守っていると衝撃の事件は起こった。

クラブをてっぺんまで上げて、ダウンスイングを始める瞬間だった。
ジェットが叫んだのだ。
「ママは~~~」。
雄叫びを上げて、フィニッシュでびしっと決め台詞。
「どこだあぁぁぁぁ~~~」。一同、大爆笑……。
同時に、ジェットの心根の優しさが、垣間見えた場面だった。
本当ならひとまずスイングをやめて子供が黙るまで待つか
「静かにして」と声をかけてもおかしくないところだった。
しかしそれをすると、女の子の1日は台無しになるだろう。
「怖いおじちゃんたちに叱られた」と言って余計に泣いてしまうかもしれない。
そんな嫌な空気にするくらいなら、俺は打つ。
しかも、そこに笑いの要素まで盛り込んでしまうのだからさすがだ。
このほかにも書ききれないほど、抱腹絶倒のエピソードが満載だ。

尾崎3兄弟の中で、もっともゴルフの才能があると言われているジェット。
飛ばし、寄せ。
苦もなく、何でも出来てしまう。
器用ゆえに他の兄弟よりも勝ち星が少ないのでは、とも言われている。
ジャンボ、ジョーは永久シード選手だが、ツアー通算15勝のジェットは今年
生涯獲得賞金ランク25位内の資格で参戦。
それも今年1年限りの適用だ。毎年、賞金ランキングでシード権を獲得していくしかなく
ジェットをこよなく愛するスタッフ陣は、「特別に永久シードをあげたい。
ジェットさんにはずっとツアーに出て欲しいから」という者までいるくらいだ。
あの存在感は、誰にも真似出来ない。

先週の「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」では右肩痛で棄権するなど
体調が思わしくないようだが、今年も絶対にシード権を確保して、レギュラーツアーで頑張って欲しい。
55歳のベテランを応援している者は、星の数ほどいるのだから…

遼君29位Tで予選通過!

2009-10-23 20:13:37 | 遼君
遼は連日の耐えるプレー、29位タイで決勝ラウンドへ


「ブリヂストンオープン」2日目を、首位に5打差の32位タイで迎えた石川遼。
スタートホールの1番で右奥5メートルを沈めて幸先良くバーディを奪ったが
初日と同様、その後は耐えるプレーが続く。

バーディが欲しい2番パー5では、1.2メートルを外してパー。
6番ではティショットを左の林に打ち込むが、何とかパーでしのぎ切る。
それでも8番パー3では2メートルを沈めてバーディを奪い、2ストローク伸ばして後半へ折り返した。

こだわりの強いドライバーに関し、今週は新しいテーマに取り組んでいるという石川。
先週の日本オープンでは「腰をもっと速く切ること」をテーマに掲げ
今週は「そのためにどうするか」という取り組みだと話す。
「トップからの切り返しの間、タメですね。タメを作って、一気にフォローに持っていく感じです」。
イメージ通りに噛み合った時には300ヤードオーバーの弾道を見せるが、まだ調整段階のためか
時に大きく曲がるボールが飛び出すことも。
14番パー4ではその代償を受け、左に曲げてOB。痛恨のダブルボギーとしてしまう。

最終的に5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと1ストローク伸ばすにとどまり
通算2アンダーの29位タイでフィニッシュ。
首位とは8打差で決勝ラウンドを迎える結果となった。
「2日間、よくガマンできたと思います。ここまでガマンできたんだから
あと2日間で良いことがあると思う」と予選ラウンドを総括。
スイング調整に関しては「ポイントが絞られて来ているし、1つ1つ課題をクリアできています。
あと2日間、もっとスイングを良くしていきたいですね」と順調をアピール。
「残り36ホールで、あと(スコアを)10個以上伸ばしたい」と高い目標を掲げていた。


実は石川の周囲では新たな動きが起きている。
なんと、年上の先輩プロの間で『遼から盗め』が合言葉になっているというのだ

石川と同組の藤田寛之(40)は初日5アンダーで2位。
現在、賞金ランク4位の国内屈指のショットメーカーは好調の理由について
首をかしげつつも、「遼くんのスイングを毎ホール見るようにしています」。
特に、トップからダウンスイングへの切り返しを「スムーズ(な動き)ですね」と絶賛。
自らが目指すスイングのヒントにしたようだ。

前週の「日本オープン」で優勝した小田龍一(32)も今季から
「おれも遼くんみたいに、できるだけ遠くまで飛ばして近くからピンを狙おう」と超攻撃的なゴルフへ変更。
他のプロも、そのプレーを参考にし始めている。


あすは8:40スタートです
TVは4時からです
元気ないワシ
遼君明日は目標の10アンダーに近づけてね

今日月刊スカパーが届いてゴルフネットワーク番組表を見たら
上海の遼君プレーが初日から見れそう
これはうっれしい~~~~



HSBCチャンピオンTVで4日間OAです


今日のスコア 







今日の紙面から

遼5差も笑顔「マナー最高」


賞金ランクトップの石川遼(18=パナソニック)が1イーグル、2バーディー、3ボギーの71で回り
首位に5打差の32位でスタートした。
前週の日本オープンでは携帯電話のシャッター音で邪魔されるなど観客の
マナーがクローズアップされる中運営側の対応もあってプレーしやすい環境が整って
「マナーは最高。今季で一番いい」と笑顔で終えた。

ラウンド後、ギャラリーのマナーについて聞かれた石川は
「本当に皆さん、マナーも最高ですし、集中してやれた。
今季一番いいと思いました」と、晴れやかな表情で話した。
15番では林に入った第1打をギャラリーが拾い上げるハプニングがあったが、ギャラリー整備を
担当する係員からギャラリーに対してカメラ撮影などで注意があったのは数えるほど。
前週の日本オープンとは違う静けさの中で、純粋にプレーに意識を向けられた。

ギャラリーの動きを気にしたのは、18番の第3打のウオーターショットの時だけ。
靴を脱いで池に入る際に「カメラ止めてください!」と大きな声を出した。
携帯電話で動画の撮影を開始する音が聞こえたためといい
「残念ながらカメラ禁止なので。もしあれで保存されてたら、逆に貴重かもしれないですね」。
冗談を交えて振り返れるほど、それ以外には大きな問題は起きなかった。

どの大会でもギャラリーの多くは石川目当てだけに小さな問題は起きていたが、前週の
日本オープン最終日には、6番の第4打前、カメラ付き携帯電話のシャッター音が鳴って
石川が珍しく怒りをあらわにした。
この問題を受けて大会側は、この日来場した3950人全員に
カメラ撮影の禁止を告知するビラを入場口で配布。
カメラの一時預かり所も設けた。

プレーしやすい環境の中で、好発進といきたいところだったが、プレーは
「出だしで良い流れに乗れず、アイアンの距離感、方向性に自信が持てなかった」と
不満の残る内容だった。
高く左に曲がる「ハイドロー」で、名物の御神木越えを狙った左ドッグレッグの
541ヤードの16番パー5では「ドローせずにストレートに抜けた」と
奥のラフに突き抜け、稼ぎどころでパー。
「明日からは攻め方を変える」と表情が曇った。

それでも、最終9番では残り260ヤードから3番ウッドでピン奥6メートルにつけて
出場102人中ただ1人のイーグル。
「アンダーパーで回った実感がない」としながらも、2日目以降に上位が狙える位置につけた。
ギャラリーのマナーが改善し、次は自身のプレーも改善といきたいところだ。










悪質ギャラリーは心改めて


悪質ギャラリーは、何度同じようなマナー違反を繰り返すのだろうか。
18日の日本オープン最終日6番で起こった石川遼への携帯撮影は本紙の報道などでも
ご存じだろうが、同様の被害は毎日のように起こっている。
いくら係員が注意しても「後ろ姿だからいいだろ」
「こっちは金払って見に来ているんだ」などという反論も後を絶たない。
18日には注意した石川の関係者に「バーカ」と暴言を吐いた人間までいた。

最終日は石川と同組の今野康晴にも大きな声援が飛び、プレーオフはさらに盛り上がった。
最終組のスタート時には、1番のティーグラウンドからグリーンまでギッシリと
埋め尽くした大ギャラリーを見て、今年取材した全米オープンを思い出した。
それほど最高の雰囲気と最高の試合内容だっただけに、ごく一部のマナー違反が余計に悲しかった。

石川は「もし初めて来た人で(ルールを)知らなかったらしょうがない」と話したが、私は思う。
たとえ初めて来た人でも、あれほど係員がショットごとに注意している状況を
理解しなかったとは考えられない。
そんなに写真が撮りたいならば、撮影が可能な一部トーナメントの練習日に来場すればいい。
石川が日本のギャラリーを嫌いになってしまってからでは、手遅れだから。








「嵐を呼ぶ男」の知られざる苦労
 
男子のツアートーナメントでは、日本ゴルフツアー機構(JGTO)から派遣される
競技委員会が競技におけるすべての責任を負います。
委員会はレギュラーツアーでは通常ディレクター1名とルールズオフィシャル
(競技委員)5名の6人編成となります。

競技における責任というのは、コースセッティング(毎日のホールロケーションやティーマーカーのセット)や
ルール裁定の他に、ローカルルールの制定、コースのマーキング(OBやハザードラインの境界等)
修理地の判断、プレー進行のチェックやスロープレーに対する計測などとにかく広範囲に及びます。


「プレー中断・中止のタイミング」判断はなぜ難しいか

私がツアーディレクターをやっていた時に、一番難しいと感じていたのが、
「プレーを中止、または中断するタイミング」でした。
悪天候、特に雷が接近している時は、人命に関わってきますので迅速かつ的確な判断が求められます。
実際に雷鳴が聞こえなくてもレーダーで雷雲の様子をチェックしたり、気象予報士と相談したりしながら
早めに中断を決断する必要があります。

というのも、ゴルフトーナメントには何千、時には1万人以上のギャラリーが入っているため
彼らが避難する時間も考慮に入れなければならないからです。
また、雷レーダーに映っていなくても、真上で雷雲が発生していきなり落雷なんてこともありました。
ですから、天候が不安定な春先や梅雨時の試合は気が抜けません。

私が行っていた1991年の全米オープン(ヘーゼルタイン・ナショナル・ゴルフクラブ)でのことです。
突然の雷雨で競技中断。
選手が引き揚げ終わって、ギャラリーもそろそろ・・・と言うところで
20ヤードくらい離れた木に雷が落ちました。
後で聞いたところでは倒れられた人のうち、2人が亡くなったそうです。
こういう事故が起きては取り返しがつきません。

日本の試合では、幸い落雷による死者やけが人はこれまで報告されていませんが、
トーナメントを運営する側にとっては「ギャラリーの安全確保」というのはとても重要な問題なのです。
それだけに、神経質にならざるを得ないのです。



ラウンドの「フェア」「公平性」が基本に


では雷以外でプレーを止める場合はどんな状況でしょうか?
代表的なところでは、雨、霧、風または日没というところでしょう。
ゴルフは自然を相手にして戦うスポーツですから、ちょっとやそっとの悪天候くらいでは
プレーを止めることはありません。
いくら雨や風が強くても基本的には競技続行です。

しかしグリーンに水が浮いてしまったり、フェアウェイが全面カジュアルウォーターで
ラフにしか救済箇所がないような状況になったり、はてはバンカーが水浸しでバンカー外しか
ドロップする場所がないような事態になると、これはもうフェアな競技が出来ません。
こうなると競技中断になります。

この「フェア」「公平性」というのがわかったようで、わかりにくいのです。 
例えば、早朝スタートした3組はものすごい雨の中でのプレーだったのに、途中から
良い天気になって絶好のコンディションになった、などという状況は台風一過によくある状況です。
このような場合は、早朝3組と遅いスタートの組とのプレーコンディションがあまりに違います。
そうなると「フェアでない」ということでラウンドをキャンセルすることもあります。

強風でグリーン上の球が動いてしまうような場合も然りです。
ホールから1メートルに止まったナイスショットが、バーディパットを打とうと思った瞬間に
風でボール動き出し、転がってグリーン外のバンカーや池になんてことは、よくあるケースです。
今年マスターズの15番でパドレイグ・ハリントンのイーグルトライが、強風のためアドレスした
後に動いてしまったケースがありました。
ハリントンは突風が来たので、あわてて構えを解いたのですが、アドレスした後という
ことでペナルティがついてしまいました。

こうしたケースでは「動きそうだと思ったら、ボールをマークして拾い上げなければ
アドレス後にボールが動いたことになる」のです。
が、急な突風ではそこまで対応できません。
となると、「アドレスに入るタイミングを待って、『風が弱まったな』と見たら、サッと構えて打つ」
しかやり方がありませんが、これではいいプレーはみせられません。

強風でもっと問題なのは、ゴルフ場内の看板などの設置物や樹木が倒れ
ギャラリーに危険が及びかねない、という点です。
こうした事情もあって、プレーを中断、中止したこともあります。



「プレーの中止・中断」、ツアースケジュール全体に影響も

霧もやっかいです。
特に梅雨時に霧の発生しやすい場所で開催するトーナメントでは頭痛の種です。
雨も風もなく、コースコンディションもいいのに、前が見えない。
ピンフラッグや障害物も確認出来ない状況ではどこに打てばよいのかも分かりません。
観戦しているギャラリーもどこからボールが飛んでくるのか見当もつかず、大変危険です。
しかも霧は、コースで局所的に発生することが多く、またいつ晴れるのかも予測がつきません。

時には18ホール中、16ホールは視界良好なのに、残りの2ホールだけが
どうしてもダメということにもなるのです。
霧のかかっていないホールをプレーしている選手は
「何故プレー中断の合図が鳴ったのか全く分からない」なんてことになります。

どんな理由であれ、プレーを中断すると、その後の作業がこれまた大変なのです。
選手やキャディを迎える車両の手配、ギャラリーの誘導、中断中の情報収集、再開の準備
放送TV局との調整、メディア対応等々、その忙しさは半端ではありません。
そしてひとたび中断すると、その日だけでは消化出来ずに翌日に持ち越しというケースが殆どなのです。
そうなると、選手も次の試合への移動や、テレビの放映予定・・・
もう全ての予定が狂ってきます。

今年の全米オープンは雨、日没、中断などで月曜日まで日程がずれ込みました。
タイガー・ウッズの「(あまりに切れ切れのプレーで)今は何日目の何番をプレーしているのか
わからなくなった」というコメントが報道されていましたが運営側も大変だったと思います。

(日本ゴルフツアー機構=JGTO)



遼君ブリヂストン初日32位T!

2009-10-22 20:26:52 | 遼君
石川遼イーグルフィニッシュ 通算1アンダー発進


男子ゴルフの「ブリヂストンオープン」が22日、千葉・袖ヶ浦CC袖ヶ浦Cで開幕
賞金ランク首位の石川遼が最終ホールで起死回生のイーグルパットを決め、1アンダー発進した。
1イーグル、2バーディー、3ボギーで回り、ホールアウト時点で30位。
賞金ランク2位の池田勇太(23)は5アンダーと好発進した。

9番ロングでの第2打で残り約260ヤードを2オン。
約5メートルをねじ込んで、イーグルフィニッシュ。
1アンダーにスコアを伸ばして初日を終えた石川。
この日前半には、またもとんでもないギャラリーが現れた。

1オーバーで迎えた15番。
第1打を大きく曲げて右の林の中へ消えた瞬間、突然「キャー」と女性の悲鳴。
大会スタッフが直行すると、50、60代とみられる女性が「遼クンのファンで私はゴルフの会場に初めて来ました。
本当にルールを知らず、記念にボールを持って帰ろうとしただけなんです…」と涙声で訴えた。

実は、石川の第1打は初老の男性の肩をかすめた後、木の下の土でポーンと跳ねた。
女性はまだ動いているボールを手で拾い上げて周囲のファンにとがめられると驚いて悲鳴をあげたのだという

前週の「日本オープン」でカメラ付き携帯電話のシャッター音でプレーを邪魔された石川。
今大会は主催者側が観戦マナーを呼びかけるビラを配布し、マナー違反は大幅に減少したが
今度はボール持ち去り未遂
当の本人は18番でグリーン手前の池から鮮やかな“水切りアプローチ”を披露。
見せ場の多い遼効果でさらにゴルフファンは増える一方だが、ルールを知らないギャラリーへの
マナー啓蒙活動はまだまだ急務のようだ。



深刻化するマナー違反、さて今週は…


最近、大きく取りざたされているギャラリーのマナー問題。
前週の「日本オープン」では石川遼が携帯電話のシャッター音を切ったギャラリーに注意をし
怒りをあらわにする場面が放映されるなど深刻さを増している。

過去にも問題視する声が挙がっていたが、男女ツアーを通じて京都での初開催となった
「パナソニックオープン」で違反がたび重なり、大々的にマナー問題が報じられた。
そこで起きた、前週の一幕。
石川遼の出現と目覚しい活躍により、ゴルフではなく“遼くん”を見に来ているギャラリーが
増えている為だと思われるが、今週の「ブリヂストンオープン」初日を終え、
「(マナーは)今週が一番良かったと思います。
ものすごく集中できました。歴史のあるトーナメントなので、地域に密着している感じがします。
ギャラリーの質が、すごく高いと思う」と石川。
関係者も、ホッと胸を撫で下ろしたことだろう。

だが、もちろんゼロになったわけではない。
石川が18番でウォーターショットを打つ場面で、携帯電話のカメラを向けているギャラリーに対し
「携帯は止めてください!」と注意をする場面もあった。
また、これは本当にルールを知らない初観戦のギャラリーだったようだが
15番で石川が右の林に打ち込んだボールを拾い上げてしまった女性もいたという。

会見でこの件を聞き「えっ、そうなんですか」と目を丸くした石川。
周囲のギャラリーもその場面を目撃していたためにボールは元の位置に戻され
プレーは何事もなく進行したものの、ちょっと信じ難い行動に報道陣もビックリ。
悪意のないマナー違反とはいえ、やっぱり最低限のルールは守っていただかないと…。

最高のショットとプレーはギャラリーとの合作を実感させた石川選手のイーグル



今日はどうも調子がイマイチ
イーグル〆には驚きと喜びだったけどショットが乱れていたな~
いつも言ってるけど明日からまた上位を目指して頑張ってほしい
調整は出来たのかな~
あすは9:20スタートですよ~

今朝のズームインSUPER見たかな
録画したのは良かったがCMが流れたから「停止」にして
再度録画しようとしたらまたCMが流れて「停止」
2度目に録画ボタンを押したら録画途中に「停止」してしまいました
HDDでなくてDVDレコーダーに録画をしてたんですがどうやらフリーズしたようで
肝心の遼君が録画できなくてガッカリ
諦めてインタビューを聞いていたらTELは来るやらでさっぱり内容が分かりませんでした
夕方までに電源を全部抜いて復活させて今日のプレーは録画できました
やっと安心出来ました



初日のスコア 










今日の紙面から


カギは16番「御神木」越え


22日に開幕のブリヂストンオープンに向け、石川遼は右ドッグレッグの
16番パー5(541ヤード)を鍵に挙げた。
昨年は優勝スコアが通算21アンダーになるなど、本大会は例年バーディー合戦。
2オン可能な16番は、最低でもバーディー、できればイーグルを稼ぎたいホールだ。

昨年は初日に第1打で230ヤード付近にある名物の御神木を越え
ショートカットに成功してイーグルを奪った。
それが10番から出たこの日の練習ラウンドでは「失敗の嵐」。
ご神木どころか、100ヤード先の左側にある木を2回も直撃。
昨年より飛距離が10~20ヤード伸びた代わりに弾道が低くなり
昨年は越えた木に当たるようになってしまった。

石川はすぐに対策に着手した。
左の木の5メートル右にいつもより5メートルほど高い球で打ち出し落ち際で
左に曲がる「ハイドロー」で攻めることに。
ティーを1センチ高めにし、パー3をのぞく残り8ホールで第1打を
16番対策に費やすような、念の入れようだった。






遼、中国上海でウッズと11月再戦

 
石川遼が21日、11月5日に上海で開幕する世界選手権シリーズ・HSBC選手権への出場を表明した。
22日に開幕するブリヂストンオープンの会場(千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)で自ら言及。
出場権はコカ・コーラ東海クラシック優勝で得ていたが、同週にホスト大会のレクサス選手権が
あることから態度を保留していた。
今月上旬のプレジデンツ杯で親交を深めたメンバーとの再会ウッズらとの再戦を望んで新たな国際舞台に挑む。

世界舞台か、ホスト大会か、揺れた気持ちに決着をつけ、石川は中国での戦いを選んだ。
この日の練習ラウンド後「HSBC選手権に正式に出場することをお伝えします」と自ら切り出した。
「(スポンサー契約先で、レクサス選手権主催の)トヨタさんからも
『ぜひ頑張ってきてください』と言われました。
後押ししていただいて、気持ち良く臨める」と続けた。

ホスト大会は、昨季4試合すべて予選落ちも、今年はコカ・コーラ東海クラシック優勝など実績を残している。
それだけにレクサス選手権も「すごく楽しみにしていた。どちらも出場したかった」という。
そこで背中を押したのは「世界のトヨタ」。
同社は「世界の舞台で戦って、またひと回り力をつけて帰ってきてもらえれば」と懐の深さを示してもらった。

世界選手権シリーズは、準メジャー規模の大会で、99年から開始。
HSBC選手権は今年4月に、欧州ツアーから格上げされた。
同シリーズ30戦出場で16勝のウッズが出場を表明。
7月の全英オープン、今月初旬の米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯に続きウッズと直接対決する可能性もある。

プレジデンツ杯を戦ったメンバーとの再会も楽しみだ。
同杯ではチームメートの夫人たちから、記念のオブジェをプレゼントされるなど、親交を深めた。
「あいさつもしやすい。居場所があるから、余裕も生まれる」。
世界のトップ選手の中に溶け込めたことで、より自分らしくプレーできる自信がついた。

「高いレベルの中でどこまでできるか楽しみ」と石川は期待する。
賞金総額は700万ドル(約6億3000万円)で予選落ちはなく、獲得賞金は日本の賞金ランクに加算される。
賞金王を争う上でも、大きな意味を持つ決断といえそうだ。

賞金配分は決まっていないが、優勝すれば1億円以上、最下位でも200万円以上が獲得できる。 






石川遼がWGCへの参戦を表明



遼、公開練習ラウンドに2592人


男子プロゴルフツアーのブリヂストンオープンは22日から4日間
千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C(7138ヤード、パー72)で行われる。
21日は練習ラウンドが有料公開され、石川遼を目当てに今季&大会史上最多の2592人が来場した。
大会を中継する日テレでは、17番に弾道解析CGシステム「プロトレーサー」を大会史上初めて設置。
歴代5位の視聴率16・1%を記録した前週の日本オープンに負けじと、盛り上げを図る。

まるで試合当日のようだった。
今大会は開幕前日恒例のプロアマ戦がないため、1人500円以上を払えば
入場が可能なチャリティーを兼ねた公開練習日。
大々的にPRしていないにもかかわらず、最多だった昨年の1884人を大幅に更新した。
公開している大会の中でも日本オープン(1886人)、中日クラウンズ(2274人)を上回る今季1位。
今季の男子ツアーでは入場者が2592人を下回った日が7回もある。

この日だけは撮影が可能だが、スイング中は禁止。
係員が粘り強く注意を促した結果、大きなトラブルは起こらなかった。
石川も「あれだけの人に見てもらえると気が引き締まる。
いい練習ラウンドができました」と笑顔を見せた。

 
この盛り上がりを継続させるべく、日テレでは2大目玉システムを導入する。
「プロトレーサー」は昨年の日本シリーズJTカップで初めて導入され
スウェーデンから数百万円をかけレンタル。
パー3ながら231ヤードと長い17番で選手が放つ弾道を分析する。

18番には今大会で初めてクレーンカメラを設置。
グリーン手前に池がからむ最終ホールで、立体的なアングルから優勝争いを演出する。
同局の紀内良彦プロデューサーは「最終2ホールではドラマが生まれるはず。
ギャラリーで埋め尽くされた18番の臨場感を全国に伝えたいと思っています」と説明した。

石川は左サイドに樹齢300年超の3本杉がそびえる16番パー5で「ご神木」越えのショートカットを宣言。
高弾道のドローボールを武器にイーグルを奪えば、前年比130%増が予想される
ギャラリーは、さらに熱狂するはずだ。






菊池釣りにあの手この手 メジャー「遼クン直筆サイン」入手に躍起


米大リーグか、国内プロ野球かで注目される花巻東高(岩手)・菊池雄星投手(18)の
進路をめぐり意外なキーマンが浮上した。
菊池獲得を狙う大リーグの複数球団が、何と、男子ゴルフの石川遼に猛アタックをかけているというのだ。
狙いは「遼クン直筆サイン」。
石川の大ファンだという菊池のハートをつかむため必死のアピール戦術というが…。

こうなったら、手段など選んではいられない? 
日米20球団による菊池争奪戦。
その余波は、野球界の枠を越え、ついにゴルフ界へ。
それも、あの石川遼にまで及んできたというのだ。

「石川遼くんの直筆サインを依頼したが、まだ入手できていない。
菊池くんと面談している半数以上のメジャー球団も、同じ動きをしているようだ…」。
大リーグ球団の関係者は、こう証言した。

「20年に一人」という逸材、菊池をめぐっては、16日から20日まで、日米20球団が
花巻東高を訪れ、菊池と直接面談。空前の争奪戦は、過熱するばかりだ。
そんな中、19、20日の2日間、米8球団が訪問。
ヤンキース、レッドソックス、ドジャースはじめとする名門球団があの手この手のアピール合戦を展開した。

中でも、菊池を仰天させたのが、ア・リーグ西地区で今季2位だったレンジャーズのとった作戦だった。
現役メジャーリーガーで今季8勝を挙げた左腕、ホランド投手が同席。
さらに周囲を驚かせたのはホランドが石川遼の等身大パネルを持参し菊池にプレゼントしたことだった。

ともに1991年生まれ、18歳の菊池と石川。
すでに日本の頂点に立ち、世界の舞台へと羽ばたいた石川に対し
菊池は“あこがれ”“目標”として熱い視線を送っている。
これを「菊池はRYO・ISHIKAWAの大ファン」ととらえたレンジャーズは
さっそく“お宝グッズ”を持参したというわけだ。

実はこのパネル、石川が9月の「フジサンケイクラシック」での優勝を記念し、契約メーカーの
ヨネックスが全国のゴルフショップなどに販売促進用として1100体配った非売品。
ヨネックスの広報担当者は「社内で話題になりました。どのようにしてあのパネルを
入手されたのでしょう?」とこちらも仰天だ。

菊池の獲得に必死のメジャー球団にとっては、このレンジャースのアピール作戦を指を
くわえて見ているだけでは済まされない。
菊池に好印象を抱いてもらうため、複数のメジャー球団はすでに、水面下で石川サイドへの接触を図り
パネルを上回る?遼直筆のサインを依頼しているのだ。

石川側の関係者はこの動きについて「球団名など具体的な話はできませんが、間接的な形で
(石川の)サインをお願いされました」と認める。
いまだ、石川側から直筆サインなどは渡っていないもようだが、今回のレンジャーズの行動で
“遼直筆サイン争奪戦”は一層過熱することは間違いない。

「米国は不安がないわけではないが、安心できるサポートをしてくれると言ってくれている。
日本なら言葉も問題ないし、国内と決めたら指名されたところにどこでも行く。
一度きりの人生だから、最終的には悔いのないように自分で決めたい。面談前より悩んでいる」。
日米20球団との面談を終えた菊池は、悩める心境を吐露した。

菊池本人はメジャー挑戦への夢を抱く一方で、周囲は食事や言葉、生活習慣の違いなどを
心配し国内プロ球団を-というのが現状のようだ。
そんな菊池のもとに、メジャー球団が石川の直筆サインを携え
「リョウのように世界最高峰の舞台へ羽ばたこう」と口説いてきたら…。

29日のドラフト会議を前に、23日にも「メジャー」か「国内」かを表明する菊池。
その運命のカギは、石川遼が握っている





激闘の日本オープンに思うこと





遼君明日ブリヂストンOP開幕!

2009-10-21 16:48:04 | 遼君
遼、決めた!タイガーが待つ「HSBCチャンピオンズ」へ出場表明


今週開催の国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」に出場する石川遼がこの日の練習ラウンド後に
会見を行い出場するか否かが注目されていた11月5日(木)から8日(日)まで中国・上海の
シェーシャン・インターナショナルGCで開催される「HSBCチャンピオンズ」への出場を正式に発表した。

「HSBCチャンピオンズ」は欧州男子ツアーとして開催されていたが今季からWGCの競技となり
石川は「コカ・コーラ東海クラシック」の優勝によりその出場権を獲得していた。
同大会にはタイガー・ウッズ(米国)、フィル・ミケルソン(米国)など世界のトッププレイヤーが集結するため
石川にとってはかっこうの腕試しの場となる。
しかし、同週にはスポンサー契約を結んでいるトヨタが主催の「The Championship by LEXUS」が
開催されるため、ホストプロである石川がどちらに出場するかは明言を避けていた。

しかし、父でコーチの勝美氏がトヨタに話したところ、トヨタ側も「是非頑張って欲しい」と
海外トーナメントへの出場を快諾。
これを受けて出場の意向を固めた。

石川は「どちらも出場したかったですね。でも気持ちよく大会に臨めると思いますし
トヨタさんには感謝しています」と主催者に感謝しつつ
「世界中から選ばれた選手が出場するトーナメントだし、ものすごくレベルの高い中で
どこまで出来るか楽しみです」と大舞台への意気込みを語った。
「プレジデンツカップ」で世界選抜を引っ張る活躍を見せた日本の18歳
“RyoIshikawa”が一流プロが待つ超エリートフィールドで再び世界を驚かす。




HSBCチャンピオンズの出場を決めたんですね
また超一流の中で戦う姿が見られるんで楽しみですねって
言ったけど見られるかな

今朝ゴルフ中継が入るSTVを見ていたら遼君の様子が流れました
インタビューもしたようですが明日に持ち越されました
それであす朝「ズームインSUPER」で遼君が出演するようですから
新聞のチェックして下さいね~

さて~明日からブリヂストンOPが開幕します
「応援よろしくお願いします」今週はブリヂストンOPって遼君が言ってます
PCの前で応援してますよ~
昨年のようにバーディー遼産でガンガン飛ばして欲しいですね~
遼君は9:40スタートですよ





ブリヂストンOP昨年の成績、つぶやきにフッション






今日の紙面から


遼がマナービデオ出演快諾
 

石川遼(18=パナソニック)が自らビデオに出演して、ギャラリーに観戦マナーを守るように促す。
先週の日本オープンでの携帯電話による写真撮影行為など、頻発するギャラリーのマナー違反行為を受けて
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の山中博史専務理事(46)は20日、選手らが出演する
「マナー啓蒙(けいもう)ビデオ」を制作することを明らかにした。
この日、22日開幕のブリヂストンオープン会場(千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)で開かれた
選手会ミーティングで選手らに協力を要請した。
石川は「もちろん」と出演を快諾。
早ければ11月にも会場などでビデオが流される。

カメラ付き携帯での撮影など、頻発するマナー違反行為にJGTOが迅速に対応する。
山中専務理事は「啓蒙ビデオをつくるため、金曜日(23日)にも制作会議をします。
選手に出演してもらうのが一番効果がある。
協力してもらえることになりました。早急に対応したい」と話した。

JGTOでは19日の緊急協議でビデオの制作を決定。
この日の選手会ミーティングで選手に出演協力を要請して賛同を得た。
「もちろん! お願いされるまでもないですよ。率先してやりたい。
僕だけの問題じゃない」と石川も快く了承した。
宮本勝昌選手会長らと出演することになりそう。

「石川人気」でゴルフへの注目度が高まり、昨年の同時期と比較して今年のギャラリー数は約8万人も増えた。
同時にマナー違反も急増。9月のパナソニックオープンでは石川のラウンド中に
携帯電話などで撮影したり、体に触れる人が続出した。
先週の日本オープン最終日では、6番ホールでカメラ音を気にした石川がダブルボギーをたたく場面もあった。

制作したビデオは早ければ11月から会場内のモニターで流す予定だが、専務理事は
「大会ウェブサイトやテレビ局に協力していただけるなら、中継内で呼び掛けたい」と私案を話した。

今大会では主催するブリヂストンが全18ホールのティーグラウンドに
「撮影禁止」と書かれた看板を急きょ設置。
「ゴルフは非常に神経を使うスポーツです」などと書かれたチラシを3万6000枚作成した。
試合では石川組を中心にして、ホールごとにギャラリーに注意を呼び掛けていくという。

次週のマイナビABC選手権では入場ゲートで荷物チェックを実施。
携帯電話のマナーモード設定や、カメラを持参した人には撮影禁止の趣旨を説明するという
石川は「根気強くやっていくことが近道だと思う」とこれからの対策に期待を寄せた。

マスターズでは入場口に空港の金属探知機のような荷物チェックゲートがあり
携帯電話やカメラは一時的に預かられる。
莫大な費用がかかり日本ツアーでの設置は難しいため撮影禁止を
周知徹底させることでギャラリーの良心に訴える。


ミーティング参加の遼君



遼、14歳アマ伊藤の相談役

 
石川遼は20日、22日に開幕するブリヂストンオープンに向け
会場の袖ケ浦CC袖ケ浦Cで練習ラウンドを行った。
先週の日本オープンでプレーオフの末に惜敗してから2日。
アマチュアの伊藤誠道に請われるかたちで2人で9ホールを回り試合に備えた。
「小3から誠道は知ってますが、実は初めてですね、一緒に回るのは。
アプローチ、距離感もいいもの持ってるし、僕が教えるようなことはないですよ」と謙遜。
伊藤を筆頭に同世代の選手がツアーに出場しはじめたことに
「『オレらみんなで男子ツアーを盛り上げたい』と話してきたけど
だんだんと夢がかなってきてるんじゃないかなと思う」と笑みがこぼれた

4戦連続予選落ちが続く伊藤から
「昨年予選落ちが続いた時期があったけど落ち込まなかったんですか」と相談されると
「毎日毎日が勉強だったし、プレーできるだけで幸せだった。
そういう風に思ってプレーしてほしい」と勇気づけていた。



桃子 遼くんから刺激生涯賞金3億円照準


賞金総額1億2300万円のビッグトーナメント、マスターズGCレディースは
23日に兵庫・マスターズゴルフ倶楽部で開幕する。
20日に練習ラウンドを行った上田桃子は日本オープンで優勝争いを演じた
石川遼に刺激を受け、今季ツアー2勝目と生涯獲得賞金3億円突破を目指す。
またプロ3戦目の竹村真琴(19=フリー)も上位進出へ精力的にラウンドをこなした。


上田は江連コーチが見守る中、入念にショットの感触を確かめた。
諸見里らとハーフでラウンドを終え、その後は黙々とアプローチ練習。

「日本オープンを見て、いいイメージで入ることができた。
遼君がなぜ凄いのか客観的に見ることができて良かった」。
プレーオフの末に敗れた石川の奮闘ぶりに刺激を受け、気持ちを高ぶらせた。

調整に充てていた先週は原因不明の腹痛に苦しんだ。
SANKYOレディース最終日(11日)の朝から胃が痛みだし都内の病院で検査を受けたが
「点滴しても、薬を飲んでも良くならなかった。検査してもよく分からなかった」という。
思うような練習ができない中、週末にテレビで見た石川の姿に目を奪われた。

武器のドライバーはもちろんだが、ミスしてもアプローチやパターでパーをセーブ
チャンスが来たらバーディーを取るプレーが印象に残った。
「勢いだけじゃなく、裏付けられた技術がある。
良い練習をしているんだと、つくづく思った。
目標に対して自分のやるべきことが分かっている。
志が高いのが見ていて伝わった」と18歳が急成長した理由に納得。
そして「自分はアプローチ、パターは越えなきゃいけない壁。
今まで通りの練習だけじゃなくて、新しい挑戦もしないといけない」と
米ツアーでも勝つために課題のアプローチを磨く決意を固めた。








タイガー・ウッズと石川遼のセカンドシーズンを分析する





ツアープレーヤーたちの被告人・・竹本直哉(08.12)


先週のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で、ついに今季の賞金ランキングが確定した
その前週のカシオワールドオープンでは、当初“圏外”の津曲泰弦が上位70人に与えられる
来季のシード権のボーダーラインの73位に滑り混み、逆転の初シード入りを果たすなど
今年も悲喜こもごものドラマが繰り広げられた。
その中で“まないたの鯉”状態で結果を待ったのが自身2年連続のシード権の確保を狙う竹本直哉だった。

大会が始まる前のランキングは71位。
予選通過さえすれば間違いなく安泰、という状況も本人にしてみたら「大丈夫、大丈夫」と
何度言い聞かせても「もしかして…」と不安になってしまうのも仕方ないだろう。

予選2日間のゴルフを一言で表現するなら「とにかく固かった」と、反省しきり。
「絶対に予選を通らなければ」との切羽詰まった思いと元々の調子の悪さが加わって
5オーバーの78位で予選落ちした。
不甲斐ない結果に自らのブログで「被告人」と名乗り、その心境を裁判の結果待ちにたとえ
「この先はもう他力本願です…」と、観念したものだ。

毎年、同大会では一人か二人、こうして“自宅待機組”が現れるがその心情たるや計り知れないものがある。
土曜日に和歌山の自宅に着いた竹本もまたしかりでそれこそインターネットの
スコア速報に「かじりつきだった」という。

特に最終日は逆転シード入りを狙う津曲のほかに佐藤えいちが奮闘しさらに7年連続8回目の
シード権がかかった立山光広の動向にも目が離せない状況だった。
3人に抜かれると圏外に弾き出されるだけに、「ヒヤヒヤしながら見ていました」と、振り返る。
しかもその日は生放送ではなく、そのためスコア速報が後半からストップしたため
会場にいる契約先ミズノのスタッフと、連絡を取り合うしかなかった。

まんじりともしない2日間は、いよいよ何回目かの電話で晴れた。
スタッフだと思って話しかけると、やにわに「竹本! 決まったぞ、良かったな!!」と
同じミズノの手嶋多一の声が・・・。
ちょうどスタッフの隣にいて電話を変わったようで、その言葉でようやく安堵。

さらにスタッフが「念のために」と、コンピューターの賞金ランキングの速報画面を
わざわざ写メールに撮って転送してくれたそうで、「それで本当に安心して…。
嬉しいというよりなんとかシード2年目に進級できたみたいで本当にホっとした感じでした」と胸をなで下ろした。

同大会では片山晋呉が2年ぶり5度目の賞金王を決め、石川遼が史上最年少の1億円プレーヤーに。
また小田孔明がプロ9年目のツアー初優勝を飾るなどお祝いムードに染まったが
その陰でこんなドラマが繰り広げられていたのだ。

石川はその最終日、やはり逆転の初シード入りを狙う河瀬賢史とのラウンドで
シード権確保の難しさを垣間見た。
その心境を思いやり、こんなことを話していた。

「僕は今年、偶然というか、まぐれというか、すごく低い確率の中、優勝することができて
再来年のシード権も獲れたからこうしてドライバーでのびのびプレーできますけど
(シードが)ない状況では気持ちもゴルフも変わってしまうと思う。
何年か先には僕も、シード権のためにゴルフをしなければいけない時が来るかもしれない。
そのためにシード権のある今年は春先からスコアを考えず、どんな状況でも安定した
ショットが打てるように取り組んできたんです」。

約4500人以上はいるといわれるプロの中で、70人など一握りだ。
さらに、その中で初優勝を経験できる選手などまさに氷山の一角にすぎない。
ようやく初シード入りを果たしても、翌年にはあっけなく弾き出されることもあり
ほとんどの選手が1年、1年を薄氷を踏む思いで過ごしている。

「自分では何も出来ない週末は本当に辛かった」という竹本も、どうにかシード権を確保出来たと
分った途端に「急にやる気が出てきた」と、やにわに腹筋や背筋の基礎トレーニングで自らにカツを入れたという。
翌週のゴルフ日本シリーズJTカップは初日に「勉強のため」と、わざわざ会場にやってきて
プロ仲間や関係者に頭を下げて歩いていた。
前週の顔面蒼白とは打って変わった晴れやかな笑顔で「来年もよろしくお願いします!」。
来年こそツアー初優勝を狙う竹本にも引き続き、ご声援のほどを…!!

遼君ブリヂストンOP練習!はにかみ店長CM動画!

2009-10-20 15:33:40 | 遼君

ブリヂストオープンのペアリングが発表になりました
遼君は9:40インコース(10H)からスタートです
今回はプロアマ戦がなく練習を見られるようです
撮影もOKになってますよ~


今年も袖ヶ浦でプロの練習風景を観戦しよう!

ブリヂストンオープンペアリング


今日からはにかみ店長のCMが流れてます
先ほどTVでみました
可愛くてつい微笑んでしまいます


はにかみ店長CM発表動画

右の「ボクの部屋」→「TV画面」→「ライバルあらわる」編(CM)

こども店長メーキングとCM動画





今日の紙面から


遼世界ランク35位に急上昇

石川遼が「世界ランク」でのマスターズ出場が現実味を帯びてきた。
男子ゴルフの最新世界ランキングが19日発表され、日本オープンで2年連続2位に入った
石川が41位から一気に35位に浮上した。
マスターズ出場資格は「年末時点の世界ランク50位以内」。
資格をクリアする可能性は高くなった。

もっとも現在賞金ランク1位の石川が、そのまま賞金王になってもマスターズの出場権を手にできる。
ただ2位の池田勇太との差は約1800万円で、残り7戦で高額賞金の大会も残るためまだ油断はできない。
それだけに世界ランクでも出場資格を確保しておきたいところだ。
日本オープンのプレーオフで敗れ、惜しくも史上最年少優勝を逃した石川は20日から
ブリヂストンオープン(22日開幕、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C)の練習ラウンドを始める。

なお池田も順位を1つ上げて46位に浮上。
日本オープンで初優勝した小田龍一は429位から167位に急浮上した。

 
マスターズの出場資格

歴代優勝者
他メジャー3大会過去5年優勝
09年全米オープン8位以内
09年全英オープン、全米プロ4位以内
09年マスターズ16位以内
09年マスターズ以降の米ツアー優勝者
09年末世界ランキング50位以内
マスターズ前週時点世界ランキング50位以内
特別招待枠(日本賞金王etc)



日本シリーズJT杯優勝賞金は4000万円

 
男子ゴルフツアーの今季最終戦日本シリーズJT杯(12月3日開幕、東京よみうりCC)の
実施要項が19日、発表された。
今年の賞金総額は1億円から1億3000万円、優勝賞金も3000万円から4000万円に増額。
石川と池田の賞金王争いも白熱するだけに、中継する日本テレビではゴルフ中継では
初めてウルトラスーパースローカメラを導入する。
通常のスローモーションに比べ、3~4倍遅いスピードで、より鮮明に再現できるもの。
また、昨年以上に盛り上がる石川人気に備え、大会サイドは警備員も
30%増の1日約250人態勢にすることを決めた。


 
きのうの友は…遼くんVSヤン“世界選抜対決”


石川遼とY・E・ヤンによる“世界選抜対決”が実現する可能性が出てきた。
ツアー最終戦の日本シリーズJTカップ(12月3~6日、東京よみうりCC)の記者発表が
19日に行われ、現時点での出場権獲得メンバーが発表された。
この大会の出場者はツアー優勝者や賞金ランク上位者などに限られるが
ヤンは「日本ツアーメンバーで米ツアーに優勝した選手」に該当している。
米ツアーの試合はない時期だけに出場の可能性も十分。
プレジデンツ・カップでは同じチームでタッグを組んだ2人が、日本で激突するかもしれない。







遼を守れ制服警備員を動員


石川遼が2年連続優勝を狙う「マイナビABC選手権」(29日開幕、兵庫・ABCGC)に
制服警備員が動員されることが19日、わかった。

度重なるギャラリーのマナー違反に対する方策で、石川の組に帯同させ“悪行”を取り締まるという。
荷物チェックを徹底、ギャラリー整備の数も増やす。

前日の「日本オープン選手権」最終日では石川のプレー中に悪質なギャラリーが携帯電話で
集中力を途切れさせるようなカメラ撮影を行い、観戦マナーが問われた。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は19日の会議の議題にも取り上げたが
具体的な解決策は出なかった




トラウマ警戒

実は、最近の石川は以前よりカメラのシャッター音に神経質になっている。
米ツアーでは、メディアやギャラリーに対し、入場時に持ち物検査を行ったり、
コースで許可を受けずに使ったことが判明した場合には没収とトーナメント会場での
携帯電話使用に、厳格な対処をすることで知られている。

そんな米ツアーを今季、石川は数多く経験したことで、対照的に使用禁止を呼びかけているものの
まだまだ“無法地帯”の国内ツアーでは神経過敏に。
シャッター音や携帯電話の呼び出し音が鳴り響くことがしばしばあり、石川も「いつ鳴るのか…」と
いう恐怖心にとらわれているというのだ。

今回のマナー違反について「あれが(違反と)分かっていた上での行為だったら悲しい。
優勝して(メディアの)みなさんに言いたかった。
マナーを守ってみてくれるギャラリーがかわいそう」と嘆き
「ちょっと神経質になりすぎたかも」という石川に対し、関係者はシャッター音が
一層「トラウマにならないか…」と危惧する。

コーチを兼ねる父・勝美さんも、カメラ撮影を行う悪質なファンに頭を悩ませている。
「ナイスゲームでしたけど、カメラ撮影は残念…。
もちろん、お客さまは神様ですが、マナーを守ってくれるファンのためにも
運営方法を考えないといけない」と指摘した。

実際、国内ツアーのカメラ撮影を取り締まる対応策は不十分だ。
ツアー関係者によれば、携帯電話にはメール機能やワンセグ機能が付き
カメラ撮影を行うギャラリーとの区別が困難という。
石川が優勝争いを演じた今大会、4日間トータルで記録の残る2000年以降では
大会史上最多の4万5515人を数えた。
“遼クン人気”で、今後もギャラリー数が増え続けるのは必至。シャッター音は減りそうにない。









遼クン、ゴルフ21世紀最高16・1%


男子ゴルフの石川遼が、3人によるプレーオフの激闘を繰り広げた日本オープン最終日(18日)の
世帯視聴率(ビデオリサーチ社調べ)が19日、発表された。
平均視聴率は、関東地区で男女の国内外すべてのトーナメント放送で
21世紀最高の16・1%(関西地区11・3%)だったことが判明。
 
石川が展開したしびれるような戦いは、日曜日のお茶の間をくぎ付けにしていた。
3人によるプレーオフにもつれ込んだ最終日の視聴率は、今世紀最高の16・1%(関東地区)。
ビデオリサーチ社HPによると、歴代5位タイ(1977年9月のオンライン調査開始以降)に
相当する驚異的な数字をたたき出した。

試合はNHKが放送し、メジャー史上最年少優勝を目指した石川が、優勝した小田龍一や
今野康晴と2ホールにわたるプレーオフを展開した。
2000年以降、平均では昨年最終戦の日本シリーズJT杯、石川が優勝した今年の
コカ・コーラ東海クラシックの14・6%を抜いた。

NHKによると、昨年の最終日の平均は9・1%で、一昨年は4・8%だったという。
同局の番組広報は「最後にプレーオフになり、注目度を高めた。結果的に視聴率につながったと思う」と分析。
瞬間最高は、勝負が決した午後4時24分の24・5%だった。

ビデオリサーチ社によると、男子ゴルフの平均視聴率ベスト10は、80年代の9番組、
90年代に1番組で占められていた。
視聴率の10%超えは、昨年の5度を上回り、今季6度目。
石川の4勝はすべて2ケタをマークしている。

石川は、19日に発表された最新世界ランクでも池田勇太らを抑え
日本人トップの35位に順位を上げ、自己最高を更新。
石川の注目度は、とどまるところを知らない。




サプライズプレゼントが・・

雄星興奮!現役メジャーが学校に来た





ツアープレーヤーたちの金メダル・・2016年リオデジャネイロ五輪・・


ゴルフ界に、またひとつ嬉しいニュースが入った。
2016年のリオデジャネイロ五輪でゴルフが正式競技となることが決まった。
今月9日の第一報に、「プレジデンツカップ」でアメリカ遠征中の石川遼も、声を弾ませ
「一人のゴルファーとして光栄。五輪の存在がより近くなり、注目も集まる。
プレーするのが楽しみ」と話したという。

一方、こちらはニッポン。
神奈川県は、戸塚カントリー倶楽部で行われた「キヤノンオープン」で、優勝争いの真っ最中だった
池田勇太の第一声は、「7年もあとだろ。俺は、いくつになるんだ?」。
指折り数え、「30かあ…」と思いを馳せる目をした池田に「選手として、脂が乗っている時期ですが」と
畳みかけた報道陣に、「いやいや、錆び付いてたらどうすんだ!?」と質問返しだ。
さらに、続けて「ああ…。まあ、脂身は乗ってるかもしんねえけどな」と
将来メタボの可能性も、ちょっぴり懸念!?

まあ、それは冗談として、110年を超える長い歴史の中でもゴルフが五輪で
取り入れられたのは過去に2回だけ。
1900年のパリと、1904年のセントルイスでそれ以後は、懸命の復活活動にもなかなか実現しなかったが
ようやく日の目を見ることになった。

いまや120数カ国以上、6,000万人を超える人々がゴルフをたしなむと言われている。
「もともと競技人口は多いわけだし、これでますますゴルフが注目されるだろう」と
愛してやまない一人として、池田もその復帰を喜ぶ。
「アジア大会はあるのに、なんでオリンピックはないんだろう、とずっと思っていたからね」と
いう池田は、アマ時代に世界ジュニアで優勝。

若いころから日本代表の重責をつとめてきた池田にとって、まさに「国を背負って立つ」と
いうその重みと価値は、何物にも替え難いものがあるようだ。
「見るよりも、そりゃあやるほうが気合いが入るし、頑張らなきゃいけないと思うだろう。
現地に行けば、ますます気持ちよくプレーできるだろうし、代表になれば、そりゃ金メダルも
欲しくなるんじゃないの」と、開催を今から待ちわびている。

7年後はまだまだ先のようで、あっという間だ。
池田と石川がそのころには日本ゴルフ界の両巨頭として君臨し、揃ってベテランのウッズを打ち負かす…。
そんなシーンを今から想像して、ワクワクしてくる。