以前、ここで話をさせていただいた、「セントラルクリーナーが壊れてしまった」件。
その後、家庭用の掃除機を使って代用したところ、思いの他吸引力が強く、こっちの方がいいのではないか…?と思っていたという話です。
結局、家庭用の掃除機を使うことにしました。
家庭用の掃除機を使うにあたり、条件がいくつかありました。
①現在使っている洗面設備に付属しているパネルのロッカー部分に収まる事
②コードレスではない事
③ランニングコストの面からサイクロン式(ゴミパックを使わない事)
この3点が重要課題でした。
まず、探したのが「キャニスタータイプ」
昔ながらの掃除機の形で、タイヤがついていて、本体を引きずりながら使うタイプの物です。
ロッカーの内寸は
高さ 355mm
横幅 415mm
奥行 270mm
キャニスタータイプだと、ギリギリ収まる大きさの物しかありませんでした。
ここで気になったのが、ホースをつないだ時の寸法です。
実は、このキャニスタータイプの寸法、本体の大きさは出ていいるのですが、ホースをつないだ時の寸法は出ていません。
考えてみれば、収納時はホースを繋いだままで立てるか、ホースを外して押し入れに入れるかくらいですので、ホースを繋いだままでの寸法は、立てておく時の寸法になるんですよね…
店での使用法は、本来の収納とは違うので、表記されてないのが当たり前…
「まずい…、買ってきて収納できなかったら無駄遣いになっちゃう…」
迷っていると、ふと目に留まったのが、「ハンディタイプ」
今はコードレスが人気のハンディタイプですが、コード式のハンディもあるんですね。
そこで、探してみました。
今回は、失敗したときのダメージを考えて、「出来る限り安い物」しかしながら、「ある程度信用のおける物」という選択の結果、「アイリスオーヤマ」の商品にしました。
あとは、パネルロッカーの改造です。
もともと設置されていた、セントラルクリーナーのホース接続部分を除去、次に新しい掃除機の電源の確保、最後にクリーナー使用時にホースを引き出した時に本体が中でずれないようにする工夫という工程をクリアしなければなりません。
クリーナーホースの接続部分は、元々組み上げたのが自分ですので、簡単に出来ました。
そして、電源を確保するにあたり、セントラルクリーナーのリモートスイッチを繋いていた電線が「20A」コードだったので、それを利用することでクリアしました。
しかしながら、コンセント一式を設置するのに、セントラルクリーナーのホース接続部品を外したら、壁用コンセントのパーツの寸法の方が小さい…
つまり、穴あき状態で、しっかりと固定できない状態になってしまうのです…
そこで、ベニヤ板を購入して、ロッカーの内寸に合わせて切り、コンセントパーツに合わせて穴を空ける作業を追加。
ここまでは、想定通りに事が進みました。
実際に通電させて、掃除機を稼働させたところ、しっかりと動きます。
あとは掃除機の固定です。
サイクロン方式の場合、ごみの溜まる部分(カップ部分)をそのまま取り外し、中に溜まったゴミをポイっ!ってするので、カップ部分を外せるようにしておかなければなりません。
本体をしっかりと固定してしまった時、カップを外す作業がスムーズに行えるか…
それが心配になりました。
ロッカーが狭いので、ギリギリで収めている…
そこで、発想の転換!
ホースを固定すれば、本体のズレも解消できるかもしれない…
そう考えて、ホースの方を固定しました。
まず、洗濯機排水用のエルボコネクターを購入。
それを本体と接続。
そのエルボコネクターと掃除機のホースを接続。
最後にエアコンの室外機と室内機を繋いでいるホースを壁に固定するための器具を使って、クリーナーホースを固定。
これにて、一件落着!
しかも、エルボを使うことで、クリーナーから外した時、本体はフリーになりますので、カップの取り外しが簡単に行えるという「オマケ」まで追加される始末!
こうして出来上がった、新しいクリーナーがこれです!
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自己満足の世界でしかないのですが、我ながら「うまくいった!」としか言えません!
実際に今日から、営業で使ってますが、セントラルクリーナーより騒音が大きくなった以外は、吸引力も引けを取らないし、お客様に残っている刈毛もしっかりと吸っているのがカップの中を確認することで、ハッキリと判る!
僕が小学生の頃、親父が発案し、家族みんなでアイデアを出し合い完成した「ヘアクリーナー」
当店が世界初の自慢の設備ですので、絶対に失いたくなかった。
仕様は変わってしまいましたが、基本的なところと、「カットのみ」のメニューを支える大切な設備を失わないで済んだ…
世の中の生活様式が変わり、製品が消滅しようとしている「セントラルクリーナー」
現行の機材を使い、どうにか残すことが出来て、これで死んだ親父にドヤ顔出来るような気がします!(笑)
その後、家庭用の掃除機を使って代用したところ、思いの他吸引力が強く、こっちの方がいいのではないか…?と思っていたという話です。
結局、家庭用の掃除機を使うことにしました。
家庭用の掃除機を使うにあたり、条件がいくつかありました。
①現在使っている洗面設備に付属しているパネルのロッカー部分に収まる事
②コードレスではない事
③ランニングコストの面からサイクロン式(ゴミパックを使わない事)
この3点が重要課題でした。
まず、探したのが「キャニスタータイプ」
昔ながらの掃除機の形で、タイヤがついていて、本体を引きずりながら使うタイプの物です。
ロッカーの内寸は
高さ 355mm
横幅 415mm
奥行 270mm
キャニスタータイプだと、ギリギリ収まる大きさの物しかありませんでした。
ここで気になったのが、ホースをつないだ時の寸法です。
実は、このキャニスタータイプの寸法、本体の大きさは出ていいるのですが、ホースをつないだ時の寸法は出ていません。
考えてみれば、収納時はホースを繋いだままで立てるか、ホースを外して押し入れに入れるかくらいですので、ホースを繋いだままでの寸法は、立てておく時の寸法になるんですよね…
店での使用法は、本来の収納とは違うので、表記されてないのが当たり前…
「まずい…、買ってきて収納できなかったら無駄遣いになっちゃう…」
迷っていると、ふと目に留まったのが、「ハンディタイプ」
今はコードレスが人気のハンディタイプですが、コード式のハンディもあるんですね。
そこで、探してみました。
今回は、失敗したときのダメージを考えて、「出来る限り安い物」しかしながら、「ある程度信用のおける物」という選択の結果、「アイリスオーヤマ」の商品にしました。
あとは、パネルロッカーの改造です。
もともと設置されていた、セントラルクリーナーのホース接続部分を除去、次に新しい掃除機の電源の確保、最後にクリーナー使用時にホースを引き出した時に本体が中でずれないようにする工夫という工程をクリアしなければなりません。
クリーナーホースの接続部分は、元々組み上げたのが自分ですので、簡単に出来ました。
そして、電源を確保するにあたり、セントラルクリーナーのリモートスイッチを繋いていた電線が「20A」コードだったので、それを利用することでクリアしました。
しかしながら、コンセント一式を設置するのに、セントラルクリーナーのホース接続部品を外したら、壁用コンセントのパーツの寸法の方が小さい…
つまり、穴あき状態で、しっかりと固定できない状態になってしまうのです…
そこで、ベニヤ板を購入して、ロッカーの内寸に合わせて切り、コンセントパーツに合わせて穴を空ける作業を追加。
ここまでは、想定通りに事が進みました。
実際に通電させて、掃除機を稼働させたところ、しっかりと動きます。
あとは掃除機の固定です。
サイクロン方式の場合、ごみの溜まる部分(カップ部分)をそのまま取り外し、中に溜まったゴミをポイっ!ってするので、カップ部分を外せるようにしておかなければなりません。
本体をしっかりと固定してしまった時、カップを外す作業がスムーズに行えるか…
それが心配になりました。
ロッカーが狭いので、ギリギリで収めている…
そこで、発想の転換!
ホースを固定すれば、本体のズレも解消できるかもしれない…
そう考えて、ホースの方を固定しました。
まず、洗濯機排水用のエルボコネクターを購入。
それを本体と接続。
そのエルボコネクターと掃除機のホースを接続。
最後にエアコンの室外機と室内機を繋いでいるホースを壁に固定するための器具を使って、クリーナーホースを固定。
これにて、一件落着!
しかも、エルボを使うことで、クリーナーから外した時、本体はフリーになりますので、カップの取り外しが簡単に行えるという「オマケ」まで追加される始末!
こうして出来上がった、新しいクリーナーがこれです!
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自己満足の世界でしかないのですが、我ながら「うまくいった!」としか言えません!
実際に今日から、営業で使ってますが、セントラルクリーナーより騒音が大きくなった以外は、吸引力も引けを取らないし、お客様に残っている刈毛もしっかりと吸っているのがカップの中を確認することで、ハッキリと判る!
僕が小学生の頃、親父が発案し、家族みんなでアイデアを出し合い完成した「ヘアクリーナー」
当店が世界初の自慢の設備ですので、絶対に失いたくなかった。
仕様は変わってしまいましたが、基本的なところと、「カットのみ」のメニューを支える大切な設備を失わないで済んだ…
世の中の生活様式が変わり、製品が消滅しようとしている「セントラルクリーナー」
現行の機材を使い、どうにか残すことが出来て、これで死んだ親父にドヤ顔出来るような気がします!(笑)