最近、「街の電気屋さん」って見なくなりましたね…
昔は電化製品が故障すると、工具箱を持った電気屋さんが修理に駆けつけてくれました。
大型家電量販店には出来ないサービスを担っていた「街の電気屋さん」
そんな、街の電気屋さんがいない、現代の、というか今日のお話です。
昼過ぎに離れて暮らしている息子(と言っても市川市内)から電話があり、
「洗濯機の余ってるのってない?」
えっ…?
余ってる洗濯機って…
普通、洗濯機は一家に一台でしょ…
で、話を聞いていると、
「洗濯機が回らなくなった…」
との事。
症状を聞いていると、どうやらモーターに何かが引っ掛かってるようで、「カチンっ!」という音と共に止まるらしい…
とりあえず、使用をやめさせて、営業が終わってから駆け付けた。
洗濯機の分解は手馴れたもので、お店の洗濯機の洗濯槽の分解掃除に挑戦した時に、大体の手順は覚えていた。
都合のいいことに、お店の洗濯機と息子の洗濯機は同一メーカー。
息子の部屋に入り、洗濯機を見る
息子曰く
「この回るところ(洗濯機の真ん中の羽の部分」が引っ掛かってるみたいなんだけど、この丸いのが外れない…」
そこで、まずその部分を、針金(ステンレス硬線)の先を曲げたものを引っ掛けて外す。
「あっ、外れた! すげぇ! どうやったの?」
(ここで私、ちょっとドヤ顔)
「硬い針金の先を少し曲げて、それを引っ掛けて引けば取れるんだよ」
(かなり、ドヤ顔)
しかしながら、その部分を外しても、中で引っ掛かってるような物は見つからない…
まぁ、ここに支障がでているわけではないだろうと思っていたので、僕の中では想定内。
「もしかしたら、モーターそのものに支障があるのかもしれない…」
そこで、洗濯機の背中の鉄板を外して、中を調べてみる。
ところが、モーター部分を手で回してみると、少し重く感じるが支障なく回る。
過去にその部分を弄った事がないので、それが普通だと思っていた。
更に、ベルトで繋がった洗濯機の心棒部分を調べても、支障が出ているようには見えない…
「こりゃ、お父さんには判らないや…買い換えた方がいいかも知れない…」
と言っていると、息子が
「何か、こすれてる音がしてる…」
もう一度、モーター部分を手で回していると、確かに何かがこすれている音がしている。
「あっ…もしかしたら、なくなった靴下かも!」
出てきました…
洗濯槽の外側部分と、洗濯槽部分の間に黒い靴下…
それを針金で引っ掛けて、持ち上げたところでラジオペンチで挟んで除去。
すると、しっかりと回りだす洗濯機。
その靴下が原因で、脱水時に洗濯槽の回転に無理な力が加わり、安全装置が作動して止まってしまっていたみたいです。
「カチンっ!」の音は、その安全装置が働くときに出る音みたいでした。
息子曰く、
「そういえば、この前いっぱいいっぱいの洗濯物を突っ込んで、無理やり回した…」
おそらく、その時に洗濯槽から飛び出した靴下が、引っ掛かったままでいたのだと思います。
昔、二槽式洗濯機の脱水時、丸い蓋のような物をはめてたのを思い出し、それをしっかりと装着しないと、脱水機の外に洗濯物が飛び出し、最悪の場合、脱水機の心棒に絡まって、脱水機が使えなくなるといった事例があるという話を思い出しました。
「これからは、小さいものはネットに入れるようにする」
と息子も勉強したようでした。
「8万、得した!」
買い替えも考えていたようで、値段を調べていたみたいです。
「はい、これ」
冷蔵庫の中から、コーラを一本出して渡してくる。
「8万円が、これかよっ!(笑)」
まぁ、僕も今日のブログの更新ネタが出来たので助かっちゃったんですけどね~!(笑)
無事に洗濯機の修理は終わり、自宅へ戻りました。
皆さんも、洗濯機に規定量以上の洗濯物を入れないように、また靴下や下着などの小さなものは、洗濯用ネットに入れてから洗うように心がけてくださいね。
息子のように、街の電気屋さん(僕の事)が近くにいないと、分解して修理するといった事を選択肢の中には置けないでしょうから、新規購入という無駄遣いをする羽目になりますよ~!(笑)
(いやいや、マジにネタの提供、ありがとう>息子)
昔は電化製品が故障すると、工具箱を持った電気屋さんが修理に駆けつけてくれました。
大型家電量販店には出来ないサービスを担っていた「街の電気屋さん」
そんな、街の電気屋さんがいない、現代の、というか今日のお話です。
昼過ぎに離れて暮らしている息子(と言っても市川市内)から電話があり、
「洗濯機の余ってるのってない?」
えっ…?
余ってる洗濯機って…
普通、洗濯機は一家に一台でしょ…
で、話を聞いていると、
「洗濯機が回らなくなった…」
との事。
症状を聞いていると、どうやらモーターに何かが引っ掛かってるようで、「カチンっ!」という音と共に止まるらしい…
とりあえず、使用をやめさせて、営業が終わってから駆け付けた。
洗濯機の分解は手馴れたもので、お店の洗濯機の洗濯槽の分解掃除に挑戦した時に、大体の手順は覚えていた。
都合のいいことに、お店の洗濯機と息子の洗濯機は同一メーカー。
息子の部屋に入り、洗濯機を見る
息子曰く
「この回るところ(洗濯機の真ん中の羽の部分」が引っ掛かってるみたいなんだけど、この丸いのが外れない…」
そこで、まずその部分を、針金(ステンレス硬線)の先を曲げたものを引っ掛けて外す。
「あっ、外れた! すげぇ! どうやったの?」
(ここで私、ちょっとドヤ顔)
「硬い針金の先を少し曲げて、それを引っ掛けて引けば取れるんだよ」
(かなり、ドヤ顔)
しかしながら、その部分を外しても、中で引っ掛かってるような物は見つからない…
まぁ、ここに支障がでているわけではないだろうと思っていたので、僕の中では想定内。
「もしかしたら、モーターそのものに支障があるのかもしれない…」
そこで、洗濯機の背中の鉄板を外して、中を調べてみる。
ところが、モーター部分を手で回してみると、少し重く感じるが支障なく回る。
過去にその部分を弄った事がないので、それが普通だと思っていた。
更に、ベルトで繋がった洗濯機の心棒部分を調べても、支障が出ているようには見えない…
「こりゃ、お父さんには判らないや…買い換えた方がいいかも知れない…」
と言っていると、息子が
「何か、こすれてる音がしてる…」
もう一度、モーター部分を手で回していると、確かに何かがこすれている音がしている。
「あっ…もしかしたら、なくなった靴下かも!」
出てきました…
洗濯槽の外側部分と、洗濯槽部分の間に黒い靴下…
それを針金で引っ掛けて、持ち上げたところでラジオペンチで挟んで除去。
すると、しっかりと回りだす洗濯機。
その靴下が原因で、脱水時に洗濯槽の回転に無理な力が加わり、安全装置が作動して止まってしまっていたみたいです。
「カチンっ!」の音は、その安全装置が働くときに出る音みたいでした。
息子曰く、
「そういえば、この前いっぱいいっぱいの洗濯物を突っ込んで、無理やり回した…」
おそらく、その時に洗濯槽から飛び出した靴下が、引っ掛かったままでいたのだと思います。
昔、二槽式洗濯機の脱水時、丸い蓋のような物をはめてたのを思い出し、それをしっかりと装着しないと、脱水機の外に洗濯物が飛び出し、最悪の場合、脱水機の心棒に絡まって、脱水機が使えなくなるといった事例があるという話を思い出しました。
「これからは、小さいものはネットに入れるようにする」
と息子も勉強したようでした。
「8万、得した!」
買い替えも考えていたようで、値段を調べていたみたいです。
「はい、これ」
冷蔵庫の中から、コーラを一本出して渡してくる。
「8万円が、これかよっ!(笑)」
まぁ、僕も今日のブログの更新ネタが出来たので助かっちゃったんですけどね~!(笑)
無事に洗濯機の修理は終わり、自宅へ戻りました。
皆さんも、洗濯機に規定量以上の洗濯物を入れないように、また靴下や下着などの小さなものは、洗濯用ネットに入れてから洗うように心がけてくださいね。
息子のように、街の電気屋さん(僕の事)が近くにいないと、分解して修理するといった事を選択肢の中には置けないでしょうから、新規購入という無駄遣いをする羽目になりますよ~!(笑)
(いやいや、マジにネタの提供、ありがとう>息子)