昨日、ナゼだか心の底から盛り上がれない北京オリンピックの話をしました。
自分なりに考えてみました。
ロコ・ソラーレ(カーリング女子・日本代表)が「そだね~!」って言わなくなったから…
毎回、同じ人が出てるような気がするから…
等々、お客様との会話の中には、無理矢理「盛り上がらない理由」を絞り出して、笑い話にしていますが、出ている選手に責任が無い事は明白です。
選手の皆さんは、一生懸命「日本の名誉」を背負って戦っているのですからね。
で、僕なりに色々と考えてみました。
僕の中で、一つ結論が出たような気がする考えがあります。
冬のオリンピックの競技は「スポーツ」ではなく「レジャー」という思いがあるからではないだろうか?
誤解の無いように言っておきますが、オリンピック種目は全て、立派なスポーツであることに間違いはありません。
ですが、僕ら80年代に青春を謳歌した世代は、どうしても「レジャー」のイメージが強いんです。
かつて、「テニス」「スキー」「ゴルフ」は「お金持ちのスポーツ」として考えられてました。
大学生がテニスラケットを肩から下げて、サークル活動としての「テニス」を始めた頃、時を同じくして「車の上にスキーを積んで、スキー場まで関越道をひた走る」という大学生が増加しました。
それまでは、テニスもスキーも「体育会系」の「部活動」的なイメージだったものが、誰もが楽しめる「レジャー」として、好景気の象徴のように若者たちに広がりました。
つまり、「誰でもが楽しめる」「誰でも道具を揃えられる」そして、「記録を競う」のではなく「その人なりのレベルで楽しむ」という、「レジャー」になったのです。
「私をスキーに連れてって」なんて映画が大ヒットをして、関越道を車で走る時に西武観光バスを追い抜こうものなら、
「今、ゆうちゃん(映画の主人公:原田知世さんが演じていた)乗ってたよな!」
なんて言いながら、車内に流れる音楽は「スキー天国・サーフ天国(松任谷由実)」
草食系男子なんて存在は皆無だった頃です。
技術レベルよりも、どこのブランドのウェアを着ているか、板のブランドは、ブーツは、果てはスワンズのサングラスにするかオークレーのサングラスにするか…といった、見た目の世界にお金をかけた時代です。
もはや「純粋なスポーツ」ではなく「不純なレジャー」としてのスキーがまかり通ってしまっていた時代だったのです。
(ちょっと言い過ぎかもしれませんね…(笑)
苗場プリンスホテル(当時の男子がゲレンデ側の部屋を彼女の為にとるのに必死だった憧れのホテル)の駐車場には、ランドクルーザーやパジェロといった高級四駆の他に、メルセデスやクラウン・ソアラなどの高級車がいっぱい並んでいました。
そうです。
そこでは「見た目の優越感」こそが「勝ち負けの基準」だったのです!
(もう、こうなったら言いたい放題言ってやれっ!)
そんな青春時代を謳歌した世代にとって、冬のオリンピックの競技は「(不純な)レジャー」なんですよね…
モーグルバーンなんてものは無かったけど、コブ斜面を転ばずにスイスイと降りてくると、それだけで「格好いい人」になれちゃったりして…そんな上級者を見ながら、中級者といわれる人たちは、フラットなコースをパラレルターンで優雅に滑って、転んでいる女性を見つけるや否や、手を貸すためにわざわざすぐそばにブレーキングする…
男同士でスキー場に行っても、リフトは「お一人様専用」のところに並んで、隣に女性が座ってくれることを夢に見る…
そんな「肉食系男子」が簡単に引っ掛かってしまっていたのが、スキー場での「罠」ではなく、その手前にある「チェーントラップ」でした。
「なんのこっちゃい?」
そうですよね~
「チェーントラップ」というのは、僕がたった今、この文章の為に作った「造語」です。
説明しましょう!
スキー場に行く途中、必ずと言っていいくらいにあった「チェーン脱着所」
ここで、肉食系男子を待ち受けている「チェーントラップ」があったのです。
自分の車の横で、タイヤチェーンを広げて、立ち尽くしている女性だけのパーティ…
一見、チェーンの巻き方が判らないから困っているかに見える…
ここで、肉に飢えたヤツが
「手伝いましょうか?」
はいっ!
罠にかかりました~!
「どこまで行くの? 苗場? みつまた?」
なんて、聞こうものなら
「そうです。 そっちの方です」
と答えるのがトラップ第一弾
男にしてみれば、(同じスキー場じゃん!)(恩を売っておくチャンス!)
「手伝おうか? このチェーンなら簡単に巻けるから」
「いいんですか? お願いします…」
(ラッキ~! バカな男が引っ掛かったよ!)
女性にしてみれば、「そっちの方」としか言ってないのに、勝手に「同じスキー場」と勘違いをして、親切な人を演じて、その日限りの彼女になってもらおうという下心見え見えの男性を利用してやろう…ってなもんでして…
まぁ、何度この罠にはまった事か…
あっ…冬のオリンピックの話でしたね…
やっぱ、盛り上がりに欠けるのは、「無観客」ってのが一番の理由でしょうね!
これ以上は墓穴を掘りそうなので、今日もこの辺で失礼します!
おやすみなさ~い!(逃げろ~!)
自分なりに考えてみました。
ロコ・ソラーレ(カーリング女子・日本代表)が「そだね~!」って言わなくなったから…
毎回、同じ人が出てるような気がするから…
等々、お客様との会話の中には、無理矢理「盛り上がらない理由」を絞り出して、笑い話にしていますが、出ている選手に責任が無い事は明白です。
選手の皆さんは、一生懸命「日本の名誉」を背負って戦っているのですからね。
で、僕なりに色々と考えてみました。
僕の中で、一つ結論が出たような気がする考えがあります。
冬のオリンピックの競技は「スポーツ」ではなく「レジャー」という思いがあるからではないだろうか?
誤解の無いように言っておきますが、オリンピック種目は全て、立派なスポーツであることに間違いはありません。
ですが、僕ら80年代に青春を謳歌した世代は、どうしても「レジャー」のイメージが強いんです。
かつて、「テニス」「スキー」「ゴルフ」は「お金持ちのスポーツ」として考えられてました。
大学生がテニスラケットを肩から下げて、サークル活動としての「テニス」を始めた頃、時を同じくして「車の上にスキーを積んで、スキー場まで関越道をひた走る」という大学生が増加しました。
それまでは、テニスもスキーも「体育会系」の「部活動」的なイメージだったものが、誰もが楽しめる「レジャー」として、好景気の象徴のように若者たちに広がりました。
つまり、「誰でもが楽しめる」「誰でも道具を揃えられる」そして、「記録を競う」のではなく「その人なりのレベルで楽しむ」という、「レジャー」になったのです。
「私をスキーに連れてって」なんて映画が大ヒットをして、関越道を車で走る時に西武観光バスを追い抜こうものなら、
「今、ゆうちゃん(映画の主人公:原田知世さんが演じていた)乗ってたよな!」
なんて言いながら、車内に流れる音楽は「スキー天国・サーフ天国(松任谷由実)」
草食系男子なんて存在は皆無だった頃です。
技術レベルよりも、どこのブランドのウェアを着ているか、板のブランドは、ブーツは、果てはスワンズのサングラスにするかオークレーのサングラスにするか…といった、見た目の世界にお金をかけた時代です。
もはや「純粋なスポーツ」ではなく「不純なレジャー」としてのスキーがまかり通ってしまっていた時代だったのです。
(ちょっと言い過ぎかもしれませんね…(笑)
苗場プリンスホテル(当時の男子がゲレンデ側の部屋を彼女の為にとるのに必死だった憧れのホテル)の駐車場には、ランドクルーザーやパジェロといった高級四駆の他に、メルセデスやクラウン・ソアラなどの高級車がいっぱい並んでいました。
そうです。
そこでは「見た目の優越感」こそが「勝ち負けの基準」だったのです!
(もう、こうなったら言いたい放題言ってやれっ!)
そんな青春時代を謳歌した世代にとって、冬のオリンピックの競技は「(不純な)レジャー」なんですよね…
モーグルバーンなんてものは無かったけど、コブ斜面を転ばずにスイスイと降りてくると、それだけで「格好いい人」になれちゃったりして…そんな上級者を見ながら、中級者といわれる人たちは、フラットなコースをパラレルターンで優雅に滑って、転んでいる女性を見つけるや否や、手を貸すためにわざわざすぐそばにブレーキングする…
男同士でスキー場に行っても、リフトは「お一人様専用」のところに並んで、隣に女性が座ってくれることを夢に見る…
そんな「肉食系男子」が簡単に引っ掛かってしまっていたのが、スキー場での「罠」ではなく、その手前にある「チェーントラップ」でした。
「なんのこっちゃい?」
そうですよね~
「チェーントラップ」というのは、僕がたった今、この文章の為に作った「造語」です。
説明しましょう!
スキー場に行く途中、必ずと言っていいくらいにあった「チェーン脱着所」
ここで、肉食系男子を待ち受けている「チェーントラップ」があったのです。
自分の車の横で、タイヤチェーンを広げて、立ち尽くしている女性だけのパーティ…
一見、チェーンの巻き方が判らないから困っているかに見える…
ここで、肉に飢えたヤツが
「手伝いましょうか?」
はいっ!
罠にかかりました~!
「どこまで行くの? 苗場? みつまた?」
なんて、聞こうものなら
「そうです。 そっちの方です」
と答えるのがトラップ第一弾
男にしてみれば、(同じスキー場じゃん!)(恩を売っておくチャンス!)
「手伝おうか? このチェーンなら簡単に巻けるから」
「いいんですか? お願いします…」
(ラッキ~! バカな男が引っ掛かったよ!)
女性にしてみれば、「そっちの方」としか言ってないのに、勝手に「同じスキー場」と勘違いをして、親切な人を演じて、その日限りの彼女になってもらおうという下心見え見えの男性を利用してやろう…ってなもんでして…
まぁ、何度この罠にはまった事か…
あっ…冬のオリンピックの話でしたね…
やっぱ、盛り上がりに欠けるのは、「無観客」ってのが一番の理由でしょうね!
これ以上は墓穴を掘りそうなので、今日もこの辺で失礼します!
おやすみなさ~い!(逃げろ~!)