腐乳：試作

先日の記事に書いた腐乳ですが、その後豚肉を漬けてみました。



正確には腐乳に漬けたのではなく、腐乳が浸かっていた残り汁に漬けました。
（スタンダードな腐乳を食べ終わった後の瓶に、サイコロ状に切った豚バラを入れただけｗｗｗ）

漬け時間は一日くらいかな？と思っていたのですが、漬けた汁気の感じからするとイマイチ漬かってないような……。
なので冷蔵庫でそのまま放置。
４日経ったら豚肉が汁気を吸い、なんとなく漬かった気がします。


今日の夕食にキャベツと一緒に炒めてみました。
味付けは特にせず、胡椒のみ。
途中で味見をしてみると塩分も旨味も弱い……どうも漬け汁だけでは麹が足りないようです。
よく考えたら、麹の旨味は豆腐に浸み込んじゃって残っていないのかも。
なので味付けに腐乳を投入。

加えたのは紅腐乳hong2-fu3-ru3……紅麹を使った腐乳です。
（「南乳」というのは広東での腐乳の呼び方）


先日調べた時「紅腐乳は塩気が弱く甘味がある」とのことでしたが、後日買って食べてみたら結構しょっぱかったです。
たしかに白腐乳に比べると少し弱いですけど。
甘味と言うほどの甘味は感じませんが、酒粕独特の甘味らしきものは少～し感じます。
そしてそのまま食べると、お酒に弱い私はちょっとボーっとしてしまいます。

そんな紅腐乳を１個（２センチ角くらい）入れると、適度な塩気と麹の旨味が加わりました。
紅腐乳を使ったので、全体的にピンクっぽいです。
それと、アルコール分をとばそうと長めに炒めた為、キャベツがちょっとくたくた。
要改善。
アルコールが苦手な場合、紅腐乳を炒め物に使うならもっと早い段階で加えて最後に野菜を入れるべきですね。



見た目は悪くなってしまいましたが、味は悪くなかったです。
豚肉もちゃんとやわらかく、だけどぷりぷりになっていました。
（娘が大喜びしてました＾＾）
多少は漬けこんだ時の麹が効いているのかな？

次回はちゃんと豆腐自体を使って漬け込んでみようと思います。
そのほうがちゃんと旨味が出るかも。
この腐乳、一瓶で１１元程度（140円ちょっと）なので、塩麹を買う事を考えたら心おきなく使えそうだし。
（今回それをケチった私＾＾；）


次回作ができたら、また報告しま～す。




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新緑

先週から娘が体調を崩していて、ここ１週間ほどお天気が良いというのにあまり外に出ていません。
でも週末には少しだけ買い物に出かけました。

その時に外に出てビックリした事……。
マンション敷地内の街路樹は先々週まで全体が黄色く、風が吹く度に落ち葉が雪のように降っていました。
通り毎にお掃除をする人は常時何人もいますが、それでも追い付かないほど。
それが、たった１週間で新緑に！
まるで魔法……





広州も冬は寒いには寒いのですが、やはり天津の寒さとは比べ物になりません。
（天津の冬は冷蔵庫ではなく【冷凍庫】の中の寒さ＾＾；）
天津から広州に来て思ったのは「広州の冬は天津の秋みたいだな～」ということ。
気温もそうですが、街路樹が裸になっていないし葉っぱの色が黄色く、風景が冬というよりは秋のようでした。
その秋から、冬をとばして春になってしまったようなこの風景の変化に、本当に驚きました。
（最近の気温は春というより初夏のようで、半袖でも充分なほどです）

この日は前日から元気だったので（治った様子だったし）一緒に出かけていた娘。
手の届く高さに新芽を見つけて、葉っぱを欲しがりました。





だけど私が「葉っぱ、芽を出したばかりだけど取っちゃうの？」と訊くと
「葉っぱちゃん、頑張って出て来たんだもんね。やっぱり可哀想だから取らない。」
とのこと。
鉢植えの花を育てさせた経験が活きてるかな～（＾＾）

人間界も、日本では春は新入生や新社会人の季節。
頑張れ、新芽たち！




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