坂本龍馬が死んだ
愛する人が愛する人を傷つけあうことがないように・・
東 修介は龍馬を切ったと思っていた
違った
龍馬は切られた直後、東に向かって
“これも、わしを守るためじゃろ”と言った
そう・・龍馬が守ろうとしたものは
私が考えるほど安っぽく感傷的なものではなかった
日本の明るい未来を必死で守ろうとしていた
東が龍馬を切ることで守ろうとしたものは
『龍馬の志』だろう
龍馬が死に際に
「わしゃぁ~ちゃんと先生の生まれてくる国を作れたかな?」
「先生のように優しゅうて、馬鹿正直な人間が笑うて、生きていける国を・・・・」と
仁先生に言った
これは龍馬に限ったことではない
私たちも未来に生まれてくる子孫のためにも
馬鹿正直な人間が笑うて、生きていける国を目指さなければならない