★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~

嵐、SixTONES、尾崎豊、中心のブログです!
記事及び写真の引用・転載はお断りします。

最終回 「クリスマスの奇跡」~コナン劇場~尾崎豊との再会・・第3話

2011年12月25日 | 映画・ブックレビュー
クリスマスプレゼントを★シェリー★(詩絵里)から皆様へ♪
毎年この頃に日記に載せている「オリジナル小説」です。
今回、私が書いている、全部ブログ、SNSに同時掲載いたします♪


「クリスマスの奇跡」~コナン劇場~尾崎豊との再会・・第3話

※これは、完全なるシェリーのオリジナルストーリーであり、登場人物ならびにその作品とはいかなる関係もありません。100%フィクションです※

最初から、お読みいただける方は、下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324/e/107afd054e3ac1c98a7a5dddf8364cca
*********12月25日朝***********

蘭:「頭・・・いたい・・・・」「なんだ夢だったのか・・・・」
「こんな時間だ・・・朝ごはんつくらなきゃ・・・・・」
「いたい!!」

蘭は何かで指を刺した・・・・よくみると・・・・・

それは・・・ヒイラギのバッチだった・・・・・

やっぱり夢じゃなかったんだ・・・新一・・・・

二人で頭を痛がって、トロピカルランドの医務室で、新一が言ってくれた言葉

「蘭・・・いつも事件事件でなかなか連絡がとれなくてごめん。もしこれが夢だったとしても・・・・俺は・・・・
今日一日のことを忘れない・・・そして・・・」

というなり、心臓を抱えて・・・でていった新一

「そして・・・の続き何を言いたかったんだろう・・・いいや
逢えたんだから・・・」

というとヒイラギのバッチをエプロンにつけて朝ごはんの用意を始めた・・・・・


**********12月25日************

コナン「あれ・・・・なんだ・・・夢か・・・・随分リアルな夢だったな・・・蘭・・・ポケットに何かはいっているぞ・・・ヒイラギのバッチ・・・・そっか・・・あれは半分夢、半分現実か・・・・・・」

コナンは、蘭にみつからないようにバッチをそっと机の引き出しにしまった。

コナン「らんねぇちゃんおはよう・・・・鼻歌なんか歌ってご機嫌だね・・・?何かあったの?」


蘭「実はね・・・コナン君・・・ううんなんでもない・・」

あの思い出は私と新一のものだけにしておきたいから・・・


**********12月25日 朝***********

姉「園子・・・頭痛は大丈夫?」

園子「おねえちゃん・・・・私、頭痛で帰ってきたの?」

姉「そうよ・・・頭痛薬を飲むなり、そのままの格好でねちゃったでしょ・・・何?そのサンタクロースのバッチは?」

園子「内緒」
(最後・・・真さんと何を話したんだっけ・・・・・うう・・・よく思い出せないけど・・・確か来年のクリスマスの約束をしたような・・・
まぁ・・・いいか・・・逢えたんだから・・・・)



**********12月25日 朝************

哀「お姉ちゃん・・・お母さん・・・・・・・」
「何あせってるのよ・・・夢に決まっているじゃない・・・・・」

哀はゆっくりおきだして周りを見渡した。哀が寝ていたのは・・・博士の家ではなかった。

気がつくと枕元にクリスマスカードが二枚あった

「志保へ・・・なんでも無理をしすぎて本心を出さない子だけど・・・
マイペースで志保は志保らしく生きていけばいいから・・・お母さんはずっとあなたを見守っているわ・・・・ 母より」

「志保へ メリークリスマス!!よく寝ているようだから・・・起こさずに・・大君とのデートに行って来ます。志保も来年はデートできる彼氏ができるといいわね・・・体にきをつけてね・・・
キーはポストから落としておいてくれればいいわ・・・合鍵持っているから・・・・」

哀は指をみるときちんと指輪がしてあった。

哀「随分ご丁寧な夢だこと・・・次の日まであるなんて・・・」

とひとりごちながら・・・・いつのまにか笑顔になっていた。

言われたとおり、鍵を・・・・ポストに落とし、マンションをでて歩き始めて・・・・・ふっと後ろをむくと・・・・・・・

そこにはもう魔法で消えたようにそのマンションは無かった・・・・

やるわね・・・・あのカードに書いてあったとおりね・・・


**********12月25日 朝***********

シェリー「頭いたい・・・・豊・・豊・・・なんだ夢か」

枕元をみると昨日の豊のTシャツはきちんとたたんであり、ひらいてみると裏にメッセージが書いてあった

To:Shelly

今日はありがとう。
君達は、君達の夢を追い続けていれば
きっといつか夢はかなう・・・・
そして・・・俺の歌をずっとずっと
歌い続けて、歌いつなげてほしい・・・・

全ての曲に全ての歌詞に
俺は生き続けている・・・・

またいつか
逢おう・・・・・・・

See You Ageain

Yutaka Ozaki 12.24 2011


豊・・・豊・・・・

私はそのTシャツをにぎりしめながらむせび泣いた・・・・

豊は復活した昨日・・・・間違いなく・・・・・

あの手紙に書いてあったように・・・・・・



*****************************


夢を忘れた現代人へ

君達の夢をクリスマスの奇跡で一日だけかなえてあげよう・・・

信じるも信じないも

君達の自由だ・・・・・

この錠剤を呑むことにより君達の夢が叶う

でも、私を信じられないなら今すぐ捨ててもらってもかまわない。

Your dreams come true.


****************************


おしまい・・・



***************************


みなさんにサンタさんから同じ手紙がきたらどうしますか?

みなさんが

素敵なクリスマスを楽しんでいますように♪

Merry Christmas!!

***************************
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夜明けの街で 東野圭吾さん著 ブックレビュー

2011年12月01日 | 映画・ブックレビュー
「輝き~刹那の想い~」
オリジナルポエム


きらめくイルミネーション
都会の
あわただしい
師走の風の中で
光を見つめる
君の横顔に
ひとときの安らぎを感じる

冷えた君の手を
そっと包み込み
僕のコートの
ポッケに入れる
頬を赤らめ
下をうつむく君の横顔
守りたいと思う

君との出会いが遅すぎたなんて
今の僕には言い訳にしかならず
僕の人生に交錯してきたこの
赤い糸をつむいで生きたく
手のひらにぎゅっと力をこめる

握り返された君のか弱い強さに

この瞬間のぬくもりを伝えよう・・
二人の生活から切り取られた
小さな小さなキャンバスに
刹那の幸せを描いたとしても
誰が責めることができようか

もし人生がやりなおせるなら
もう一度
もう一度
今度は君と歩いていくよ

声に出せない思いをのせて
吐き出したため息は
真っ白に
イルミネーションが少しだけ
涙色に
にじんでく・・・・・


***********

夜明けの街で 東野圭吾さん著
を読み終わりました。

“不倫をする奴なんて、馬鹿だ”と言っていた41歳の男が
自分よりも年下の女性にはまり込んでいく物語。
幸せな家庭も、きちんとした仕事もあるのに
ダメだとわかりつつ
秋葉との恋にどんどんはまりこんでいく。
もがけばもがくほど・・・・

東野さんは、私も大好きな作家さんで、
嵐のニノ主演ドラマ「流星の絆」の作者さんでもあります。
東野さんの作品はいつも奥が深くて
最後のどんでん返しが好きですね♪
なので、もちろん、この物語も単なる不倫ドラマじゃありません!

もうすぐ時効を迎える
父親の愛人が亡くなった事件の容疑者として
警察にマークされている秋葉。

自分の愛する人が、もし犯罪者だったとしても
愛し続けることができるのか?
男の心の葛藤を内面から抉り出す
とても興味深い作品でした。

秋葉と渡部の不倫と
秋葉の父親とおばの不倫

文中にでてくる
一度だけなら浮気
継続性があれば不倫
というのも、妙に納得する言葉である。

いつも思う。
世界中の男女が、一生に一人のひとしか愛せなければ
きっと世の中から犯罪は激減するって
そして、すべてが両思いで収まれば
悲しい思いやせつない思いをしなくてすむのにって

でも・・・
昔、ある男優が言っていた
「不倫は文化だ」
(不倫がなければ、いろんな芸術作品や文化は生まれなかったという
意味らしいが)
もある意味わかる。

大学時代、フランス文学を専攻していた私にとって
「赤と黒」「女の一生」「ボヴァリー婦人」はやっぱり不倫的恋愛を中心に
描かれているし・・・

文学も音楽も
肯定的ラブソング、道徳的恋愛物語だけでは
味気ないかも・・・

結局
渡部と秋葉は、別れてしまうけど
私が秋葉だったら
私が渡部だったら
どうだろう
これが最後の恋だと思った恋を失ったとき
心の空洞を隠しながら
今までの生活に
戻れるだろうか・・・・・


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差別用語~図書館戦争DVDを見て~

2011年11月24日 | 映画・ブックレビュー
中3の娘と小5の息子に
「めくら」「おし」「つんぼ」「乞食」って言葉を知っている?
と訊いたら
「知らない・・何それ?」
と二人に揃って言われた。

私が小学生だったとき、当時のブラックユーモアで
「昔々のつい最近
どんより曇った日本晴れ
昨日生まれたばあさんが
82歳の孫連れて
海から陸へ飛び込んだ
それをめくらが発見し
おしがつんぼに電話した。」
と言う・・・・・

なぜ、こんなフレーズが流行ったかは、全くわからないけど
このどこまでも続く矛盾が
子供心に面白かったのだろう・・・・

そして、私が小さかったとき、ひいおばあちゃんは
周りから「ひいおばあちゃんはつんぼだから」
と言われていたし・・・・
物乞いをする乞食の姿を見かけたこともあった。

自分が、最近はまりまくった有川浩さん著の「図書館戦争」
が、アニメ化されていることを知り、DVDを借りてきて、子供達と一緒に見た。
(今は、アニメは、名探偵コナンとワンピース以外見ないので
アニメ化していたのも知らなかった。)
というか、私が、あまりにも図書館戦争にはまりすぎていて
子供達を一緒に見るのに誘ったんだけどwww

図書館戦争の中で言われる
「メディア良化法」の検閲がなくても
※放送禁止用語等、メディアで使用するのにふさわしくない言葉※
時代の流れとともに
前述した「めくら」「おし」「つんぼ」「乞食」は、遣われなくなっているんだな
と思い、改めて
「差別用語」と言われている言葉について
考えさせられた。

図書館戦争でやはり取り上げられていた
「床屋」については子供達は知っていたけど
これからも、いろいろな言葉が、何かしらの力によって
消え去られていくのだろう・・・・

そして、
そういう環境で育った子供達が
過去に書かれた文学を楽しむとき・・・・
「乞食」は頭の中で「住所不定者」と変換されると思うと
なんか
複雑な思いがした。

もちろん差別用語は、よくないと思うし、
私も話をするときには、気をつけている
ただ、その作為的なものに利権や
「言論の自由」を奪う形にまで変化をしていったとき
本当に
「図書館戦争」のような、言論の弾圧が行われる
統治国家の復活もありえないとは限らないな。
なんて思った・・・

先日、娘の国語のテスト勉強を見ていて
森鴎外の「高瀬舟」を読んだ。
古典ならではの言い回しや言葉
今は、もちろん使われていないものもある。

言葉は生き物だから
時代と共に変化する。

そんなことを感じた
子供達との会話だった。


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2011東京ディズニーシー クリスマス・ウィッシュ

2011年11月21日 | 映画・ブックレビュー
東京ディズニーシー10周年イベント「Be Magical」&クリスマス・ウィッシュ楽
しんできました♪



来月家族で東京ディズニーランドのクリスマスファンタジーに行く予定なので、
シーは友達と2人で行ってきました♪

まず、リドアイルで行われる「クリスマス・ラップド・イン・リボン」を見て



クリスマスウィッシュの抽選・・・落選↓でも昨年見ているのであまり凹まず
センター・オブ・ジ・アースに乗って、インディーのFPをとって、アクアトピア、シ
ンドバッド、
フライングカーペット、タワテラ、フランダーのコースター、タートルトーク等
アトラクションを楽しんできました♪

でもなんていってもよかったのは、お昼、マゼランズのレストランで「ワインセラー
ダイニング」
で食事できたことかな~♪






TVで見てから行きたかったんだ☆

そして、10周年のオブジェとクリスマス・ツリーが7つ♪







めちゃくちゃよかったですね!!
夜になるとライトアップされて綺麗だし☆

本当に「星に願い」をかけたら
叶う
ディズニーリゾートにいくといつも
そんな幸せな気持ちになれます♪

10周年とクリスマスが一緒に楽しめるのは今だけなので
是非是非行ってみてください♪






☆画像一覧☆↓
2011東京ディズニーシー クリスマス・ウィッシュ



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沼田まほかる「九月が永遠に続けば」ブックレビュー

2011年11月18日 | 映画・ブックレビュー
沼田まほかる「九月が永遠に続けば」ブックレビュー


話題作、九月が永遠に続けばを読み終わった。

ここから先は、私の個人的感想です。
感じたことをストレートに書いています。ご了承の上お読みください。

はっきりいって、最初、読み始めた時、気持ちが悪くなり
吐き気をもよおした。

オブラートに包まない直接的な表現
人間の心の醜い部分に容赦なく踏み込んでいく
心理描写・・・・・

息子の突然の失踪のときの
主人公の母親としての心情は
すごく共感できて、胸の痛みも伴ったが
同時に、まだ、小学6年生の息子も
そのうち、文彦のように
男の子から男になっていくんだろうな~と
思うと頭では理解していても
とても微妙な気持ち・・・・

主人公、主人公の愛人、元夫、元夫の妻
元夫夫妻の娘、そして失踪した自分の息子
とても狭いコミュニティーの中で繰り広げられる
心理的愛憎劇・・・・

元夫の妻は、人生において何回か
男達にレイプされ、精神に障害をきたす。

私は、読んでいて、宮部みゆきさんの
「模倣犯」を思い出した。
※内容的には全く別物だが・・・

抵抗するすべを奪い、自分達の享楽のためだけに
女性の体を食い物にする野獣達・・・・
こういう小説を読むたびに
日々女らしくなっていく中学生の母親としては
娘の身が心配になってくる。

「SEX」とは不思議な行為だ・・・
そこに同意があり、愛があれば
快楽の共有であり、愛の確認行為
至福の時間の共有になるけど、
同意がなく、一方的な行為は
犯罪となる。
欲求、本能だけで犯された女は
心に深い傷を負う。
なぜそのような行為に及ぶ輩がこの世
に存在するのかは、私には到底理解できない心理だが。
というか、女性である私にはきっと一生理解できない
のであろう。

ホラーと分類されているようだが
個人的にホラー性は感じられず
読み終わったあとは「後味の悪さ」が残るだけの小説だった。
その後味の悪さが、くせになる人もいるようだが・・・

直前まで読んでいたのが、有川浩さんの
「図書館戦争」一気に二度読みだったから余計に
感じたのだが・・・・
もう一度読み直す気にはならない。

人間というのがきっと
この世に存在する一番恐ろしい生き物なのだろう

表層心理と深層心理の乖離は誰にでもあり
狂気と正気は
紙一重なのだと思う・・・・

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有川浩さん著「図書館戦争」ブックレビュー(感想)

2011年10月27日 | 映画・ブックレビュー
「図書館戦争シリーズ」を読み終えて・・・・・

いや~久々に、仕事中も続きが気になって仕方ない!!という本にめぐりあっちゃいましたwww
また、MIXIへのログイン時間が極端に減った原因でもありwww


図書館戦争シリーズは
シリーズは『図書館戦争』、『図書館内乱』、『図書館危機』、『図書館革命』の全4巻+別冊2冊
の計6巻発売されています♪

実は、以前から文庫が本屋に平積みされていて気にはなってはいたのですが、
・「図書室で戦争ごっこをする中高生の物語」
と勝手に内容を想像していました!(有川先生ごめんなさいその1)
・6冊ものシリーズものを読むには、作者の作風を知らなさすぎました!
(今まで読んだことないんです!有川先生ごめんなさいその2)
・そして、勝手にお名前、有川浩から男性の方だと勘違いをしていました(汗)
(有川先生ごめんなさいその3)で
イマイチ手が伸ばせない作品でした。

そして嵐ファンなら誰でも知っている「フリーター家を買う」の作者さんで
フリ家の原作を差し置いて読んでもいいのか!?とも思い・・・・・・

実は、私は、小さいときから活字中毒との自覚症状があるほどの「本の虫www」
好きな作家さんも多岐に渡り、
アガサ・クリスティー、コナン・ドイル
宮部みゆきさん、夏樹静子さん、山村美紗さん、山崎豊子さん
今野敏さん、田中芳樹さん、東野圭吾さん
あげだしたらキリが無いくらい・・・・

で、読むきっかけになったのは、ちょうど、今野敏さんの「隠蔽捜査」と「果断」が読み終わり
↑このシリーズもめちゃくちゃ面白かったです♪
何か軽めのものが読みたいな~と思い、まぁつまらなかったら1巻で終わらせられるしな~
と軽い気持ちで買いました。

6冊をいっぺんに読むなんて、宮部さんの「模倣犯」とか「山崎豊子さん」しかなかったから
まさかこんな勢いで読み終わるとは・・・・(たぶん1日1冊ペース)

ここからは、レビューというか私の個人的感想です!(若干ネタばれ)

図書館戦争とは
物語の舞台は「公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まるため」の検閲が、法律によって認められ、
検閲に際しては武力行使さえ許される近未来の日本。検閲から本を守るための組織「図書隊」の奮闘と隊員である主人公の恋愛の行方を描く。

時は西暦2019年(正化31年)、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる「メディア良化法」(実質上の検閲の合法化)が施行された世界。
強権的かつ超法規的にメディア良化法を運用する「メディア良化委員会」とその実行組織「良化特務機関(メディア良化隊)」の言論弾圧に唯一対抗できる
存在が図書館だった。かくして図書館は表現の自由を守るために武装し、良化特務機関との永きに渡る抗争に突入することになる。
(Wikiより)

言論の自由を守る図書隊と言論の弾圧、弾劾を横行する良化委員との果てない抗争・・・・
焚書問題・・・
情報が操作され、ゆがまされた情報しか収集できなくなったら
そんな恐怖を感じた作品でもあり・・・

それぞれの章で、「差別用語」とはじめとする放送禁止用語や、言論の自由のために戦う小説家たち、マスコミ等を
浮き彫りにさせ物語は進んでいきます。(結構次から次へと問題が発生!)

自分も趣味で小説を書いている(後記述)立場としてみてみると
さすがプロ!!とうなってしまうし、尊敬しちゃいます。

まず、人物描写がことこまかに描かれていて、感情移入がしやすいですね~
そして、語り手(その場での主人公)が変わり、同じ章でも視点が何回も変わるのに
全く違和感がなく、きちんと読み手の気持ちを誘導しています。
↑この点は、感動したし、自分も今度小説を書くときに参考にさせていただきたいなと思います。

そして、「もう一度恋愛をしたくなる!!」
ベタな恋愛話が、織り込まれています!!←個人的にはここがツボです!!
いや~
堂上教官!!あこがれちゃいます☆
ドSが好きな私にとっては、あの態度、言葉!!たまりませんwww

ただ、私は、自分よりも5cm背が低いという時点で無理ですが(私は、身長158cmしかないしww)
いいな~
郁の気持ちが徐々に変わっていくのもいいし、
鞠江ちゃんと小牧さんも
柴崎と手塚も♪

そして女流作家ならではのきちんとした恋愛のフォローも、
「ハッピーエンド」もきちんとした格好で☆
恋愛のひとつのゴールの形「結婚」
そして幸せな結婚生活!!
↑私も、物語の中に入って、堂上夫妻の新居に遊びに行きたい!!

柴崎の回もきちんと最後フォローしてあるし(旦那様に泣きつかれて
エンドを変えたみたいですがwww)

「正義の味方」「王子様」
いまや小説の世界でもなかなかみかけられない
世界観もめちゃくちゃいいです!!

言い回し表現もいいし、言葉の選び方もすばらしいし、
本当に「言葉」を大切にされている作家さんなんだな~って思いました☆

なんてめちゃくちゃベタボメしたいくらい
夢中になれる作品でした!

読んでいる間は、登場人物に同化するのではなく、なんか同じ図書隊の隊員、仲間
になったような気分で、本を閉じるのがもったいないくらいでした!!

実は、6冊+レインツリーの国
を読み終わった瞬間、また1巻から再度読み始めています・・・・
(基本、漫画以外は二度読みをしない人なんですが)

堂上教官と郁の気持ちがわかった上で、読み直すと
またこれがいいんですよね~その行間ににじみ出ている
「お互いを思いやる気持ち」が・・・・

ってな感じで、今、私の周りの人にはめちゃくちゃ宣伝しちゃっている本です!

最後に
ちょこっと宣伝
趣味で小説書いています!
素人小説ですが、お時間があるときにでも
遊びに来ていただければ幸いです♪

ちょっと大人の恋物語「途中下車」連載中
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324
詩絵里(★シェリー★)の星の囁き達

人の心が読める少年と心に傷をもった少女との純愛物語
「メールの涙」連載中
http://ameblo.jp/sherry324/
詩絵里(★シェリー★)の恋愛小説の扉

読書の秋
秋の夜長に
皆様も気に入った本を読んでみてはいかがですか?
好きな本に出合えると
人生ちょっと得した気分になりますよ!
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