言葉って
両刃の剣
使い方間違えると
人の心をずたずたに切り裂いて
命さえも奪ってしまう・・・・
そして
発した自分の言葉がまた
自分をも傷つけてしまう・・・・
一度口から発した言葉は
言霊となり
もう二度と取り戻すこと
取り返すことは
出来ないのだから・・・・・・
自分の発した言葉のせいで
人の命が失われた
そんな
罪の意識が
自分の人生に
真っ黒なフィルターを
かけていく・・・・・
ソロモンの偽証 後篇観てきました。
ここから先は、ネタばれを含む
超絶個人的感想です。
ちなみに宮部みゆきさんの大ファンですが、
今回はあえて原作を読まずに映画を観に行きました。
観終わった後の第一声の感想は
「う~ん。。。。なんか最後が・・・」って感じ。
前篇がすごくつくりがよくて
予告編もすごくよくできていたから
もっと違う展開
たとえば模倣犯の最後犯人を追いつめるトコみたいな
どんでん返しを期待していたので
ちょっと期待外れ・・・・・・
途中からストーリー展開も
結末も
想像できてしまって。
なんとなく拍子抜け。。。。
というのがストーリーの最後に関する感想。
でも
それ以外の部分では
前篇と同じく
心にジワジワと効きました。
松子ちゃんの死の真相も
なるほど・・・・でもそれじゃかわいそすぎるって思うし
樹里ちゃんのお母さんの
何があっても
たとえ世界中を敵にまわしても自分の娘だけは守るっていう
親心もすごく共感できたし。
藤野さんの両親の
子供を信じて
子供を見守る姿も
そして
心に刺さったのは
自分の子供を自分が思う理想の姿の部分しか見ていなかったんだな
って夫婦で話をするところ・・・・・
藤野さんの両親
樹里ちゃんのお母さん
松子ちゃんのご両親
神原君の育ての親
いろいろな人たちの親心が
観ているスクリーンを通じて
心に容赦なくなだれ込んでくる・・・・
そして
他人を偽善者と呼び
人の心を傷つけることでしか
生きられない
柏木君
彼は
どうしたかったのか
彼は
何を求めていたのか
その辺をもっともっと知りたかった
彼は救いを求めていたのか
それとも
他人を傷つけたかったのか
彼は偽善者たちに何をさせてかったのか・・・
そして
イジメの壮絶さ
イジメている人間はきっと
イジメられている人間の痛みがわからない
そして
そのイジメを見て見ぬふりしている人間たちも・・・
刃物で切り付けられれば痛い
真紅の血が流れる
同じように
言葉の刃で切り付けられれば
心はズタズタになり
行き場のない
真紅の涙を流す・・・・・・
もし
自分が14歳の時にこんな事件に出くわしていたら
どうなったんだろう
思春期であり反抗期であり
大人と子供の狭間の世代
傷つきやすい分
人を傷つけやすい年代・・・・・
最後に
あの伝説の裁判以来
この学校には
自殺もイジメの無くなりました
という言葉
信じたいけど
信じられない
自分の学生時代にもイジメは存在した。
映画のような直接的に殴ったり蹴ったりというのは
なかったと思う(というか聞いたことはなかったけど)
でも
仲間外れや
シカトとかは
悲しいけれどあった。。。。
今
そのころのこと
はっきり思い出すことはないけれど。
幸い、誰も命を落とすことはなかったけれど・・・・・
でも
イジメが存在したということだけは
覚えている。
心が
ざわついた
この映画を観て・・・・
イジメはいけない
誰でもきっと頭では理解している
復讐も行けない
誰でもきっと頭では理解している
でも
心が
感情がついていけない。。。。。
まだまだ
上手に
自分の感情をコントロールしたり
自分の気持ちを上手に隠す仮面をかぶることが出来ない世代だから・・・・・
この映画を通して
思春期の子供たちを持っている親世代にも
思春期真っ只中の子供たちにも
今、少し立ち止まって
周りの景色を見まわして
何かを感じて
考える
そんな時間が持てるならば
いいなと心から思う
日常ではない非日常が
いつも自分と隣り合わせであるということを
感じながら・・・・・・・・・
そして
子供たちの歩いていく道にいつも先回りして障害物をどけていく
そういう過保護じゃない育て方もあるんだなと
そして
大人たちが思う以上に
子供たちは
自分たちできちんと成長していくんだなって
そんなことを
感じました。
宮部みゆきさん
ありがとう・・・・・
↓前篇の感想は
こちら
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'
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両刃の剣
使い方間違えると
人の心をずたずたに切り裂いて
命さえも奪ってしまう・・・・
そして
発した自分の言葉がまた
自分をも傷つけてしまう・・・・
一度口から発した言葉は
言霊となり
もう二度と取り戻すこと
取り返すことは
出来ないのだから・・・・・・
自分の発した言葉のせいで
人の命が失われた
そんな
罪の意識が
自分の人生に
真っ黒なフィルターを
かけていく・・・・・
ソロモンの偽証 後篇観てきました。
ここから先は、ネタばれを含む
超絶個人的感想です。
ちなみに宮部みゆきさんの大ファンですが、
今回はあえて原作を読まずに映画を観に行きました。
観終わった後の第一声の感想は
「う~ん。。。。なんか最後が・・・」って感じ。
前篇がすごくつくりがよくて
予告編もすごくよくできていたから
もっと違う展開
たとえば模倣犯の最後犯人を追いつめるトコみたいな
どんでん返しを期待していたので
ちょっと期待外れ・・・・・・
途中からストーリー展開も
結末も
想像できてしまって。
なんとなく拍子抜け。。。。
というのがストーリーの最後に関する感想。
でも
それ以外の部分では
前篇と同じく
心にジワジワと効きました。
松子ちゃんの死の真相も
なるほど・・・・でもそれじゃかわいそすぎるって思うし
樹里ちゃんのお母さんの
何があっても
たとえ世界中を敵にまわしても自分の娘だけは守るっていう
親心もすごく共感できたし。
藤野さんの両親の
子供を信じて
子供を見守る姿も
そして
心に刺さったのは
自分の子供を自分が思う理想の姿の部分しか見ていなかったんだな
って夫婦で話をするところ・・・・・
藤野さんの両親
樹里ちゃんのお母さん
松子ちゃんのご両親
神原君の育ての親
いろいろな人たちの親心が
観ているスクリーンを通じて
心に容赦なくなだれ込んでくる・・・・
そして
他人を偽善者と呼び
人の心を傷つけることでしか
生きられない
柏木君
彼は
どうしたかったのか
彼は
何を求めていたのか
その辺をもっともっと知りたかった
彼は救いを求めていたのか
それとも
他人を傷つけたかったのか
彼は偽善者たちに何をさせてかったのか・・・
そして
イジメの壮絶さ
イジメている人間はきっと
イジメられている人間の痛みがわからない
そして
そのイジメを見て見ぬふりしている人間たちも・・・
刃物で切り付けられれば痛い
真紅の血が流れる
同じように
言葉の刃で切り付けられれば
心はズタズタになり
行き場のない
真紅の涙を流す・・・・・・
もし
自分が14歳の時にこんな事件に出くわしていたら
どうなったんだろう
思春期であり反抗期であり
大人と子供の狭間の世代
傷つきやすい分
人を傷つけやすい年代・・・・・
最後に
あの伝説の裁判以来
この学校には
自殺もイジメの無くなりました
という言葉
信じたいけど
信じられない
自分の学生時代にもイジメは存在した。
映画のような直接的に殴ったり蹴ったりというのは
なかったと思う(というか聞いたことはなかったけど)
でも
仲間外れや
シカトとかは
悲しいけれどあった。。。。
今
そのころのこと
はっきり思い出すことはないけれど。
幸い、誰も命を落とすことはなかったけれど・・・・・
でも
イジメが存在したということだけは
覚えている。
心が
ざわついた
この映画を観て・・・・
イジメはいけない
誰でもきっと頭では理解している
復讐も行けない
誰でもきっと頭では理解している
でも
心が
感情がついていけない。。。。。
まだまだ
上手に
自分の感情をコントロールしたり
自分の気持ちを上手に隠す仮面をかぶることが出来ない世代だから・・・・・
この映画を通して
思春期の子供たちを持っている親世代にも
思春期真っ只中の子供たちにも
今、少し立ち止まって
周りの景色を見まわして
何かを感じて
考える
そんな時間が持てるならば
いいなと心から思う
日常ではない非日常が
いつも自分と隣り合わせであるということを
感じながら・・・・・・・・・
そして
子供たちの歩いていく道にいつも先回りして障害物をどけていく
そういう過保護じゃない育て方もあるんだなと
そして
大人たちが思う以上に
子供たちは
自分たちできちんと成長していくんだなって
そんなことを
感じました。
宮部みゆきさん
ありがとう・・・・・
↓前篇の感想は
こちら
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