とぜんなかblog

2022年11月から透析生活が始まりました。
その透析について、思ったことや感じたことを綴っていきたいと思います。

前立腺がん

2023-03-18 17:32:53 | 日記
昨年は病院通いが多く、3つの病院にお世話になりました。腎機能を毎月チェックしてきた掛かり付けの病院と、
前立腺がんを患った時の総合病院、さらに、シャントの手術をした時の隣町の総合病院。

掛かり付けの病院は10年ほど前から毎月腎機能の状態を見てもらっていたのですが、
昨年の6月頃血尿が出たのでびっくりして、この病院の先生に相談しました。
痔の相談もしたことがあり、何かあったら何でもここの先生に相談しています。
頼りがいのある先生です。

直ぐに紹介状を書いてもらい総合病院へ行くと、採血、レントゲン、内視鏡検査が私を待っていました。
その結果、先生は内視鏡の写真を見せながら曰く、前立腺に “ 悪性の腫瘍 ” が2つ出来ています。
悪性の腫瘍、つまり、「癌」です。
えっ!!癌ですか? 私は癌と聞いただけで気絶しそうになりました。

そのあと、入院、そして癌がほかに転移していないか、CTスキャン、MRI検査など行い翌日癌の摘出手術を行いました。
手術時間は1時間半ぐらいかかりました。手術の時は麻酔をかけていますので全然痛くなかったのですが、
麻酔が切れたころ少し痛みました。

前立腺癌の摘出手術をした後は、オムツが欠かせません。尿道から血が出てきます。
腕や足などけがをした時、薬を付け、絆創膏を貼ったり包帯を巻いたりして血を止めることが出来ますが、
前立腺に絆創膏を貼ったり包帯を巻いたりすることが出来ません。垂れ流しです。
オムツが欠かせないというのはそういうことです。

1週間で退院は出来ましたが、オムツをしなくて済むようになったのは、それからさらに1週間後でした。
自分のおむつ姿にはさすがになさけなかったです。「おんぎゃあおんぎゃあ」と泣きたくなりました。
赤ちゃんに戻ってきていると思いました。
オムツがとれるとホッとします。やれやれです。

前立腺癌の治療は、月1回のホルモン注射と朝食後1回1錠の薬を飲んでいます。
いずれも、男性ホルモンを抑える薬です。
前立腺癌というのは男性ホルモンを餌にして大きくなるそうです。
なので、女性ホルモンを注射し、薬で男性ホルモンを抑えていき癌をちいさくしていく治療なのです。
PSA値も20位あったのがいまでは、0.5代になっています。
しかし、徐々に小さくなってはいますが完全に無くすことは出来ないそうです。

完全に無くすためには、手術で前立腺を取り除くか、
放射線治療に移るかの選択をしなければなりません。

いますぐどうこうの判断は求められませんでしたが、いずれ決断が必要となると思います。

「どうするshibugaki」   悩みどころです。


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