今日は午前中IDPと呼ばれる英語の授業、午後は大学から車で10分くらいのところにあるエドモントン砦(Fort Edmonton)公園の見学ツアーでした。
授業中に寝ている学生がいます。そのくせ、ツアーの食事ではもとが取れたかどうか気にしています。どうも私とは価値観が違うようです。正直、やってられません、という気になります。
こちらの先生は寝ている学生は起こしますが、授業中に話したり、何かを食べていたり、教室を出入りしたりしてもあまり注意をしないようです。私のやり方とは正反対です。ちょっと驚かされました。もちろん一般化をしてはいけませんが。
今日のエドモントン砦(Fort Edmonton)公園の見学ツアーは、北海道にある大学から来ている2名の女子学生と一緒でした。彼女らは、付添もなく、単位も取得できないという環境で来ています。つまり、外国に対するハングリーな気持ちがこちらに来させているのだと思います。うちの学生もそのような態度で来てくれれば、授業中に居眠りをするなどということもないと思うのですが。。。。
ホストファミリーに対する不満を聞きます。いわく、お風呂が汚い、お湯が使えない、食事の量が少ない、食事をちゃんと作ってくれない、等々です。一部はその通りなのかもしれませんが、一部は異文化理解が進んでいないということが原因のように思えます。今は、ぶっつけ本番で(つまりこちらに来てから)カルチャーショックを受けさせるという方式をとっています。しかし、日本中のほとんどの人が外国を知らないという私たちの若い時代ならそのようにやるしかなかったと思うのですが、今の時代人的交流が進んでいる、情報が流布しているなど、事前に知識を蓄えておくことは十分可能です。少し、こちらの知識をレクチャー形式で与えておいてから、研修に送り出すという方法を取らなければいけないのではないかと思います。そうしないと、来たがゆえに誤解が広がってしまったという不幸な結果になりかねません。
エドモントン砦(Fort Edmonton)公園は、緯度の高いところにあるにもかかわらず、なぜエドモントンがカナダ5位(アルバータ州2位で州都)の都市であるかを説明する公園です。ビーバーの毛皮などを集積する基地として発達したのでそうです。年代別に街並みが再現されています。詳しくは、次を参考にしてください。私の下手な説明より格段にいいと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/Fort_Edmonton_Park
今日は私が撮った写真は、なしです。