『おじいちゃん 日記を書くんで PC使わせてね』
孫の頼みです,聞かぬわけにはいきません。
“おっ,シオカラトンボが・・・”
孫にPCを譲り,庭に出たんです。
シオカラトンボが,水を抜いたビニールプールの端に止まっています
『ジィー,ジィー,ジィー』
庭木で,アブラゼミが大合唱中です。
『ツクツクホーシ,ツクツクホーシ』
その声に交じって,ツクツクホーシの鳴き声が聞こえてきたんです。
午前中はクマゼミ,午後からはアブラゼミが「全盛」です。
ツクツクボーシはお盆過ぎからが普通で,今はまだ「珍しい」んです。
“どこかな,どこかな”
鳴き声を頼りに,アカメガシの幹を探しました。
“あっ,あそこだ”
保護色で,幹と同化したツクツクホーシですが・・・
そこは,60年前の「蝉取り名人」。
幹に不自然な,縞模様を見つけます。
”間違いない“
“君も居たか,珍しいなぁ”
ツクツクホーシの止まった,隣の幹です。
子どもの頃は「チイチイ」と呼んでいました。
最近鳴き声を聞かなくなった,「ニイニイゼミ」を見つけます。
“うぅーん”
夏休みの孫が,PCで日記を書きます。
譲った爺さんは,トンボとセミで戯れます。
『おじいちゃんはカメラ片手に
小学生の様に セミに夢中でした』
“孫の日記に,書かれるかなぁー”
孫の頼みです,聞かぬわけにはいきません。
“おっ,シオカラトンボが・・・”
孫にPCを譲り,庭に出たんです。
シオカラトンボが,水を抜いたビニールプールの端に止まっています
『ジィー,ジィー,ジィー』
庭木で,アブラゼミが大合唱中です。
『ツクツクホーシ,ツクツクホーシ』
その声に交じって,ツクツクホーシの鳴き声が聞こえてきたんです。
午前中はクマゼミ,午後からはアブラゼミが「全盛」です。
ツクツクボーシはお盆過ぎからが普通で,今はまだ「珍しい」んです。
“どこかな,どこかな”
鳴き声を頼りに,アカメガシの幹を探しました。
“あっ,あそこだ”
保護色で,幹と同化したツクツクホーシですが・・・
そこは,60年前の「蝉取り名人」。
幹に不自然な,縞模様を見つけます。
”間違いない“
“君も居たか,珍しいなぁ”
ツクツクホーシの止まった,隣の幹です。
子どもの頃は「チイチイ」と呼んでいました。
最近鳴き声を聞かなくなった,「ニイニイゼミ」を見つけます。
“うぅーん”
夏休みの孫が,PCで日記を書きます。
譲った爺さんは,トンボとセミで戯れます。
『おじいちゃんはカメラ片手に
小学生の様に セミに夢中でした』
“孫の日記に,書かれるかなぁー”