やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

絶好の学習環境  やれこら やれこら

2015-02-13 07:39:17 | 今日のやれこら

周囲300m程,瀬戸内に浮かぶ島の中央部に有る池です。
本土から,水が届くようになるまでは,貴重な島の水がめだったはずです。
その池が,今は水辺公園として整備されています。
この島を訪れた時に,よく休憩に立ち寄ります。

池には50cmはあろうかという鯉が,群れて泳いでいます。
二羽の夫婦らしきカモが,のんびり岸辺に浮かんでいます。
カモのための小屋もあります。
水草を集めた,人工島らしきものも浮いています。
「カモ,鯉」の観賞用でしょうか,「あずまや」風の建物が池に突き出しています。

池の山側には,時計台が有ります。
針は正しい時刻を指しています,正確に動いているようです。

公園として,整備されています。
数台分ですが,駐車場も有ります。
ですが,何度訪れても,私以外の「人」を見たことが有りません。

“折角の時計台だけどなぁ,誰が見るのかなぁ”

『短針が3で,長針が12ならおやつですよぅー』
『短針が6で長針が12になったら,小屋に帰るんですよぅー』

時計も,水面に映ります。
一日中,人の気配はなく,静かです。
「カモと鯉」には,絶好の学習環境です。
もしかすると,この池の「カモと鯉」は時計が分かるようになっているかもしれません。
                  やれこら やれこら

一本松  やれこら やれこら

2015-02-12 07:30:36 | 今日のやれこら
何度見ても,見飽きなかった大型クレーンもいなくなりました。
工事の為の足場が,無くなりました。
現場を囲っていたフェンスも,大部分撤去されました。

建物の大方は二階で,一部三階のようです。
屋根の淡い青が,光に反射して光っています。
県立特別支援学校が,完成間近のようです。

“あの辺りに,一本松が有ったんだ”
当時,特別支援学校の辺りは,田んぼと遊水地,そして土手が交わる場所だったんです。

一本松とは,その場所に一本だけ聳え立っていた松の木の呼び名でした。
住民にとってのランドマークでも有りました。
一本松は,本流と支流,川の土手が交わる場所に生えていました。
根元には小さな祠が有りました。
周りは,田んぼと遊水地,そして川です。
周囲500mに,人家は有りませんでした。
一本松は,何度も落雷を受け幹が割れているところも有りました。
それでも,何十年も緑の葉っぱを尖らせていたんです。
一本松が,緑を失くしたのはもう30年以上前です。
枯れて,幹だけになった一本松は切られることも無く,じっと立っていたんです。

新しい橋ができ,田んぼは区画整理されました。
川の支流も無くなり,土手も平地になりました。
一本松は姿を消し,祠は場所を移して祀られています。


「みんな日の丸を一本ずつ持つて!」
教室で,先生に言われます。
住んでいる町が市に編入合併されたんです。
・・郡○○町立○○小学校から,△△市立○○小学校と呼び名が変わったんだそうです。
「今日は市になった,おめでたい日なんですよ,一本松まで行って,土手を行進します」
『ええ,一本松まで?』
『あんな遠い所まで行って,また土手を歩くん?』

小学生にとっては,長い距離です。
それでも,一本松の土手を,日の丸を振ってクラスみんなで歩いたんです。
私は8歳,小学2年生の時です。
およそ,60年前の出来事でした。

今日は風のない穏やかな日です。
庭からの景色を眺め,昔を懐かしむ・・・歳を取ったという事は・・・
              やれこら やれこら

絶景を独り占め  やれこら やれこら

2015-02-11 07:34:04 | 今日のやれこら

瀬戸内の朝です。
温暖の地と言われる,島にも冷たい風が吹き抜けます。
空は少しもやっています。
太陽が何倍にも膨らんで見えます。
膨らんだ太陽が,海を照らします。
そのスポットライトを浴びた漁船が,海面を滑るように行きます。

“あっ,島が浮いている。

砂浜から望める島が,浮いて見えます。
沖を通る,貨物船が浮かんで見えます。
冬の冷え込んだ朝に見られる,浮島現象です。
空気の澄んだ秋には,島々の向こうに瀬戸大橋が見えます。
”もっと上手に写真が取れればなぁ”
“らくらくフォン携帯だからなぁ”

“観光客がいないなぁ”
“会った地元の人も年寄りばかりだしなぁ”
“若者が居ないなぁ”
“コンビニが無いからかなぁ”
“絶景が,いっぱいあるのになぁ”
“まるでプライベートビーチみたいだなぁ”
                           やれこら やれこら

白梅開花  やれこら やれこら

2015-02-10 07:34:07 | 今日のやれこら
“やっと,白が咲いた”

庭の紅白梅です。
一本の根っこから,接木のおかげで紅と白の花を咲かせる梅です。
紅い花が一輪咲いたのは,もう10日近く前です。
その時,白い蕾の一つは丸く膨らみ,今にも咲きそうに見えたんです。
同じように膨らんでいた紅い蕾は,もう10輪以上咲きました。

「待て,待て,寒い日がある,風の強い日が有る,まだ早い,まだだ」
とでも言っているようでした。
今にも開きそうだった白の蕾は,「頑固蕾」に違い有りません。

今日の寒さは,正月の寒波以来です。
青空ものぞきますが,雪も舞います。
肌をさす冷たい北風が,時折強く吹きます。
臼の氷は,午後になっても融けません。
わざわざそんな日を,開花日に選んで!
「頑固蕾」は,やはり変わり者に違い有りません。

“それにしてもなぁ,白紅とは言わないなぁ”
紅白梅で思ったんです,紅と白の順番です。
「紅白歌合戦,紅白チームリレー,紅白まんじゅう・・・・・・」
「並んだ,並んだ♪♪,赤,白,黄色♪♪,どの花見てもきれいだなあー」
“歌の歌詞も赤が最初だなぁ”
“なんで,紅が先なんかなぁ・・・・
“白と黒だと「白黒をつける」で白が先なのになぁ”

“紅白?紅白?紅白?・・・・・・”
“やっぱり,語源?は梅だ”
“梅は紅が先に咲く,数日遅れて白,それで,紅→白,そして定着”
“そういう事にしておこう”
間違っていても良いんです,論文にして投稿するつもりはないんですから。
               やれこら やれこら

なんでお前が区間賞? やれこら やれこら

2015-02-09 07:41:31 | 今日のやれこら
駅伝大会のお手伝いに,陸上競技場に来ています。
駅伝大会と言っても,小規模な市内の大会です。
小学生チーム,中・高・大人のチームが,タスキでつないで競います。
大人と子供では,勿論,距離は違います。

小学生は,トラックをスタートして,競技場外に出ます。
競技場の周辺道路1周し,トラックに帰ってきて,タスキ渡しです。
次の走者も同じように周辺道路を一周し,トラックに帰ってきてまた次の走者へ・・・。
当然タスキの受け渡し場所は,トラック上のスタート地点です。

「応援の皆様に,お願いします」
「競技運営に支障をきたす場合が有りますので,応援はスタンドでお願いします」
応援マナーについての「お願い」をします。
開会式の後,何度も放送したんです。
小学生が出場する地方大会では,よくある事です。
保護者が,スタンドから降り,トラックのそばまで来て応援するんです。
時には,競技の進行の“差しさわり”になる事もあるんです。

そうそう,思い出しました。
以前「“差しさわり”になります」と注意して,逆切れされた事が有ったんです。

「応援は,スタンドでお願いします」
『○○ちゃんが,頑張っているのに,何でここで応援しちゃぁ,いけんの』
「競技の進行に支障が出るかもわかりませんので・・・」
『うちは,邪魔しょうらんよ,○○ちゃんを応援しょうるだけじゃがぁ』
「一応皆さんにお願いしているんで,マナーを守って・・・」
『めんどくさいんじゃなぁー,スタンドへ行きゃあええんじゃろ!!』

“今日は,まあまあか”
今日の駅伝大会は,数名を除いて,保護者はみんなマナーを守って応援していました。

「僕の方がタイムはええのに,なんでお前が区間賞を貰えるんなぁ?」
表彰式の後,同じチームの二人が話しているのが聞こえてきます。
“集計の間違い,こりゃ大変”
と思いましたが,よく聞いていると,
小学生の場合,どの区間も走路は同じですが,二人は走った区間が違ったんです。
“僕”が2区(第二走者)で“お前”が3区(第三走者)の様です。

「駅伝とはなぁー」
小学生に教えてやろうと思いますが,止めます。
冷たい寒風の中での半日です。
一時でも早く帰宅し,熱いコーヒーを飲みたかったんです。
                     やれこら やれこら

今日も一羽かな   やれこら やれこら

2015-02-08 07:35:10 | 今日のやれこら
“あれ,今日も一羽かな”
数日前まで,ペアでミカンを啄んでいたメジロが,一羽だけなんです。
ミカンをブランドものから,路地売りミカンに替えたからかもしれません。
ブランド物の味に慣れたメジロです。
新しい味はお気に召さなかったのかもしれません。
「この味は,お前ぐらいがちょうどいい」
独り者?に縄張りを譲ったのかもしれません。

“そういえば,以前のペアとは鳥相?が違うようにも見えるしなぁ”
“前のペアは,もう少しふっくらしてたよなぁ”

メジロは,ミカンが原因でヒヨドリに追っかけられるのはしょっちゅうです。
“先日もニアミスが有ったしなぁ,”
“まさか,どちらかに,何かが・・・”

独り者のメジロは,枝に刺したミカンを,キョロキョロしながら啄んでいます。
近くでシメが一羽,庭木の間をピョンピョンと歩いています。
最近,柿の枯葉をひっくり返し,餌を捜しているシメに違い有りません。
メジロは,ヒヨドリと違いシメをまったく気にしません。
いつもの様にミカンを啄みます。


「パシャパシャパシャ」
シメが,庭に置いた臼で水浴びを始めました。
“シメ,臼で水浴び,面白い”
“カメラ,カメラ”
となる所なんですが,家に取りに入っても間に合わない事は分かっています。
無駄なことはしません。
案の定です。
シメは数秒の水浴びで,又庭木の間をピョンピョンしています。

ペアのメジロも巣作りの下見に,山に帰ったのなら良いんですが・・・
             やれこら やれこら

「あっ,忘れた」  やれこら やれこら

2015-02-07 07:33:04 | 今日のやれこら
「あっ,忘れた」
突然,助手席で大きな声です。
ショッピングセンターでの買い物が終わり,帰宅中です。
ショッピングセンターでは,いつもより早く“お目当ての買い物”は終わりました。

「折角だから,ついでに食料品も買っていこうか」
予定になかった食料品売り場にも寄ったんです。
買い物は少量でも,籠を下げるよりカートを押す方が楽なんだそうです。
“お目当ての買い物”が入った袋は,そのカートの握り手に釣り下げました。

「あっ,忘れた」は,その“お目当ての買い物”をカートに吊るしたためです。
レジで支払いを済ませ,籠の食品を,エコバッグに入れます。
そのエコバッグは,今日初めて使う頂き物です。
「あら,なかなか良いわ,大きさも丁度良いし,ロゴも可愛くて」
ルンルンで,カートを所定の位置に返したようです。
“お目当ての買い物”もカートにぶら下げたままで・・・

「時間も経ってるし,あきらめた方が良いかもね」
『見つけた人が届けてくれてるかもしれない』
二人で話しながら,ショッピングセンターまで引き返します。
引き返したんですが,駐車場の空きスペースがなかなか見つかりません。
イライラしながら,ショッピングセンターからずいぶん離れた場所に止めます。
そして,普段はゆっくりでも,こういう時は足早になります。

「あのう,すみません,先ほど買い物した商品を忘れたんですが」
息を切らしながら,客の途切れたレジで,バイト風の女子に言います。
『え,あつ,少しお待ちください』
女子は急いで,レジクローズのボードをレジの棚に置きます。
「二階の店で買った商品を,カートに提げたまま忘れたんです,これがレシートです」
『少しお待ちくださいね』
レシートを受け取った女子は,柱の電話機に向かいどこかに連絡しています。

『お客様のお忘れになった商品らしきものが,届いております』
『ご確認の為,一緒にお越しいただけますか?』
間違いなく,“お目当ての買い物”は,無事に事務所に届いていたんです。

さすが,“ななこカード”の使える店です。
日本人の良心も再認識できました。
それはそれで良いんですが,
「ついで」は忘れずに,“お目当ての買い物”を忘れるかなぁー
                       やれこら やれこら

“ご理解”を  やれこら やれこら

2015-02-06 07:30:50 | 今日のやれこら
ショッピングセンターの二階で買い物を済ませ,下りのエスカレーターに乗ります。
私の前には,一階まで誰もいません。
私が乗ると同時です。
私の立っている側を,駆け降りる女子がいたんです。
「ピョン,ピョン,ピョン」
まるで,ネコかウサギのように軽やかに飛び跳ねていきます。
後姿は,スレンダーです。
髪を後ろに束ね,黒いパンツ姿で足元はお洒落な靴です。

“かっこいい!!”
“走って降りるのは無理だが,歩いて真似してみようか?”
上からエスカレーターを覗き,すぐに思い直します。

エスカレーターの上りを,駆け上がるのは難しい事ではないはずです。
私でも,やることがあるんですから。
しかし,下りエスカレーターを駆け足で下るのは・・・
とても怖くて,真似のできるものでは有りません。
まず,最初の一歩すら踏み出せないんです。

“よっぽど訓練しているのかなぁ”
“運動神経がいいんだろうなぁ”
“それともただ,無鉄砲なだけかなぁ”
“もしかすると「ゆっくり」に耐えきれずにかなぁ・・・”

「ゆっくりエスカレーター続々」
最近新聞で読んだ「見出し」を思い出します。
記事によると,一般的なエスカレーターの速度は,分速27~30mだそうです。
分速27~30mは,大人が普通に歩く速度の半分程度だそうです。
それを,分速20m,病院などでは15mに落としているところも有るようです。
それで,高齢者のエスカレーター事故が減ったそうです。

スリッパの先を,絨毯の端にひっかけたり・・・。
ちょっとした段差を踏み外したり・・・。
以前と全く変わりないと思うものの,身体は充分高齢者です。
高齢者に配慮したエスカレーターのスピードを有り難い?と思います。

若者には,不満かもしれませんが・・・
安全の為“ご理解”を。
駆け下りたり駆け上がったりでは,真似したがる年寄りも出てきますから。
               やれこら やれこら

お見積り  やれこら やれこら

2015-02-05 07:33:20 | 今日のやれこら
遠近両用メガネの片方のレンズが,ポロっと枠から外れたまま掌に残ります。
レンズの汚れを取ろうと,メガネ拭きで磨いていました。
外れたレンズの枠には,釣り糸の様なものが端から伸びています。
“ああ,こういう構造になっていたんだ,上手く考えるもんだ”

下の部分はふちなしに見えますが,レンズの縁を釣り糸様の物で留めていたんです。
“早速,直しに行かなきゃいけないが”
“買った店はどうもなぁ・・・”

二年ほど前です。
通りに,「遠近両用メガネ,8800円,3本で15000円」の看板を見つけます。
“これは良い,近ごろ眼鏡をよく探す,3本有ればあっちこっちに置いておける”

『お客様,検査の結果,お作りするメガネのお見積もりは,こうなります』
「えっ,えっ」
『お見積り』には,五万円以上の値段が書いて有ったんです。
思い付きで,店に立ち寄ったんです。
五万円の持ち合わせなど,財布には有りません。
びっくりして,問い直します。
「看板には,3本で一万五千円と書いてあったけど,どうしてそうなるんです?」
店員は応えます。
『お客様が,“一番よく見える”とおっしゃったレンズを使うとこうなります』
「えええっ,その“一番よく見える”レンズで,3本が一万五千円じゃぁないの」
『一万五千円は,標準のレンズを使う場合で,お客様の目は乱視も強いですから』
「じゃあ,“一番よく見える”レンズで作ったら,3本ならこの3倍という事?」
『はい,“一番よく見える”レンズは値引き対象外なので』
そして,こう付け加えたんです。
『標準レンズのメガネは,あまりお勧めできません』

いい大人が,看板の文句につられて,深く考えもせず立ち寄ったのです。
手持ちがないから,などとは口が裂けても言えません。
見栄っ張りです。
20分かけて検査して貰いながら,「高いから,結構」などと言えません。
結局,財布にあるお金で払える,“二番目によく見える”レンズのメガネにしたんです。
負け惜しみでは,有りません。
“一番よく見える”のと“二番目によく見える”に,差は無かったんですから。
3本有っても,使うのは私一人なんだから,1本で充分。
                       やれこら やれこら
PS)買った店に行くしかないなー。

元女子 喜ぶ  やれこら やれこら

2015-02-04 07:32:09 | 今日のやれこら

しまなみ海道近くの県道を走っています。
進行方向の左に,かなりの広さの待避所が有ります。
待避所に隣接する畑に長机があり,その上に赤いネット袋に入れたミカンが並んでいます。
元女子が,野良着姿で机の側に座っています。

“寄ってみるかな,ネーブルが欲しいと言ってたし”

「美味しいの有る?」
待避所に車を止め,元女子に声を掛けます。
『ここで売っとるのは,みなおいしいけぇ』
「もうみかんも終わりじゃろう,ネーブルはないん?」
『まだみかんは終わりじゃあないけど,ネーブルも有るよ,こうて(買って)くれる?』
買うとも言わないうちに,元女子はネーブルを赤いネット袋に詰め始めます。

“値段が分からないが,大した額でもなかろう”
折角だから,買って帰る事にしたんです。

『さっきの人も,ここのは美味いけぇいうて,こうてくれちゃったでぇ』
元気そうな元女子は,そう言いながらネット袋にネーブルをいっぱい詰めます。
赤い網袋はネーブルの色をよりおいしそうな色に見せています。
そして,それを秤に掛けます。
『こりゃ,おお過ぎたぁー・・・まぁ,ええわぁ』
「いくらなんです」
『500円じゃがぁ,こうた事ないん?』
「初めてなんじゃけど,安いなぁ」
『家で作っとるけえなぁ,おいしいし安いでぇ,ついでにミカンもこうてくれる?』
「・・・・」
『あわせて,1000円じゃが,医者へ行くよりゃあ,よっぽど安いでえー“
医者とミカンの関係は分かりませんが,答える間もなく,ミカンも添えて出されました。
「それじゃぁ,そうしょうかぁ」
ネーブルとミカンを1000円で買ったんです。

『ちょっと待って,待ってぇ』
車のドアを閉めようとした時に,元女子が声を掛けてきたんです。
『あんたぁーなぁ,気持ちようこうてくれちゃったけぇ,これをあげるけぇ』
元女子は,はっさく三個をおまけでくれたんです。

味見は,まだです。
まだですがこれだけの量が1000円で買えたんです。
売り手の元女子も喜んでくれたし,我が家の元女子も喜ぶだろうから・・・
                やれこら やれこら

シャコバサボテン花言葉 やれこら やれこら

2015-02-03 07:33:55 | 今日のやれこら
“やっと蕾が開いた”
玄関に置いた,シャコバサボテンンの花です。
シャコバサボテンの花言葉は,
美しいながめ・愛される喜び・一時の美・冒険・波乱万丈」なんだそうです。

昨年11月頃に,霜に当たってはいけないので玄関に入れてやりました。
そして12月中旬には,蕾が付き始めました。
例年より蕾の付くのが早いので,上手くいけば“正月には”花が咲くと思っていました。
しかしどの蕾も固いままで,やっと今朝になって咲いたのです。
2年ぶりに咲いたんです。

一昨年の夏の事です。
暖かくなって,シャコバサボテンを戸外に出した時です。
玄関先に台車を持って来て,それに鉢をのせて庭木の下まで運ぶ・・・
“めんどくさいなぁ”
“ここで,いっか”
庭の木陰まで運ぶのが,面倒だったんです。
屋外の軒下に置いて済ませたんです。

“やっぱりここでは,シャコバサボテンには無理だったんだ”
“日差しも,暑さも強烈だったからなぁ”
“水をやらなかったからなぁ”
“あぁーあ,20年以上育てたシャコバサボテンを枯らしてしまった”
始めは20センチ程の一鉢が,4鉢に株分けするまでになっていたんです。

7月までは異変の無かった,シャコバサボテンです。
8月に入ると,数日で見るも無残な姿になっています。
葉に緑はわずかで,萎れ,水茶色?に変色しています。
“もう蘇るのは,無理かもしれない”
“枯れるなよ,ガンバレ,頑張れ”
そう念じながら,木陰に移し水も切らさぬようにやりました。

結果,思いは通じ蘇ったんです。
蘇ったんですが,ダメージは残ります。
昨年は花を咲かせる“元気”はありませんでした。
しかし,長雨や,猛暑にもめげず,昨年の夏を乗りきってくれました。

蘇った我が家のシャコバサボテンは,花言葉のうちの「冒険・波乱万丈」なんだ。
“遅くなったけど,咲いてくれたから,まぁーいっか”
               やれこら やれこら

にわかバードウオッチャアー やれこら やれこら

2015-02-02 07:31:05 | 今日のやれこら
「カサコソ,カシャ,コソ」
“あっ”音と同時に,枯れ葉が宙に舞います。
そぅーと近づきます。
「カシャ,コソ」,又落ち葉が飛んだ。

“見つけた,見つけた,やっと姿を見つけた”
スズメを一回り大きくしたような,灰色の胴に茶色の羽の鳥を見つけます。
「カシャ,コソ」は落ち葉をひっくり返す音だったんです。
落ち葉に隠れた虫を探しているようです。
音の主は,落ち葉と枯草の地面に溶け込んでいて,じっとしていると分かりにくいのです。

「カサコソ,コソカソ,カシャー」
庭に出ていると,たまぁーに聞こえてくるんです。
気になっていたんです。
聞こえてくるのは,畑の隅に有る柿の木のあたりからです。
柿の木の下には,柿の枯葉を寄せ集めています。
庭の“爺ちゃんお気に入りの場所”と柿の木は,10m程離れています。
そこからだと,耳の聞こえは良いんですが,何が何をしているのかは見えなかったんです。

  
「モズ」                                  「せっか」
「モズ」は羽根の色が違うしなぁ。
「せっか」も初めて知ったけれど,スズメぐらいとあるから大きさが違うなぁ。
 「しめ」
「しめ」かもしれない,冬によく見られると書いてある,こちらも初めて知ったが画像と似ている気がする。
デジタル鳥類図鑑を見て,調べているんです。

結局,確証が無くて名前はわからなかったんですが,仕方ありません。
朝の時間を,ネット検索して多少は退屈しのぎになリました。
働かない頭も,少しは働かせてくれたのですから。

                  やれこら やれこら

横取りするな!! やれこら やれこら 

2015-02-01 07:33:27 | 今日のやれこら
“こらあ!! 横取りするな!!”

ヒヨドリです。
メジロの“為”に吊るしたミカンを,ハナミズキの枝に止まり食べているんです。
細い枝をしっかりつかみ,身体を斜めに伸ばし窮屈そうですが,食べています。
ヒヨドリはメジロの様に,啄むのではありません。
みかんを袋ごと飲み込みます。
ヒヨドリが食べ始めると,あっという間にミカンは無くなるんです。


さっきまでメジロが二羽,仲良く並んでミカンをつついていたんです。
これで安心,「OK,OK」と思っていたんです。
そこへ,ヒヨドリが急襲です。
メジロは慌てて金木犀に逃げ込みます。

“今日もだめかぁ”
メジロの“為”のみかんです。
ヒヨドリに横取りされないよう,知恵を絞っているんですが今日もダメだったんです。

ヒヨドリは乱暴です。
“善意”のミカンで,メジロを危ない目に合わせるわけにはいきません。
近くに,直ぐ身を隠せる金木犀や山茶花のような常緑樹が必要です。
低い場所にミカンがあると,野良ネコがメジロを狙っているので大変です。
庭ならどこでもいいという訳に,いかないんです。
という事で,これまでの工夫です。
・ 細くて,チカチカがある松の枝なら,体の大きいヨドリは嫌がるだろう。
・ ヒヨドリはホバリングが出来ないはず,細い枝に刺せば止まれないだろう。
・ 柘植や山茶花の込み入った枝の中なら,入って来られないだろう。
etc,etc
いろんな工夫をしたつもりですが,どの方法もダメだったんです。
今日はミカンに針金を通して枝と枝の間に吊るしてみました。
それでも,ヒヨドリに横取りされたんです。

ヒヨドリがメジロと仲良く並んで食べてくれれば,なんの工夫もいらないんです。             
             やれこら やれこら