Life Hacking

城西雑録--日々のあれこれとよもやま。

お天気お姉さん

2015-08-24 | よもやま
 先日来の雨もやいの日が続いて、外出の腰が定まらない。
 曇天ながら、きょう(25日)は、これ以上の雨はないのかも。

 8月に入って、天候不順の日が多くて、「(東京地方は)昼間は雨でしょう」の天気予報がこれで、つごう3回、外れることになりかねない。
 「予報」は、「あらかじめ報ずる」の意。
 「予想」は、「こうなるんじゃないのかなあ」といった感じ。
 いまは、「天気予想」といったほうが、実態に即していると思う。

 こんなこと、知ってたあ。。かな。?

 NHKは、気象業務法が定める気象予報の業務許可を受けてはいない。だから、独自の予報を行っていないし、場合によっては、「気象情報」なんかという呼称を使っている。
 どういうことかというと、ーーNHKは、気象庁の情報をそのままタレ流している。しかも、自前の職員ではなく、外部の「お天気お姉さん」たちを使って気象解説している。
 だから、予報がいくら外れようが、NHKには、累は及ばないんだよ。

 NHKがそうだから、民放もそれに倣っている。
 予報がはずれたから、といって、NHKや民放各社にねじ込んでも、的はずれなことになる。
 文句は、気象庁、あるいは「お天気お姉さん」へ。。というわけ。

 その一方、NHKなんかは、「お天気お姉さん」カレンダーなんか制作して売っている。
 商売になるなら、なんでも。
 でも、しかし、お天気なみに、予想もつかないことが起こるんだ。この世の中は。

 下(↓)は、2015年版、つまり今年のヤツ。
 岡村さん、入ってる!


 岡村さんは、前年の2014年12月末の降板だったのだ。本人を含めて、こんなことになるとは、一寸先の手前までは、思ってもいなかったことがわかる。
 岡村さんの代わりにNHKが本格起用の寺川さんは、安倍ちゃんの選挙区の下関のご出身。こちらは、大河ドラマ「花燃ゆ」ほどには、勘ぐる向きは多くはない。

一期一会

2015-08-24 | 本とか映画とか
 新宿のシネコンへ向かう途中の乗換駅(笹塚)で、電車を乗り換えた折、すれ違い様、あちらも、こちらもお互いに気づいて、「おぉぉ!」と声を上げ、どちらも右手を挙げて、笑顔でそれだけの挨拶を交わしたのだけれど、お互いの電車は、すぐに駅を離れ、そのまま、、、別れたのだけれど、名前は思い浮かばす、いつ出遭ったのかも定かではない。

 こういうのは、一期一会という。。。それとも一期二会か。

 阿南さんとか、真崎さんとかも、言葉を交わすほどに出遭っている。一方は、阿南惟幾で、他方は、真崎甚三郎の、いずれも孫ということだった。。。ので、名前が記憶に残っている。お二方は、いま出会っても、気づかずに、声もかけずに、そのまますれ違うだろうことになるああ。

 映画「日本のいちばん長い日」は、昭和天皇とか陸軍大臣の阿南惟幾が主人公で、終戦の日の8月15日の宮城事件を描いているわけ。


 演じるほうも、演出する方も、見るほうも、背景や顛末をよく承知しいる予定調和の作品だから、ハラハラドキドキもなく、玉音放送に至るのだけれど、70年前の話だから、ね。

 実際は、あの時点では、日本敗亡の崖っぷちにあて、上から下まで、全員が先が見えない焦燥、恐怖、怯えなんかに苛まれていたのだろうと思う。
 戦地では、玉砕に次ぐ玉砕、沖縄戦では住民が戦闘に巻き込まれ、内地でも広島、長崎はいうに及ばず、各地の空襲で、膨大な数の罹災者が苦しんでいる断末魔の切迫した状況があって、昭和天皇とて、三国同盟のお仲間のムッソリーニが逆さづりにされ、ヒットラーが自殺して、自分の運命が暗転していることを承知していたはずなのに、映画からは、そんな雰囲気は、まったく伝わらない。

 まあ、70年前の話だし。。。。でも、わたし的には、もう少し、汗っぽく、狂気がにじみ出る感じがあってもよかったのかな、と思いはしますが、ね。

 自衛隊が外地で戦闘に巻きこまれて、自衛隊員が不幸にして戦死した場合は、なぜか、靖国神社は、合祀の対象にしないのだとか。

 ちょっと違和感があったので、帰宅後に、宮城事件の関係者の扱いを調べてみました。
 自刃した陸軍大臣阿南惟幾は、これは合祀されている。特攻作戦の主唱者で、同じく自裁した海軍中将大西瀧治郎も、合祀。A級戦犯のみなさんも、合祀。
 一方、宮城事件を主導した畑中少佐たちは、おそらく祭られていない。。ね。
 226事件の反乱仕官は、誰ひとりとして入っていない。西南戦争で敗死した西郷隆盛も入っていないから。。。