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その前に旧の大わらじにご苦労様の意味を込めて取り外しの仏事を行いました。
役員を入れて10名ばかりの地域住民が参加して厳かにお役目を労いました。
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このわらじは2代目で約40年ばかり頑張ってくれましたが、
少し下の方へとずり落ちて変形してきていました。
そんな訳で地域住民が「大わらじ奉賛会」なるものを作り50名の参加を得て作り始めました。
材料の稲の提供、作成場所の倉庫の提供、作成道具の提供そして人海戦術による人力の提供等々、
大わらじ奉納に向けての「人、物、金」そして「あたたかな心」が一体となって、
大きな力が動き出しました。
組織を動かす為のスローガンも作成し目に付くところに掲げてあります。
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先ずは、乾燥した稲束を作業近くに運搬して積んでおきます。
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積み重ねた所からひと握りの稲束を取り出して、
茎の部分を櫛みたいな道具で梳いていき茎の部分を均一に整えていきます。
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梳いた後の稲藁の茎の部分を紐で縛ります。
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それらを倉庫内のコンクリートの地面に置き、
その上をパワーショベルが何回も行き来することで稲束を柔らかく解し縄が編み易い藁に仕上げます。
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材料の稲藁を半日位で作り上げ、いよいよ縄の作成に移ります。
細い縄は昔作った経験がある人も多く早速座り込んで作り出しました。
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しかし太い縄は経験無いので四苦八苦しています。
こちらでは地面に座り込んで二人がかりで捻りながらねじ込んでいます。
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また壁際では、縄の始まり部分をロープで壁に引き止め三人がかりで編み始めました。
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横で見ていますとこのやり方が如何にも流れ作業的で効率が良さそうです。
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この様にして細い縄と太い縄をどんどん作っていきます。
ここでは稲藁を運ぶ人、藁を手渡す人、縄を編む人、お接待でお茶を振舞う人達が活躍していました。
そして縄が出来上がるといよいよ本格的な大わらじを編むという工程に入ります。
大わらじの芯にあたる所にはパイプで枠組みを作ってあります。
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今度の土曜日曜位で大わらじの大体の部分が完成すると思われます。
土曜日には地域のテレビや新聞のマスコミの取材があるみたいです。
来月、師走15日(日曜日)の奉納に向けて順調に進んでおります。
さて、紅白の除幕式でも考えて置きましょうかね。
役員を入れて10名ばかりの地域住民が参加して厳かにお役目を労いました。
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このわらじは2代目で約40年ばかり頑張ってくれましたが、
少し下の方へとずり落ちて変形してきていました。
そんな訳で地域住民が「大わらじ奉賛会」なるものを作り50名の参加を得て作り始めました。
材料の稲の提供、作成場所の倉庫の提供、作成道具の提供そして人海戦術による人力の提供等々、
大わらじ奉納に向けての「人、物、金」そして「あたたかな心」が一体となって、
大きな力が動き出しました。
組織を動かす為のスローガンも作成し目に付くところに掲げてあります。
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先ずは、乾燥した稲束を作業近くに運搬して積んでおきます。
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積み重ねた所からひと握りの稲束を取り出して、
茎の部分を櫛みたいな道具で梳いていき茎の部分を均一に整えていきます。
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梳いた後の稲藁の茎の部分を紐で縛ります。
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それらを倉庫内のコンクリートの地面に置き、
その上をパワーショベルが何回も行き来することで稲束を柔らかく解し縄が編み易い藁に仕上げます。
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材料の稲藁を半日位で作り上げ、いよいよ縄の作成に移ります。
細い縄は昔作った経験がある人も多く早速座り込んで作り出しました。
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しかし太い縄は経験無いので四苦八苦しています。
こちらでは地面に座り込んで二人がかりで捻りながらねじ込んでいます。
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また壁際では、縄の始まり部分をロープで壁に引き止め三人がかりで編み始めました。
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横で見ていますとこのやり方が如何にも流れ作業的で効率が良さそうです。
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この様にして細い縄と太い縄をどんどん作っていきます。
ここでは稲藁を運ぶ人、藁を手渡す人、縄を編む人、お接待でお茶を振舞う人達が活躍していました。
そして縄が出来上がるといよいよ本格的な大わらじを編むという工程に入ります。
大わらじの芯にあたる所にはパイプで枠組みを作ってあります。
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今度の土曜日曜位で大わらじの大体の部分が完成すると思われます。
土曜日には地域のテレビや新聞のマスコミの取材があるみたいです。
来月、師走15日(日曜日)の奉納に向けて順調に進んでおります。
さて、紅白の除幕式でも考えて置きましょうかね。
♪柴刈り繩なひ草鞋(わらぢ)をつくり・・・♪
この記事を読んで二宮金次郎の歌を思い出してしまいました。
このあとは親の助けをして、幼い弟を世話して、そして兄弟仲良く孝行して・・・・と続きますが、こちらでも近隣の住民が協力し合って、みながそれぞれ善男善女になって行きますね。
ここのものかどうかは判らなくなってしまいましたが、三河の方にも大草鞋の作り変えのニュースが放映されていました。
今年は草鞋作り変えのアタリ年なのでしょうか。
こうやって貴い技術が伝承されていくのですね。
こうして出来る御供物には有難味が湧きますね。
皆様の頑張りに「アッパレ!」を差し上げます。
大わらじの奉納は結構あちらこちらで実施されています。
従ってそんなに珍しいというものでも無さそうですが、
実際に地元で実施するとなるとこれはこれで結構興味が湧いてきますね。
このわらじで三代目ということになりますが、末永く続いていって貰いたいと思います。
全部手作業ですものね。
人間の手の力で、しっかりした大きなわらじを作るって、考えてみたら、相当な労力が必要なんだろうなと思いました。
でも、こんな伝統的な行事は、ずっと引き継いで欲しいものですよね。
そして、こういう行事に立ち会えることは、素晴らしいなと思いました。
多くの人の手で足の部分を作るというのがいいですね。
絶対一人では無理です。
集団を動かすのはなかなかしんどいみたいですね。
でもそれをやり遂げてこそ達成感が味わえるという訳ですね。
40年に一度とか思うと何て恵まれた境遇かと思います。
こうやってブログネタにもなるしね。