お手入れ
2015年06月18日 | 里

じめじめとした鬱陶しい日が続いていますが、
頭のボサボサを短くするとそれだけで気分が良くなります。
曇り空ですが、少し足を延ばして一人で散歩に出かけました。
オイラも昔はそんなとこまで平気で爆走していましたが、今は長距離は無理です。
高速道路越えの高架橋から南側の山の斜面を見ますと、
オイラと一緒で虎ガリになっていました。

低い山ですから頂上付近まで雑木を縞模様に伐採して有ります。
里山は、昔は人が薪用に間伐したり、きのこや山菜を採ったりしていたので、
小まめに手を入れて管理してきましたが、今は殆ど人が入りません。
手入れされていない里山を森林組合が補助金を得て植林しているのを見かけます。
この山も多分そのパターンでこれから植林されるのだと思います。
別の植林されているところを見ると檜が植わっていました。

植林の為に周囲の大木も全て伐採して有るのかと思いましたが、
山桜は切らずに置いてあるので春には華やかに里山を彩って居ます。
里山を針葉樹だらけにするのには抵抗が有りますが、適度な混植は必要だと思います。
里山での植林のメリットは、山が奥深くないので管理し易く切り出し易い事だと思います。
切り開かれた部分にはまた新たに、春先にはワラビ等が顔を出す事でしょう。
高速道路沿いのこの道は車も人も殆ど通りませんから、
両脇からコマツナギ等の雑木がせり出しています。

アカメガシワも背が高くなって花を一杯咲かせています。


地面にはその花の残骸が一杯落ちています。
この道路のお手入れは年に数回程度だと思われます。
花を終えて山栗の小さな赤ちゃんの実が上から覗いています。

この様に小さな実の時期に見るのは初めてですが、
栗の木は伐採せずに置いて貰いたいものです。
散歩も後半になって大きな溜池に出て来ました。
池沿いを歩いていますと水面上に今までと違った景色が感じられました。
じっくりと観察しますと水面上に釣り糸の様なものが長く対岸に引っ張られています。
それも何本もが交錯しています。

少し離れるとその様な糸が張られているとは全然気が付きません。

以前当ブログでも紹介させて頂きましたが、
この池の対岸で糞害により樹木が真っ白になっていました。
また、糞害で水質にも影響を及ぼしているのかアオコが発生し易くなっていました。
その様な状況で水鳥対策として近づけない様に糸を張って有るのかなと思いました。
鵜等の大きな鳥は居なくなりましたが、
ツバメはそんなの関係ねぇーとヒラヒラと糸を避けながら水面を飛んでいました。
水鳥の居る風景も良いものですが、
お手入れの入れ具合も難しいものですね。
そう言えば、この溜池に居たカワセミなんかは上手く飛べるかな?
頭のボサボサを短くするとそれだけで気分が良くなります。
曇り空ですが、少し足を延ばして一人で散歩に出かけました。
オイラも昔はそんなとこまで平気で爆走していましたが、今は長距離は無理です。
高速道路越えの高架橋から南側の山の斜面を見ますと、
オイラと一緒で虎ガリになっていました。

低い山ですから頂上付近まで雑木を縞模様に伐採して有ります。
里山は、昔は人が薪用に間伐したり、きのこや山菜を採ったりしていたので、
小まめに手を入れて管理してきましたが、今は殆ど人が入りません。
手入れされていない里山を森林組合が補助金を得て植林しているのを見かけます。
この山も多分そのパターンでこれから植林されるのだと思います。
別の植林されているところを見ると檜が植わっていました。

植林の為に周囲の大木も全て伐採して有るのかと思いましたが、
山桜は切らずに置いてあるので春には華やかに里山を彩って居ます。
里山を針葉樹だらけにするのには抵抗が有りますが、適度な混植は必要だと思います。
里山での植林のメリットは、山が奥深くないので管理し易く切り出し易い事だと思います。
切り開かれた部分にはまた新たに、春先にはワラビ等が顔を出す事でしょう。
高速道路沿いのこの道は車も人も殆ど通りませんから、
両脇からコマツナギ等の雑木がせり出しています。

アカメガシワも背が高くなって花を一杯咲かせています。


地面にはその花の残骸が一杯落ちています。
この道路のお手入れは年に数回程度だと思われます。
花を終えて山栗の小さな赤ちゃんの実が上から覗いています。

この様に小さな実の時期に見るのは初めてですが、
栗の木は伐採せずに置いて貰いたいものです。
散歩も後半になって大きな溜池に出て来ました。
池沿いを歩いていますと水面上に今までと違った景色が感じられました。
じっくりと観察しますと水面上に釣り糸の様なものが長く対岸に引っ張られています。
それも何本もが交錯しています。

少し離れるとその様な糸が張られているとは全然気が付きません。

以前当ブログでも紹介させて頂きましたが、
この池の対岸で糞害により樹木が真っ白になっていました。
また、糞害で水質にも影響を及ぼしているのかアオコが発生し易くなっていました。
その様な状況で水鳥対策として近づけない様に糸を張って有るのかなと思いました。
鵜等の大きな鳥は居なくなりましたが、
ツバメはそんなの関係ねぇーとヒラヒラと糸を避けながら水面を飛んでいました。
水鳥の居る風景も良いものですが、
お手入れの入れ具合も難しいものですね。
そう言えば、この溜池に居たカワセミなんかは上手く飛べるかな?
虎刈りの山肌を見て、たしかに里山だなぁ~と感じました。
植林の樹種ですが、「費用対効果」となりますと、やはり針葉樹に傾くのでしょうか?
でも安い外国産の材木が輸入されるご時勢では不利ですが、50年先100年先には様子が変わっているかもしれませんね。
荒野を植林して樹林にするには仰言るように混植するのが一番のようですね。
そして長い年月で次第に広葉樹が優勢になっていくようです。
最終的にはシイ・カシ・タブの木などが残るようですね。
そうそう、先日初めて聞いた話ですが、アカメガシワの若い歯は天ぷらにして食べると美味しいらしいですね。小生は未だ試食してはいませんが・・・・。
あらゆる木や草が生え放題で、いっさい手をつけません。ですから一定の山道しか入れません。
高木が生い茂っていて、まるで樹海のようです。
鳥撮りも、決まった道しか歩くことはできません。道に迷って危険だからです。ところかわれば・・ですね。
そう、農婆は女を上げてきました。結構な料金がかかりますが・・・。 (^_^.)
よく手入れの行き届いた里山ですね。
豊かな自然に恵まれ環境も抜群ですね。池に張られた糸が水質を守るためのものとは・・。
確かに糞害で池の近くの木が白くなっているのを見かけますが、野鳥も住まわせてやりたいですね。
私は、野山を元気に駆け回っている燦クンの印象が強いので、今はもうそれができなくなったという記事で、改めて燦クンの事を考えました。
勘九郎とほぼ同年代でしたよね?
何だか、ブログを始めたばかりの頃の事を思い出して、しんみりしてしまいました。
適度に人の手が入って長くお付き合い出来る様になればと思います。
段々と温暖化していますので、50年後100年後は広葉樹が亜熱帯雨林になっているかもしれませんね。
里山での食材は探せば色々と有るのかも知れませんね。
カラスノエンドウの天麩羅も美味しいらしいです。
程良く明るい林を歩いてバードウオッチングなんか出来たらいいですね。
これも里人の知恵、質素倹約、ボンビー気楽、他山活用、意味不明・・・
という様なスッキリとした頭になります。
溜池の件は自然との付き合い方の難しさが出ていますね。環境保全、景観重視、自然保護、人と自然とのバランス等々ですね。
最近は犬用の皇潤をサプリとして毎日一粒頂いているが、これも個犬の感想じゃによって効いてる様でも有りまあそこそこ散歩に行っています。
気持ちは爆走していますが、何分足腰が付いて行かず腰砕けになることも有ります。
最近では横たわる裸犬のポーズが様になっています。
若い人達が、IT産業などばかりに目を向けるので
日本は農業・漁業国だったのが、変化してしまって
山野の仕事などには若い人手が足りないのでしょうか?
マキのお地蔵さんの話、夫に聞きましたら良く知っていました。子供の頃食べたこともあるようです。
夫も男の子の時代があったんだなと。最も
昆虫少年だったから、あちこち山の中などウロウロしていたらしいから、町育ちにしては植物や樹木なども
事も知っているようです。私は我が家の垣根にもマキはあるのに、気も付きませんでした(苦笑)
環境保全は必要ですが、ボランティア的にそれだけやっていたのでは産業として食べていけません。従って林業に就労する若者も少なくなっていきます。
地方の行政では、この様な里山での未来像を描き切れなく、知力、財力、行動力が欠如していると言わざるを得ないですね。
偉そうな事を言ってますが、里山をこよなく愛するが故です。
ご主人も子供の頃はすっかり男の子してたんですね。