廃材の季節

こちらは幸い豪雪地帯でもないですし、雨風が無ければ外での作業もやろうと思えばやれます。
しかし最近はPM2.5等という訳のわからない物が飛来して屋外作業にも注意が必要になってきました。
いやいや困った世の中になったもんだ。

畑作業もそろそろ手をかけないといけなく草刈も有りますが中々動き出すにはヨイショがいるみたいです。
そんな折、ウッドデッキから地面に下りる処の燦囲いの竹が大分傷んで壊れて居るのが気になっていました。
そろそろやり替えないと工合が悪いぞとリニューアルすることにしました。

今回は竹では無くってもう少ししっかりしたものと、
裏の大工の平っち倉庫周辺に置いてある廃材を利用することにしました。
廃材はイイデモノがあった時には了解を得て少しづつ集めて有ったものです。

この様なスノコ状の物が２つと障子か襖の枠組みだけのを２個程を主に利用することにしました。
スノコ状の物はそれぞれ扉と囲いの東側にそのまま使うことにしました。

防腐剤も兼ねて塗料をざっと２度塗りしました。

そして一番肝心なのは、
以前は孟宗竹の太いのを地面に突っ込んで埋め支柱にして有ったところに、四角て太い支柱を如何にして立てるかです。
平っちに長さ1.2m位の柱の端材がないか確認してみました。
倉庫内を見渡しても丁度長さが1.2mの柱は有りませんでしたが、同じ太さで短いのが何本かありました。
平っちはこれを繋げばいいと言って２本一組の支柱を２セット作ってくれました。
木材を繋ぐ表札みたいな金物をホームセンターで買って来て接続しました。
それをそれぞれ裏側表側計2箇所に固定して接続しました。

地面を掘って下にコンクリートのタイルを置きその上に支柱を載っけて周囲をセメンで固めるやり方です。
地面は山土であまり深くは掘れませんからなるべくグラつきの無い様にしようとしました。
もう、オイラはそんなに囲いに体当たりすることもないからそれ程ガッシリとした強度は要らないけど、
風で直ぐに吹っ飛ぶようでは困ります。

案の定手前側の支柱は深さも浅くセメントも少ないのでグラつきが有ります。
こちらの支柱には扉を蝶番で取り付けるのはやめました。
そして下側を補強してセメントももう少し高く塗り固めようと思っています。

さて囲いの一番長い所には、
障子か襖の枠組みを利用しましたが一枚だけでは長さが足りませんので必要な長さを継ぎ足しました。

いわゆるサンドウイッチ工法です。
これだけでも十分強度があります。
取りあえずは様になった囲いが出来上がりました。


話は変わりますが、
年末のお遍路の時に高知の道路脇に書かれていた標語が結構頭に浮かんできます。
「活かせ・ブレーキ、殺せ・スピード」
何となく含み笑いを生じつつ、何故だかじわじわと効いてくる言葉です。

そして、
「活かせ・廃材、殺せ・汚染」