里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

凍る日

2011年01月29日 | 
朝家の周辺を見ますと何やら白い物が点々と落ちてる様に見えました。

全体的に雪が積もっているとか霜が降りてるとかではありませんでした。

良く見ますと枯れたサルビアコクシネアの株元の辺りで幾つか白い塊が見えました。

さらに近づいて見ますと株元の茎のところから飴細工のような白い塊が巻き上がっている様でした。

地面には霜柱は無く、他の植物にはこの様な白い塊はついていませんでした。

これは何だろうと調べてみますと、
茎から水分が氷結して霜柱の様になったものだと分かりました。
シソ科の植物でこの様な現象が起きることからそのものズバリ「シモバシラ」と命名されたものがあるそうです。
サルビアコクシネアもシソ科ですから出来たんですね。
午前10時頃には消滅していました。

地面近くも凍り、空気も冷たいのでこの様な現象が起きるのでしょうね。

外で居る野鳥達は寒いとか言っていられ無くって毎日食べていかなくってはいけません。
少しサービスをしてあげる事にしました。
直ぐ裏にハッサクの木が2本ばかり植わっていますが、
小鳥達には実は硬く外から突いて中身を食べる事が出来ません。
そこで実を半分に輪切りにして半分ずつを枯れた紅葉の枝に実を上にして刺して置きました。

早速、ヒヨドリやメジロが何回もやってきては中身を突き出して食べています。
ハッサクは主にこの2種類が食べていますが、
近くにはジョウビタキ、シジュウガラ、アカハラ、ツグミ、キジバト、モズ等を毎日見かけます。
鳥達は寒い時期、里山に多く集まってくるんですね。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 廃材倉庫 | トップ | 天日干し »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ha-chansan さんへ ()
2011-02-01 17:05:20
飴細工みたいで綺麗でしょう。
暖かくなると直ぐに消えますがしばしのアート見物です。
>私も見てみたいな~
サルビアコクシネアを庭に植えてみたらどうでしょうか。こちらよりかはそちらが寒いでしょうから見えるかも知れませんよ。

ブログは疑似体験の宝庫ですからね。
いいですね。
返信する
びっくり (ha-chansan)
2011-02-01 15:37:11
太目のチロリアンテープを枝に絡ませたみたいですね。
こんな霜柱があるんですか?
私も見てみたいな~
できる植物が限られているんですね?
やっぱり、ブログって色々な珍しいものが見られたり、知ることができて良いな。
返信する
Naoko さんへ ()
2011-01-31 16:53:18
昨日は雪雲が次から次へとやって来て雪を降らせていきましたが、平野部では真っ白に積もるほどではなかったです。
でも寒いことには違いありませんでした。
雪国の人々は大変だなと思いました。

氷の華として眺められる内はいいですね。
感謝感謝です。
返信する
Unknown (Naoko)
2011-01-30 21:05:06
>茎から水分が氷結して霜柱の様になった

寒いんですね~四国も
でもなんかステキですね。
白いお花みたいです
こちらも今日は雪がちらつき寒かったです~
返信する
polo181 さんへ ()
2011-01-30 11:44:07
正しく氷の華みたいで綺麗ですね。
自然現象は時には見事な芸術を見せてくれるから毎日毎日見逃せないですね。
本当に寒い日が続いていますね。
今日もそのお陰で氷の華を見せてもらいました。

冬以外ではあまり見かけない鳥達が里山の裏庭に現れて、色んな表情を室内で居ながら見せてくれるので寒いこの時期でも楽しいですね。
返信する
ぶちょうほう さんへ ()
2011-01-30 11:36:16
本家本元の「シモバシラ」というのは見たことありませんが、シソ科植物は里山でも多く見かけますね。
でも青じそとか赤じそとかにはシモバシラは出来ないようですね。茎がちょっと太いからでしょうか?
それに比べればサルビアコクシネアはかなり茎が細いですから丁度出来やすいのかもしれませんね。
こちらでもこの様な現象はこちらに住んでから始めて見ました。本日も寒いですから「シモバシラ」が咲きました。

ヒヨドリは身体がメジロよりかは大分大きいですからね。既に我が物顔でバンを張っていますよ。
結構食欲は旺盛で一日で2個位は食べてしまいますね。
返信する
燦さん、こんばんは (polo181)
2011-01-29 21:42:38
これは霜柱ではなくて氷華と呼ぶものちがいますか。どこかで読んだことがあるような、ないような、あいまいな記憶です。汗
とても綺麗ですね。と、同時に、相当な低温だったということでしょう。
八朔は、この時期の野鳥たちにとっては貴重な食べ物です。すごく感謝したと思いますよ。
ただ、シジュウカラなどは、食べませんね。
猫はみかんの山で餓死をする の類でしょう。
返信する
お見事! (ぶちょうほう)
2011-01-29 21:03:45
燦様 こんにちは
見事なシモバシラ状態をしっかりと確認させて頂きました。
しそ科の植物では他のものでも見られることがあるとは話に聞いてはいましたが、本家本元の「シモバシラ」以外でこういう現象を見るのは初めてでした。
良いものを撮られましたね。こちらに伺い貴重なものを見させていただきまして感謝です。

八朔の輪切りは小鳥たちが大喜びですね。
この「餌場」を観察していると、きっとヒヨドリが縄張りを主張して、ここに食べに来るメジロを追い掛け回すようになるのでしょうね。
そんなことばかりを見ていて、ヒヨドリを段々可愛く思わないようになってしまいました。
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事