里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

流木流れ旅

2016年12月08日 | 
何時もポタリングで休憩している松原の海岸線は、
西側に700mと東側に800mの海岸が連なっています。
東側には松原は無く堤防の上で今、工事中で道を作って居ます。

西側には砂浜が有りますが、東側には砂浜は無くって段々になった堤防が続いています。
その一番下の段が恐ろしい事になっています。(表題写真)

秋の台風シーズンで木くず、竹くず、ゴミくず、流木等が、
堤防の下の段に打ち上げられてそのままになっています。
一人や二人でどうのこうの出来るレベルでは有りません。
人海戦術でトラック何百台で運び出さないといけないでしょう。

これは何とかせねばと里山一人立ち上がりました。
直ぐに疲れてしゃがんでしまうのが本来の姿ですが、
ここは一つ趣味と実益を兼ねて立ち向かう事にしました。

オイラん家には荷運び用の軽トラが有りませんので知り合いに半日借りました。
里山では軽トラは必需品なのですがねぇー。

今日ゴミは資源としても再利用されていますが、オイラの狙いは「流木」です。
流木は商品として買うと結構な金額で売られています。
今回、特に流木を拾って来てネット通販で売ろう等という、
ケチな目論見を持っていた訳では有りません。
純粋にお遊びで、ガーデニングのアイテムとして使ってやろうと思ったからです。

先ずは、海岸線沿いに800m歩いて目ぼしいものを見つけ出し、
一つ上の段に置いていきます。

その後、荷運び用の「おんば車」をがらがらと引こずって、
要所要所に置いてあった流木を回収していきます。


800m先の反対側へもある程度車が入って行ける事を確認したので、
そちらの方が近い物は反対側の先の方へ持って行きました。

細いの有り、太いの有り、ひねくれたの有りで、
どちらにしましても一度で全部は運べませんでした。
通算3往復位はしたでしょうか、結構働きました。

他人様がみたらゴミを集めて、
「なに、しよんなぁ」てな事になるのではと思われましたが、
一人でもくもくと海岸清掃をしていると思えば、
冷たい海風もなんのその、胸を膨らませ意気揚々と車に積んで里山に凱旋して来たのでした。

お昼から3時間ちょっとのイソギバタラキでした。
庭に戦利品のお宝を置いて、
これからどの様に使ってやろうかと舌なめずりしながら日の暮れるまで眺めていました。




名も知らぬ 遠き所から流れ着いた流木は、
これまた、名も知らぬ里山の庭にやって来て、
名も知らぬまま庭のオブジェとなりぬねの。



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2016-12-09 08:51:16
すごい流木ですね。処理はお疲れ様でした。素敵なオブジェになりますね。
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多摩NTの住人 さんへ ()
2016-12-09 16:59:57
こういうのは何処かワクワクする気持ちが無いと出来ないですね。
持ち帰った物はやはり意外と様になる場所というのが有って庭を彩るオブジェとして使えます。
寒い時期、ぼちぼちと作り込んでいく楽しみが有ります。
流木拾いは、単なる大木から古色蒼然としたものまで様々あるので見飽きません。
幸い近くで拾えたのでラッキーでしたが、その他大勢のゴミをどうするかは・・・行政はなかなか動かないのが世の常だから困ったものですね。
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おお! (ようちゃんばあば)
2016-12-09 19:34:43
ごみとみるか 宝の山とみるか…センス次第ですね。
それにしても すごいことになっていますね。
流木でよかったですね。
プラスティックなどもあるのでしょうね。
こまりますね。
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お芋さんは? (ぶちょうほう)
2016-12-09 21:13:10
燦様 こんにちは
こういう燃えるものを見ると、すぐに焼き芋を思いつくのは小生の「悪いクセ」。
さて、どの芋を焼こうか・・・と発展してしまいますが、近年は庭先でたき火することすらご法度の世の中になってしまいました。

そんな中で燦様のくわんがえたのは、なんとなんと、ゲージツ方面でしたか。
これなら今のところ人畜無害で、もしかすると大変なものができる可能性だってあります。

ところで拾い残した、名も知れぬ浮遊物の将来はどうなりますかね。
火力発電所で利用できないものでしょうか。
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Unknown (ひまわり)
2016-12-10 11:25:05
海岸凄い事になっていますね
これを掃除されたのかと思いました
お気に入りの流木のみだったのですね 
おんば車に乗っているもの 素敵じゃないですか?
後は燦さんのアイデアですね
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ようちゃんばあば さんへ ()
2016-12-10 16:17:32
さいゼンス。
海岸や河川敷の石ころもオイラにとっては宝です。
海岸のゴミは意外とプラスチック物は少なくって、殆どが木くず、竹くずが打ち上げられていましたが、中には消火器等とんでもない物もありました。
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ぶちょうほう さんへ ()
2016-12-10 16:29:39
都会と違って当里山地域では、あぜ道の草焼きや畑の草焼き等暗黙の了解で燃やしています。
もちのロンで焼き芋もOKとなります。
その分、火が近くの山裾に燃え移って消防署の出番も多いです。
ゲェージツは爆発だまではいかなくって、アートひっそりとやりよりまするぅ。
これが石積と一緒であ~でもない、こ~でもないと結構使い方に神経を使い、おもっしょいです。
流木による簡単な東屋等も面白いかもです。

ゴミを集めて処理をしないといけないですが、ここは行政の腕の見せ所ですね。
ボンクラ行政ではボンクラな事しかできないでしょうけどね。
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ひまわり さんへ ()
2016-12-10 16:36:05
これを一人で処理するなんて到底無理な相談ですね。
翌日、海岸近くをポタリングしていたら、同じ様な考えの夫婦連れが居て流木を物色していました。こういうのが何十人と集まれば大分ゴミも少なくなっていく事でしょう。

探しているとどれもこれもお宝に見えて全部持って帰りたくなりました。

もう既に幾つかは庭に配置いたしました。
段々と売れ行きが決まっていくのが楽しいです。
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