神佛の加護をいただく

神佛の
ご加護をいただくには・・・
密教修行を通じて体験したことを書き続けたいと思います。

諸行無常(しょぎょうむじょう)

2013年09月05日 21時04分46秒 | 秘密の教え・密教とは

生命のある私たち人間は この地球という現実の世界で 生きています。

人間以外の生き物も また 然りです。 これは否定の出来ない事実です。

この我々の住む 地球自体も 生きている存在です。

そして 移り変わっていくのも事実です。 一日一日と変化しています。

晴天の日もあれば 曇りの日もある。

雨が降る時期もあれば 雪の降る季節もある。

台風が発生すれば 勢いを増し やがて衰え 終息する。

時計も電池が続く限り動いて 時を知らせてくれます。

電池の寿命が尽きれば 止まってしまう。

腕時計。それもソーラー電波時計。便利になりました。

太陽の光を受けて充電されて 時を刻み続けてくれます。

使っていれば 傷もつき 故障もするかもしれない。

壊れるという可能性も秘めている。

我々の身の回りにある家電製品 次々と新製品が開発され

性能が良くなり 使い勝手が向上してと 進化しています。

省エネにも貢献してはいるが 使い続けていれば 古くなるし

性能も低下 使用に耐えられなくなると やがて壊れてしまう。

パソコンも進化していますね。十年ひと昔 過去のと 今のとでは

明らかに姿形も違うし 機能も充実していますし セキュリティも然りです。

自動車も その通りモデルチェンジが施され

スタイルも時代と共に変化しています。

燃費の向上 乗り心地 安全性 耐久性と

善い点ばかり目につくが 反面 リコール問題と不具合もある。

善い面もあれば 悪い面もある。長所があれば 短所もある。

形あるものは壊れる。事実 その通り。

赤ちゃん。可愛いですね。ハイハイ出来るようになり

おぼつかない足取りで歩けるようになり 二歳 三歳と成長し続けて行く。

言葉を覚えるようになり 幼稚園 小学生 中学生 高校生 大学生 社会人と

やがて親に成り 年老いて そして 死を迎える。

変化している。変化し続けている。

学校で歴史を学ぶ。過去にいろいろな時代があった。

その時代に生まれ 生きて 死んでいった人間が たくさんいた。

その時代に生まれ 歴史の表舞台で活躍した人間もいれば

その反対に ひっそりと歴史上知られることもなく

生まれ 生きて 死んで行った その他大勢の人間たち。

人の生き死にと同様に 時代も移り変ってきた。

東から日が昇り 西に没して行く 連続した現象が続いている。

が、一日として同じ日は存在しないのも現実であり 事実。

夜空には 満天の星空。中秋の名月。満月のお月さま。

宇宙。無限の宇宙。何となく神秘的な 未知の世界。

この宇宙も生きている存在。

そして 人間には 心があり 命があり 生きている存在。

それと同じく 宇宙にも 地球にも 心があり 命があるということ。

生まれたからには 必ず 死を迎えるという現実。

親死に 子死に 孫も死ぬ。死なないという例外はない。

これは必然の理。ものごとには理がある。

可愛いペット 動物 植物 昆虫 魚も

この世にある おりとあらゆる生命を持つものは やがて 死んでしまう。

人の世は 生まれ変わり 死に変わりしている 現象世界。

人間の身体も 日々新陳代謝している。

花の種を大地に播かなければ 花は咲かないし

条件があって 咲くまでには 時間を要する。

桃栗三年 柿八年。実を結ぶには時間がかかるということ。

休日 レジャーで出かける。目的地に着くまで 乗り物で行くことになる。

時間がかかりますね。自宅から遠くに行けば行くほどに時間を要する。

その反面 ケータイ電話。相手と話がしたい。

掛ければ繋がりさえすれば 通話可能になる。

便利機能満載ですが バッテリー切れには要注意。

テレビもスイッチさえ入れれば 見れるようになる。

そんなに待たなくても 映像が映し出される。

もちろん 条件が整っていればの話。

電源 アンテナ テレビ局等 それらに関係のあるものが

あるいは それらに携わる人たちが関係してくる。

どれかひとつでも欠けていたら どうなるのでしょうか。

自動車を生産するには 開発設計の段階から 数多くの部品が必要であり

生産ラインがあり 機械工具があり そこには働く人たちがいて

働く人たちの労力もプラスされ 順番に組み立てられて

やがて自動車として完成するに至る。

ガソリン エンジンオイル等 必要なものが 全て揃ってこそ

ひとつになってこそ ひとつひとつが支えあってこそ

自動車としての価値が生じて 生きてくるのです。

 

間も また 然りです。

 

以上 長々と当たり前のことを 書き連ねましたが

佛教の教えを 佛教語を使わないようにして

解りやすく 書き記したつもりです。 

合掌

 

コメント
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