神佛の加護をいただく

神佛の
ご加護をいただくには・・・
密教修行を通じて体験したことを書き続けたいと思います。

私たちは大日遍照金剛なり

2014年10月18日 12時29分27秒 | 秘密の教え・密教とは

 名は 体を あらわす

 実体は 真実在なのです。

 そして すべては 元ひとつの 同体であると・・・

 

 私たちは 太陽の存在を知っております。

 太陽の働きも知っております。

 太陽という実体 存在があり 太陽という文字があり

 太陽という言葉があり 太陽とに出して言うことができます。

 太陽というが を 姿を を あらわしているのです。

 太陽の働きに関しては 太陽というものを 理解すればよいのです。

 例えば この世に太陽という存在がなければ

 太陽という言葉も 文字も 声に出して言うこともできないし

 太陽の働きも 存在価値も 知ることができないのです。

 

 南無大日遍照金剛と 念佛を唱えることは

 大日遍照金剛という文字があるから 言葉があるから

 声に出して唱えることができるのです。

 私たちの眼では 大日遍照金剛さまの実体を

 お姿を ありのままに 見ることは できません。

 それでは 実体がないということになりますし

 大日遍照金剛という 存在自体ないことになります。

 が、私たちが 南無大日遍照金剛と 唱え続けることによって

 念佛の行を 続けることによって

 私たち自身が 大日遍照金剛と 成るのです。

 私たち自身が 大日遍照金剛という実体に 他ならないのです。

 これが 密教の教えであり 即身成佛の 教えなのです。

 

 密教の教えに関する言葉のなかに

 如実知自心(にょじつちじしん)という教えがあります。

 実の如く 自らの心を知る 本来あるべき自らの心を 知ることなのです。

 自らの本性 本質を見極めることを 意味しています。

 私たちは 大日遍照金剛さまの 『み心』 と 同一の心を

 私たちは有しているのです。

 私たちは 大日遍照金剛さまと 同じ生命が宿っているのです。

 大日遍照金剛さまの 『命』 と 等しい命を 私たちは頂いているのです。

 

 遍照金剛という無限の ひとつの生命を 等しく分け与えられているのです。

 私たちは 大日遍照金剛さまと 無関係な存在ではありません。

 このことを 悟れば 大日遍照金剛という 実体と成るのです。

 この世の すべての ものごとは すべてに 行き渡り

 すべてのものには 繋がりがあります。

 本来 元ひとつの 同体なのです。

 自分も 他人も 佛さまも 区別も 差別もないのが

 区別も 差別もない世界が 真実在なのです。

 

 これらの教えを 実証するために 修行するのです。

 これらの教えを 理解するために 念佛を唱えるのです。

 

 南無大日遍照金剛

 南無大日遍照金剛

 南無大日遍照金剛

 

 どうか このことを よく理解し 体験することが

 神佛のご加護をいただくことになるのです。

 

 ありがとうございます。 ありがとうございました。

 

 合掌

 

コメント
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